第二部 諸国激動
新米勇者
「今日はこのへんにしとこうゼ」
夕刻になって辿り着いたレイドラ領内の小さな宿場町で、狼人勇者ゲイルはホークにそう言った。
「なんでだよ。まだ行けるだろう」
「姫様がしんどそうな顔してるだろがヨ」
「あ?」
メイを見ると少々眠そうな顔をしていた。
「なんだよメイ。まだ夕方だぞ」
「うぅ……なんか昼間に変なことがあったせいか、妙に眠くて……」
「変なこと……まあ変なことではあったけどな」
「メイ殿はロバに乗せてしまおう。軽いからリュノ殿と合わせてようやくジェイナス殿と同じくらいの荷だしな」
「だから体は疲れてるわけじゃないんだってば……ただ目とか頭が……くー」
「歩いたまま寝るな! 器用な奴だなホントに!」
寝たまま歩いているとは言ってもだいぶフラついている。
道は整備されているといっても、ただ歩きづらくないよう
と、ホークが抱き止めたところでメイの髪の色が金色に変わる。
「……っっ!? え、えっ、ひぇえ!?」
「メイ?」
「ちっ、違います!!」
いきなりホークを突き飛ばして後ろに転がるメイ。いや、ファルネリア。
「かっ、仮にも女の子相手に、き、気軽にそんなっ」
「……フラフラしてりゃ普通は支えるだろうが」
ホークは微妙な顔で、異様に慌てるファルネリアに反論した。
「なんだよ、メイはそんなに寝坊助じゃなかったぞ。これもあんたのせいか、姫さん」
「た、多分そうだと思いますけど……私も人格を飛ばしたのは初めてなので、移り先にどういう変化が起きるのかはまだちょっとわからない感じで……」
「だとしたら早いとこ把握してくれ。頼りになるのはメイとロータスだけなんだ。そう頻繁に使えない状態にされたら何もできやしねえ」
「おいチンピラ。俺たちは無視かヨ、ええッ?」
「絡んでくんなバカ。俺は男とベタベタする趣味はねえ」
「誰がバカだとォ!?」
迫ってくるゲイルに辟易する。
そのゲイルをマリンが体当たりするように止める。
「ゲイル! いい加減にしなさい! 私たちは数に入っていなくて当然でしょう!」
「どけマリン! 俺ァこういうロクでもねえくせに口の減らねえチンピラ大っ嫌いだ!」
「奇遇だな。俺も怒鳴れば偉いと思ってる脳筋バカは心底嫌いだ。とっとと失せろ」
「なんだとクソがァ! 勇者に向かって!」
「ゲイル!」
宿場町の往来で魔剣を抜こうとするゲイルと、必死にそれを押しとどめるマリン。
「だいたい何でお前らついてきてんだ。別行動しろ。俺らは用ねぇんだよ」
ホークはシッシッとばかりにゲイルを手で払うジェスチャーをしてみせる。
が、ファルネリアがホークを宥める。
「彼らも途中までは連れて行ってあげて下さい。この二人は特に新米なのです。それぞれ修道会と騎士団の出身であまり世慣れてもいません。もはや数少ないロムガルドの勇者が、こんなところで路頭に迷ったら悲惨です」
「もうロムガルドもそんなに遠くないだろ。よほど方向音痴じゃない限り帰れるだろうが」
「いえ。マリンは王都アルダールで、ちゃんと地図を渡して使いに行かせたのに迷子になったことが四回あります。ゲイルはもっと駄目です」
「姫様!?」
「俺の方が駄目ってどういう事だヨ姫様!?」
「あなたは人の話をすぐ忘れるからです。余計な寄り道をして満足して、頼んだ仕事を忘れて帰ってきたことが何度もあるではないですか」
「そんなには忘れてねェヨ! たまにしか!」
新米の上にそんなボケた連中なんて、仮にも王族の親衛隊に登用して本当にいいのだろうか。
ホークは改めてロムガルドの人材不足を感じ、それに付き合ってきたファルネリアが気の毒になる。
「苦労してたんだな……」
「……正直、第四隊はずっとリディックと二人でやっていたようなものです。ロータスは私だけの直属というわけではありませんし」
「そうなのか?」
ロータスに振ると、彼女は少し気まずげに頷く。
「う、うむ。色々と複雑なのだが……こう長く仕えているとな、優先順位を決め辛い相手や仕事も多い。時には王から直々の下命が転がり込んできたり、姫が生まれる前から続いている長期計画に首を突っ込んだり、な」
「長生きすぎるのも面倒臭そうだな」
「短命よりはいいとは思うが、人の世にあってしがらみからは逃れられん」
軍事大国の姫君とあれば、組織力も充分にあるのかと思っていたが、姉には殺意を抱くほど疎まれ部下にも恵まれず、だいぶファルネリアの環境は心もとない。
「マリンはそれでも頭は悪くないのでまだいいのですが、ゲイルはちょっと……この状況では放っておくわけにもいかないのですが、使いようが」
「姫様ァ! こちとら戦うのが本業ですゼ! そっちで評価してくださいヨ!」
「……強いか弱いかといえば……本当に弱いですし」
「えええ!?」
目を逸らしながらも意外とはっきり言うファルネリア。
うすうす感じていたが、どうもアーマントルードの言う「完璧な聖人妹」像には程遠い毒がある気がする。
「そんなに弱いのか……」
「私やロータスはもちろん、勇者ならずとも……ある程度魔剣への対処を知るベテラン騎士なら、普通にゲイルもマリンも一騎打ちで倒せると思います」
「……そんなか」
魔剣使いなら少しは護衛として使えるかな、と思っていたところだったのだが、だいぶホークの中で勇者二人に対するお荷物感が上がっていく。
マリンは治癒魔術を使えるから多少イレーネの抜けた穴を埋めることはできるが、このゲイルはうるさいわ頭が悪いわ弱いわで、本当にどうしたものか。
「それでもチンピラ野郎に馬鹿にされるほどじゃねえゾ! っていうか俺はお前がデカいツラしてるのも気に食わねえんだ、勝負しろや黒いの!」
ゲイルはロータスに指を突き付ける。
「……やれやれ。ここは街の往来だ。やめろ」
ロータスは大人の対応。
「お前、すごいナメられてる?」
「幾度か顔合わせはしていたが、実際に私の腕前を知るのは姫とリディック殿くらいだ。若い勇者が多かったので気付いているとは思うが、第四隊が今の編成になったのはほんの半年前だからな。互いに手の内を見せあう機会も多くない」
「ゲイル。ロータスはリディックとも互角以上に渡り合える手練れです。恥をかくだけですよ」
ファルネリアに言われてもゲイルは納得しない。
「そもそも姫様の入ってるその小娘も! そっちのクソチンピラも! 俺をバカだバカだってナメくさりやがって! レヴァリアなんて小国の貧乏パーティごときがなんだってんだ、俺はこないだの小娘のアレにだって納得してねえゾ!」
「……まだ恨んでたのか」
ファルネリアと初めて会った時に、メイに殴られかけて拍手されたことが、よほど腹に据えかねているらしい。
「……街に宿を取る前に、少しゲイルには『お話』が必要なようです」
ファルネリアは溜め息をついた。
街を離れて人目のない空き地に向かう。
そして、ゲイルとマリン、ロータスとファルネリア……金髪メイ、という二人組で向かい合う。
「ロータス一人で充分とは思いますが、私もこちらで。魔剣が使えるのか、メイさんの体がどんな性能なのか……試してみたいので」
「えっ……あの、どういう?」
マリンが恐る恐るという顔で趣旨を尋ねる。
「試合です。一太刀当てられたら終わりの通常訓練規則通りに。試合後のウーンズリペアはマリン、あなたにお願いします」
「……え、ええっ、私は別にこのバカと違って……」
「やるゾ、マリン! 王国勇者ともあろう俺たちが、弱い弱いとバカにされっぱなしでいいわけあるかヨ!」
「私はあなたと違って神官が本業だからそんなのいいのに! このバカ!」
マリンは半泣きになっていた。
「『フレイムスロウ』だと周りに迷惑ですから、それ以外の剣を使うのですよ」
「チッ」
ゲイルはしぶしぶ腰の剣を置き、ロータスに差し出された魔法の鞘から「エクステンド」を受け取る。
「あのクソチンピラは混ぜなくていいんすかネ」
「ホーク様は……」
「ホーク殿は別格だ。やめておけ」
ロータスがただの黒刀を手にしつつ、静かに警告する。
「私やメイ殿、あるいは姫も含めて……ホーク殿はその気ならこの場の全員、文字通り一瞬で皆殺しにできる御仁だ。性質上、手加減はしてもらえんぞ。どうしてもというなら、私に勝てたら挑むがいい」
「……ロータス?」
ファルネリアは少し不思議そうな顔をした。ホークの“盗賊の祝福”を、彼女は知らない。
メイが眠っている今は、ロータスだけがその事実を知るのだった。
ホークとしても秘密の安売りをするつもりはない。木にもたれて静観する。
「姫はどの剣を?」
「使えるかどうかわかりませんが……『エアブラスト』を貸してください」
ロータスに鞘を差し出され、魔剣を手に取るファルネリア。
「完全にハンデマッチですね……ただの刀と、『エアブラスト』ですか」
マリンが呟く。対するマリンは短剣型の魔剣を抜いていた。
ゲイルは意気軒高だった。
「こっちも俺の『フレイムスロウ』がねぇんだ、まだまだ100%じゃねェゼ!」
「こんな街の近くで、魔王軍相手でもなしにドカンドカン爆発させる気なら、あなたの勇者の資質を疑うわ」
「や、やらねぇって言ってんだろヨ!」
ファルネリアはホークに顔を向けて、声を高めた。
「ホーク様、合図をお願いします」
「……ほらよ」
ホークはその辺にあった木の枝を取り、四人の方に投げる。
それが地に落ち、カラン、と音を立てた瞬間に、戦いは始まる。
「おおおおおおおォォオオオ!!」
ゲイルが雄たけびを上げてロータスに挑みかかる。
振り上げた「エクステンド」を、振り下ろす瞬間に20フィートまで最大伸張。
……だが。
「貴殿は本当にバカだな……」
間合いは明らかに近すぎる。10フィートも伸ばせば十分届く。
ロータスは僅かに身の位置をずらして斬撃をかわしていた。
ゲイルは伸ばしたままの剣を振り回してロータスにもう一撃見舞おうとするが、伸びきった剣など大した脅威ではない。
本来、剣というのは切っ先で斬るか、あるいは腹でも押す、引くなどの縦方向の動きがなければ威力が発揮できない。伸びきった刃物の軌道などかわすまでもなく、手持ちの固いもので適当に防げば有効打になどならないのだった。
「『エクステンド』は出力調節の難易度は最低クラスだというのに。全く成長していない」
ロータスは刀で適当に「エクステンド」をしのぎ、ギャリギャリと刃の上を滑らせながらスタスタとゲイルに近づく。
「まだまだァ!」
ゲイルは剣を改めて横にバックスイング、そして自ら大きくバックステップして距離を作りつつ、長い魔剣の中央を支点に風車を半回転させるような形でロータスに斬りつける。
少しは長い剣の形状を考えた動きといえるが、そもそもそんなに全力で伸ばすな、とロータスは言っているのだ。
「これ以上呆れさせるな」
ロータスは深追いせずに数歩分下がってそれをやり過ごす。
すぐに「エクステンド」の限界が来て剣の長さが元に戻り、ゲイルは舌打ちをする。
「『フレイムスロウ』なら一撃で決まってたのにヨ」
「…………」
ロータスはげんなりした顔をする。
マリンとファルネリアの方はというと、マリンは短剣型魔剣を構えたまま、ファルネリアの出方を待っている。
ファルネリアの方は、手に取った「エアブラスト」を見つめ、そして微笑んでいた。
「なるほど。……今の私でも、やれそうです」
「姫様……」
「来ないのですか、マリン」
「姫様が強いことは知っています」
「本調子でない、六つも年下の小娘に最初から白旗では、それこそ笑いものです。あなたを勇者と呼んだ民の期待に応えなさい」
「……行きます。お覚悟」
マリンは魔剣を構え……発動。
瞬時に彼女の周囲に六本の複製短剣が生まれ、次々に蛇のような軌道でファルネリアに飛ぶ。
(あんなのもアリかよ!)
ホークは内心で驚いた。
それに対するファルネリアは……剣を引きずるように背後に切っ先を向け、ボッ、と音を立てて、「飛ぶ」。
「えっ!?」
いきなり目標を見失ったマリンは、魔剣から生んだ分身を次々地に突き立ててしまう。
刺さった端から魔剣は消滅。
そして、ファルネリアは空中を爽快に飛んでいた。
メイ由来の体重の軽さと強靭な脚力が、魔剣の「風」を使ってのいきなりのテイクオフを可能にしていた。
「マリン! 行きますよ!」
そして、空中で再び剣から「風」を吹かす。
マリンとは逆に向けて差し出した剣はすぐに推進力でファルネリアを引きずり、彼女は魔剣を両手で掴み、胸元に抱くようにして空中姿勢制御する。
空から襲い来る一撃。あまりにも速く、あまりにも予想外の角度。
マリンは再び魔剣から複製を生み出して飛ばすが、狙いが定まらずに全てかわされ、ファルネリアは勢いがついた時点で魔剣の推進を切って空から剣を振り下ろす。
ザシャアアアッ、とファルネリアの着地が地を滑り、マリンの肩が一筋裂けていた。
「くっ……!」
「入りましたね。私の勝ちです」
「『エアブラスト』で空を飛ぶなんて……っ!」
「何故できないと考えていたのですか?」
ファルネリアは立ち上がり、にっこりと笑う。
「だから私はこの魔剣が好きなんですよ。伊達やハッタリで持ち歩いていたわけではありません」
「元の姫様も飛べたのですか……?」
「これほど素早くは飛び上がれませんでしたけどね。メイさんの身体能力です。……本当に凄い。さすがはレヴァリアの、最新の……」
ファルネリアはそこまで言って、パタンと倒れる。
「え……姫様?」
「……う、うー……なんなのよ、もうっ……」
そして、立ち上がった時には髪は銀色になっていた。
「てっめぇ、手加減してやがるのかヨ! 本気で打ってきやがれ!」
「貴殿こそもっと必死でやったらどうだ。私は魔剣を握っていない。そんな伸ばしたり引っ込めたりせんでも勝負はできるぞ」
ロータスとゲイルは散発的に剣を打ち合わせている。
ロータスが白けてあまり本気でやっていないのもあるが、ゲイルもあまり積極的に攻めていない。
「だから貴殿は弱いのだ」
「あァ!?」
「口だけは威勢がいいが、相手の力や覚悟を感じ取るとすぐに委縮する。狼人族特有の本能的危機管理なのかもしれんが、それを克服できないようでは、いつまでも弱い者イジメの下っ端で終わるぞ」
「い……言ってくれるじゃねえかァ!」
「叫んでいる暇があったら狙え。斬れ。私はここだぞ」
声だけは激高しているが、相変わらずゲイルは攻め立てられない。
ロータスとの力量差を思い知らされているのだった。そして、自分でも気づいていなかった精神の脆さも。
いつまで経っても終わらない。ロータスは仕方なく、わかりやすい一撃でも入れてやろうと構えを変える。
そこに、メイが……銀髪に戻ったメイが無造作に近づいてきた。
「ひめ……メイ殿!?」
「よくわかんないけど殴っていいんだよね? お姫様そうゆってたし」
「な、なんだァ?」
金から銀に戻った少女の姿を見て、ゲイルも困惑する。
そのゲイルに対し瞳孔を一気に細め、「狩る」肉食獣の顔になるメイ。
本能に勝てない青年と、本能を完全に操る少女。
両者の間に一気にその差が現出する。
「あんまり面倒臭いこと言うようなら……ボッコボコでいいってさ」
ス、と手刀を構え、拳を引くメイ。
その威圧感に、勝手に尻尾が丸くなるゲイル。
「ひっ……」
「はい、終わりだメイ」
ホークはそのメイの肩に手を置いて、やめさせる。別に特別な力なんか見せない。
もうゲイルは自分が弱者だと思い知っている。その雰囲気を見て取ったのだった。
「剣で一太刀ならともかく、ぶちのめすのはあのマリンって奴が可哀想だろ。治癒魔法だって手間かかるんだ」
「……ホークさん」
「どう見ても負け犬の目だ。もうやめてやれ。こいつをこれ以上ヘシ折っても誰も得しない」
「な、なんだとォ!」
まだ吠えるゲイルを相手にせず、ホークは試合の終わりを宣言する。
「はい終了終了! 味方同士で暴力はもうやめだやめ! 満足したんだろ、テメェも。それともまだロータスとメイ相手に勝つつもりか? 相方はあっちでセクシーシーンだぞ」
「なっ」
「何言ってるんですか! ゲイルも何反応してるんですか見に来ないでください!」
マリンは自分の斬られた肩を治療するために、藪の中で下着姿になっていたのだった。傷口に服やゴミなどが噛んでいると治療がうまくいかないので、肩や胴体のような場所はほぼ半身裸になって治療せざるを得ない。
それで雰囲気が弛緩したおかげで、ようやくお開きのムードになったが、ゲイルは背を向けたホークに低く囁く。
「……確かにこの黒い奴や姫様より俺は弱ェかもしれねぇ。だけどお前にはまだ負けてねェぞ、チンピラ」
「俺に負けるってことは死ぬってことだからそれでいい。俺はほどほどに負かすって真似はできねえ」
「……胡散臭ェな」
「盗賊だからな。信用しろとは言わねえよ。だが俺たちの邪魔はするな。……お前の生き死によりずっと大事なんだ。俺のやらなきゃいけねぇことは」
「チッ……ムカつく奴だ」
ゲイルはそう言ってふらりと離れる。
ホークも鼻息で応じてから、これが本来の「勇者」との距離感なんだろうな、とも思う。
盗賊は、正義の味方ではない。眉をひそめられて当然だ。
「あいつが一番、マトモなのかもな」
そういう他人を許容して、陰で生きていくべきなのだ。盗賊というものは。
宿に向かう仲間たちを追いながら、改めてホークは自分のいるべき世界、戦いの終わった後に戻るべき日常に思いを馳せた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます