マイナスにマイナスを重ねて奇跡
私の過去には宿命のように負の出来事が重なる事が何度かあった。
何でこんな時に!追い込むようにって。。でもその時いつも運命が急展開。。
そんな星も持っていたようです。。
傷病手当なしでお休み出来る期限が差し迫る中、体調は良好のようです。
依然、右目には古い血液のスダレが上から垂れてプヨプヨ右目前にユラリユラレテおりますが、それにも慣れました。。視野欠損が百%無くなってから見えるモノの歪みは残っています。しかし、両目で観た時にはまったく歪みは感じません。
先日大学病院の検診を受けました。
今度こそ根本治療が出来るようになっていてほしい。。
中心部の薄いけれど塊が無くなっていてほしい。。右目だけにして目をこらす。。。中心部に影があるようで。。無いようで。。
上川先生は又パソコンと睨めっこ。。で、すぐさま身をひるがえし、困ったようなお顔で「ちょっと目。。見せてください。」と私の目に眩しいライトをあてた。。
「治療はできませんね。。」とおっしゃった。。診察前、画像を撮った時、前にこの三つの影が無くならないと治療できないとおっしゃっていた画像と同じ画像検査。。でも三つの影が一か月前の五分の一程度の小さい粒になっているのを技師の方に「小さくなりましたね。。」と言うと「先生に聞いてください。」と言われていました。
私「治療できないって。。先生。。まだ影が残っているからですか?」
先生「そうでは無くて治療する必要性が無いです。」
私「でも、前のレーザーの時、見えてるところだけって全部治療していない筈では?」
先生「そうなんです。。でも治療が必要なところが見当たらない。。」
私「じゃぁ、やっぱり治療の必要が無かったのでしょうか?」
先生「ガスの治療したじゃないですか!」
{アレが。。治療だったんだ。。血の塊どかすつもりが拡散しちゃって最悪の状態です。っていわれたのが治療???ええ~~?違うでしょ!と思った。。}
先生「とにかくラッキーだったんですよ。」
私「でも、まだ右目だけで見ると少し歪んで見えてますけれど、注射の治療は必要ないんですか?」
先生「治療するほどの状態じゃないですよ!」。。
{???その治療をするために大学病院へ送り込まれる筈で大量出血しちゃって最悪な状態になちゃったんじゃなかったっけ???と思いました。}
先生「ところで北尾さん。この一か月どんな状態だったのですか?」
{まさか大学の科学の最先端の先生に「テルミー」(温灸)の話は無理だろうし根拠もないし。。}
私「一か月の間に三回くらい目がクリアになったんです。。」
{と言うと先生は身を乗り出してきました。}
私「でも、すぐに目玉がたこやきみたいにグリンってなるんですよ。。」
先生「たこ焼き?」
私「ええ。たこやき!で、目ヤニがいっぱい出て、気づくと上の方から黒いスダレがおちてくるんです。。で。。又目がクリアになって。。又たこ焼きみたいにグリン!で、目ヤニ、スダレです。これが全部で三回。。。今、スダレたれてます。」
と答えると。。先生はガックリ肩を落として
「やっぱり、ラッキーだったんですよ。来月もう一回見ましょう。。」
私「ラッキーだったんですね。。」
予約表を貰い会計に向かう時。。スキップしちゃいたくてウズウズ!。。
「奇跡」
起きちゃったのかも!。。。
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