新しい気持ちで。。でも血圧が!

新年が明けても宮本さんはまだ引継ぎの為毎日出勤してくださっていました。

新年会の催しは国定忠治という演目をやる事になっていて、新所長が忠治で私には子分の役でと言われましたが、私は、パフォーマンスばかりで駆り出されるのではなく、裏方に徹したいと願い出ていました。なのでカンペを出したり、音の調整役に回させてもらっていました。まだ、母親からの呪縛を手放せていないような気がしていたことが原因です。不思議と、その場でパッとやれるようなことは気分で出来るのですが、あらかじめ身構えてとなると、頭の中でモヤモヤが爆発しそうになり、自分がどうしたらよいか?パニックになってしまうのです。それでも、出勤すると体操だとかの担当者が私になっている事が多かったです。関本ちゃんからは宮本さんが北尾さんに乗り越えてほしいって考えてるんだと話していたと聞きました。

血圧は自宅でも計測し始めていました。平常時は140前後。。たまには130代。

しかし、今日は体操担当と知って、すぐに計ってみると、170とか?で、こまごました仲間からのハプニング直後、計測すると、210なんていう数値をはじき出したこともあります。又、細かい嫌がらせをグッと我慢すると、頭の芯の方がうずきだしたりも頻繁で、そんな時も200近い数値になっていました。言えば帰れと言われる。だから秘密にしていましたが、気になりだすと益々気になる。事あるごとに計測していました。何せ介護施設。。血圧計は多数あるのですから。。で、平常時は?140前後になるのです。

四人で交代の看護婦さんのうち、厄介な人は男性看護師さんだけでした。で年末親身になってくれた女性の看護婦さんの通常務める病院へ一月初のの平日休みの日に診察を受けに行きました。やはり140前半の数値でバン!と上がってしまう事に対処できるのは心療内科ではないか?と言われ、それでも、平常時をもう少し下げた方が良いのでお薬を始めましょうという事になりました。二週間後にもう一度。。と言われたのですが、月末の二週共と二月の一週目にセミナーに申し込んでいる事をつげると、一か月後でも大丈夫でしょうという事で次回は二月の初旬頃という事で一か月分の薬を処方していただき、その足で、心療内科を目指しました。で、自分で血圧が上がってるなと感じる時に飲んで構わないという安定剤と、常に飲んでもかまわない漢方薬を処方してもらったのですが、後に漢方薬が体に合わず、一月は安定剤と循環器科からもらうお薬でしのぎましたが、血圧は全く変わりませんでした。

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