お正月の会話

私の勤めるデイサービスでは三十一日~三日まで、殆どのデイサービスがそうであるようにお休みでした。

お休み中、旦那さんと色々話しました。

「君は、過去に歌や、ミュージカル、ダンス、そんな仕事をしていて、それに子供の頃から苦労して生き抜いてきている。だから人と同じことを言っても乗っかって伝わるモノが違うんだろうな~そういう意味でお年寄りとのコミュニケーションの取り方は非常に上手なのだと思う。でも、今までの君の様々な仕事姿を感じてきて、正義感が強すぎる。ああ言われたらこうしなきゃ、こう言われたら?されたら?って君は防御するために色々やって見せる。相手からしたら癪なんだろうな~。」「相手はね。文句を言いたいんだよ。理不尽でも何でも君に嫌がらせをしたいのかもしれない。でも、結果、君の方が上手を行ってしまうのだろう。。益々癪になる。」

私も反論しました。「やられっぱなしではイジメに発展するのでは?」と。。

「それも一理ある。でも細かいとこまで反応していたら、肝心な事が伝わらない。

こう言うことは、君にもみかたが居るように相手にもみかたが居る。でも必ず中立の人も居る。君は今耐えてる姿を見せればいいんだよ。そして一生懸命さだけアピールすればいい。そうすると中立だった人が君のミカタになる。案外首謀者の数は少ない筈。で、最後に寛容になって相手を嫌いにならない事。。僕はいつも、苦手な相手、厄介な相手とどう渡り歩くか?を考える。。だからアニメ界で僕は敵が一人も居ない。何かあったら駆け付けますって結構良い仲間に恵まれているんだよ。

それから、いつか君が言っていた。。。優しさは罪になる事がある。。そして優しさは甘さでもあるって。。でもね。。徹底的なやさしさは力になるし、武器にもなるんだよ。お年寄りに対してだけは今まで通り、誰に何か言われても貫き通しなさい。」でした。。

確かに細かい事に反応しすぎていました。新年からはもう少し大雑把になろうと思った。そして自費でセミナーに行こうとしている事は案外良い結果に繋がっていくのかもしれないと思いました。

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