大虐殺☆


 ピーーーー


「ん?ああ、お湯が沸いたのか。

 ……放送禁止用語かと思ったぞ」


 ピーーーー


「おまん」ピーーーー


「さてと、カップ麺食うか」


 ……ふぅ、美味かった。

 なぜお湯を注ぐだけでこんなに美味しい物が簡単にできるのか。

 謎だ……



「んで、火魔法lv.2で使えるようになったのが火炎爆弾ファイアボム火弾ファイアガンだな。完全に相手を殺しにかかってる呪文だな……

 当たり前か」


「ついでに、取れるスキルは全部取っておいて……。

 今回のレベルアップでは獲得できるスキルはあんま増えなかったな」


「にしても、退屈だなー。

 先生が死んだせいで学校休みに加えて

 自宅から出てはいけないしなぁ。

 あ、隠密使えばいいか」


「〈隠密〉」


「……いってきまーす」


 考えたら即行動!

 これ重要




「さて、かなりレベルアップして能力が結構あがったからな……。

 適当に殺るか」


 そういや、隠密のレベルが上がって益々気付かれなくなったな。

 銀行で金盗んでもバレないんじゃ……


 って、いっても別に買い物なんてしないし、友達少ないから遊ぶ金も必要ないからなぁ。

 おっと、目から汗が……(2回目)

 まぁ、必要になったら盗むかもしれないけどね。


「っと、これで2人目だな。

 少し力を入れただけで簡単に首折れるようになったな」


 でも、このままじゃ全然レベル上がらないしそろそろ大規模な人数を殺りに行きたいな。

 火爆弾は込めるMPによって威力が増減するみたいだから実験も兼ねてやってみるか……


「人が多い場所でやりたいな。

 その中に妖怪とか魔女的な存在もいたらなお良し。

 ……人が多い場所か、渋谷か新宿あたりかな、いってみよう」


 考えたら即行動

 これ重要(2回目)


 関係ないけど、電車乗るの久しぶりだな。家族で旅行にいったときぐらいか

 ……。まぁ、旅行と違って血生臭いことになると思うがな


 てことで、まずは新宿


「お?着いたか。

 んじゃ、行きますかね……」







「流石に緊張してきたな。

 昔、両親に誕生日プレゼントを買って貰う直前のような緊張感が……。

 てか、新宿って本当に人が多いな。

 ……酔いそう」


 ……まぁ、気を取り直して一発かましますか!


 火爆弾は最低でMP3 程度使ったけど、手榴弾くらいの威力があったし、

 今度はミサイル並みの威力を発揮してくれるのでは……。

 まぁ、手榴弾とミサイルの威力なんて知らないんだけどね。


 さて、それじゃあ


「〈火炎爆弾ファイアボム〉(MP250くらい)」


 ドガァーーーーン!!!

 ズガァーーーーン!!

 バコォーーーーン!


「oh……まじパネェ」


 爆風で吹っ飛んだけど、

 レベルアップしたお陰で軽傷ですんだ


「これ、レベル上がってなかったら確実に死んでたな」


 加えて周りがやばい。

 まさに、死屍累々って感じだな


「〈隠密〉」


 帰ろう。


 一気にMP消費したせいか、

 かなり気怠い感じがする。


 さらに、さっきから


〈ててててってー〉

〈ててててってー……


 すごい量のレベルアップの知らせが


「帰ってからがお楽しみだな」





「ふぅー。疲れた〜」


 どうでもいいけどビブラートが、

 かかったな。

 ……本当にどうでもいいな


「服がボロボロになっちまったな。

 もうこれ捨てるか。

 ……傷がもう治ってるし、

 人間離れしてきたな。

 まぁ、元々人間じゃないけど……」


「さてと」


 ブゥン


 ステータス

 name:田中次郎

 age:15 sex:男


 tribe: 妖怪人間(クオーター)

 cond:健康


 Lv:23

 EXP: 1112 NXT: 78


 MP: 2500/2250


 身体能力 :45

 器用 :50

 知恵 :30

 容姿 :16

 才能 :19

 話術 :6

 etc...


 LUC: 高


 スキル (スキルポイント : 26 )

 ステータス確認(詳細)

 隠密lv.4

 火魔法lv.3

 拷問術lv.1

 誘拐術lv.2

 短剣術lv.1

 暗殺lv.2

 一撃必殺lv.MAX


「半端ねぇな……。

 レベルの上がりも凄いが

 MPと一撃必殺スキルレベルの上がりも半端ない。一撃必殺はMAXまで

 一気にいったし」


 んで、獲得できるスキルが……


 獲得可能スキル

 爆裂魔法: 3

 虐殺: 5

 威圧: 2

 無差別攻撃: 5

 衝撃吸収: 1

 再生: 4

 回復魔法: 2


「おぉー、かなり増えたな。

 爆裂魔法とか、めぐ○んかよ」


 ……殺気⁉︎


「まぁ、全部一応取っておくか。

 虐殺とかすげえ物騒なスキルだな。

 確かにやったけども」


 そんでもって、こうなった


 ステータス

 name:田中次郎

 age:15 sex:男


 tribe: 妖怪人間(クオーター)

 cond:健康


 Lv:23

 EXP: 1112 NXT: 78


 MP: 2500/2250


 身体能力 :45

 器用 :50

 知恵 :30

 容姿 :16

 才能 :19

 話術 :6

 etc...


 LUC: 高


 スキル (スキルポイント : 2 )

 ステータス確認(詳細)

 隠密lv.4

 火魔法lv.3

 拷問術lv.1

 誘拐術lv.2

 短剣術lv.1

 暗殺lv.2

 一撃必殺lv.MAX

 爆裂魔法lv.1

 虐殺lv.1

 威圧lv.1

 無差別攻撃lv.1

 衝撃吸収lv.1

 再生lv.1

 回復魔法lv.1


「見づらくなってきたな。

 あとでどんな能力かチェックしておかないといけないな」




 

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