朝起きたらステータス画面が現れた件

ステータスについて考察してみる

　ステータス

　name:田中次郎

　age:15 sex:男

　cond:健康

　Lv:2

　EXP:3NXT:5

　MP:4/4

　身体能力 :8

　器用 :7

　知恵 :10

　容姿 :8

　才能 :13

　話術 :3

　etc...

　LUC: 普通

　スキル (スキルポイント : 0 )

　ステータス確認(詳細)

　隠密lv.1

「本当に多いよな項目。この際しっかり考えてみるか」

　性欲 : 15

　残虐性 : 10

　回復力 :10

　煩悩 : 20

　殺生 : 3

　貪欲 :30

「他にも色々あるけど気になるのはこの項目かな。よく考えたらステータス確認の詳細機能使えばすぐにわかるか」

　性欲…生物が生命を維持し子孫を残すために必要な欲求である。欲求を満たした場合一時的に低下する。数値の限界を越えた場合暴走する。

　残虐性…無抵抗な人、憎らしい人に不条理に理不尽にストレスを与えること。この数値が高まるほど、人格が歪んでいき最終的には暴走する。

　回復力…傷や病の治りの速さ。

　煩悩…人ならば誰しももっているが、高まるほど人格が歪んでいく。

　殺生…同族を殺した数。限界はない。

　貪欲…欲望の強さ。限界はない。

「なるほどな。暴走とか怖いな。

　あれか？サキュバスとかの魅了攻撃とかゲームによくあるけど……本当にありそうで怖いな」

　少し憧れるけど。

　……少しだけだよ？

「まぁ、レベルアップに関わらず何かと変化することがあるんだな。しっかり考えないと、俺みたいに特殊なやつから狙われる可能性あるしな」

　早めにレベル上げしないと危険かもしれないな。

「そして、今1番気になるステータスがこれなんだよなぁ」

　MP…マジックポイントの略称。

魔法系のスキルを使うのに必要不可欠である。

尚、回復は回復力のステータスに依存する。

「やっぱり憧れるよなぁ！

……でも、どうやって魔法系のスキルを覚えるんだ？相手を火炙りにして殺せば火魔法とか？

ありえるな。だが、なら何故スタンガンを使って雷魔法的なスキルを覚えられなかったんだ？」

確かに俺は、あの不良どもをスタンガンを使って気絶させたが……

「とどめは包丁だったな……。

なるほどな。次は魔法系スキルを覚えるためにも火炙りにしてみるか。

そうなると、水魔法は溺死させれば、

土魔法は……わからんな。

風魔法は多分原理とか雷とかと似てるから、多分大丈夫だろうし。

光魔法とか闇魔法とか無理じゃない

か？」

「この中では溺死が1番簡単だな。

明日、学校から帰ってきたら殺るか」

……残虐性が上昇してた

「溺死ってかなりきついらしいからね。仕方ないね」

やめる気は無いけどね( ^ω^ )

……残虐性が上昇していた