第7話
安健がパソコンに今のやり取りを入力していた。
気になって聞いてみる。
「どういう作品を、書こうと思ってるの?」
安健が顔を上げる、「えっと高校教師ものですね。生徒×先生です。両方最初からゲイっていう設定では簡易すぎるので、生徒がグイグイ先生にアタックしちゃう感じにしようかと思ってて。」
「今、プロット組み立てて、明日編集に持って行こうと思ってるんです。」
「ほー。まあ、リアリティーもそこそこに、腐女子の皆様へのサービス精神的な妄想力も必要だからね。」
「なるほど。」
「まあ、リアリティーな面のケアならいくらでも、俺が生徒になって、安健先生の事、襲っちゃってもいいし?笑」
冗談のつもりで言ったのだが、安健は顔を真っ赤にさせて言った。
「何言ってるんですか!子供だと思ってからかわないでくださいよ!」
「そんな剥きにならなくても、冗談だよ。」
俺は笑いながら言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます