琴線に触れて

@kkr1232

はじめに。

「琴線に触れる」という言葉があります。

人の感情、物事に「感動」する感情を琴の糸に比喩した言葉です。

琴は触れれば様々な音を奏で、音を広げるように、人の心も様々な事象に触れて広く深く揺れ動きます。

共鳴する、とまでは言いませんが誰かの音に触れ、私達の心はどの様に揺れまた奏でるのでしょうか。

これは、そんなありきたりな日常の一場面を切り抜いた、どこにでもある音を垣間見れる場所。コーヒーの匂いを嗅いだ様な、煙草の煙をうっとうしく思う様な、夕方の急な雨の様な、瞼を閉じた時の深い暗闇の様な、どこにでもある、ここはそんな場所です。

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