行幸
永時
明日の寂しさが拭えなくて
何処か捨て置かれたような感情で
振り返るなと言われても
明日を見ることが不安で
それでも窓を開けなければならない
だからこそ
きっと、と願う
願い一歩踏み出す
どれだけ次に繋がってくれるか
わからないけれど
いつかを夢見るしか
できないのだから
それを目指すしかないだろう
どれだけ寂しくても
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