まだ思うよ





いつになったら消えるのだろうか


この焦燥

あの焦燥

この喪失

あの喪失

この愛憎

この悲哀


自分が辛くないくらいには

過去を愛せたら


ああ何故

ああどうして

ああ、どうして


静かに静かに

湿原をかけるように

花々をなぞるかのよう


ゆっくりと

ゆっくりと

底の透ける川をなぞる


そうしたらやっぱり君がいないのを

理解できるはずだ





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