深い深い心内




衒うのではなく

閉じこもるのでもなく

いっそ鮮やかな深海

まるで冬の褪せた空気


いつかいつかと言っているうちに

こうしてまた独りぼっちに


されどされどと泣いては

椿を眺め遣る


歌うのではなく

語るのでもなく

これは辻褄の合わない

ただ一人分の懺悔

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