中篇~長編(短編以上)
「けもの」の本能/大上
作品名 「けもの」の本能
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882921926
作者 大上さん
https://kakuyomu.jp/users/k-mono_o-kami
ジャンル
関連性高。連載中。バトル。アニメ本編IF。
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作品紹介。
キャッチコピーは、
「――ボク、サーバルちゃんになら…食べられてもいいよ。」
巨大化が進んだ黒セルリアンが、突如爆散した。
ジャパリパークを真っ黒なサンドスターが吹き荒れる。
黒い嵐が過ぎ去った後のジャパリパークには、セルリアンよりも恐ろしい脅威が待っていた。
かばんとサーバルは、パークの危機を救えるのか。(概要より引用)
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感想&オススメポイント。
今、悲しくも荒々しい野生が産声を上げる――最高のアニメ本編IFがここに!
この作品は@SS10verさんからオススメしてもらいました!
ありがとうございます!
さて、紹介します。
「けもの」の本能です。
最初のページをご覧ください。プロローグです。
「食べないでください!」
「食べないよ!」
この懐かしいやり取りを思い出しているかばんちゃんのシーンから始まります。
が、なんと、かばんちゃんは今、まさに危機に直面していました。
そう。理性を失ったと思われるサーバルちゃんに、食べられようとしているのです。
衝撃的、かつ読者を引き込む見事なプロローグです。
さて本編ですが、この作品は、アニメ本編11話からのIF展開になっております。
キンシコウらハンターによって避難させられたかばんちゃんとサーバルちゃんまでは原作どおり。
超巨大セルリアンに苦戦しているハンターも、アニメどおりです。
が、その後の展開が驚きの連続です。
この超巨大セルリアン、アニメで軽く示唆されつつもそうならなかった展開。
「巨大になりすぎて自滅する」が、現実のものとになります。
そして、それは自爆と言っていい程の強烈な爆発となり、セルリアンを巨大にするに至った『溜め込んでいたサンドスターロウ』を爆散させて噴出させると言う、大惨事となりました。
その結果は……ご注目ください。
サンドスターロウの影響を受けてしまったフレンズが、凶暴化しています。
あの邪気の無く、優しく、楽しいフレンズが、他のフレンズに襲い掛かっているのです。
しかもジャパリパーク全域かと思うほどの広範囲にわたってその現象は発生しているらしく……
まさに非常事態。
凶暴化を免れたものの、襲われて怪我をするフレンズが続出し、まさにパークの危機を描いた作品となっています。
一体どうなってしまうのか。
どうすれば治るのか、どうすれば助かるのか。どうすれば……
連載中でありながら、アニメ11話から引き継がれたシリアスさが加速し続けたようなこの作品、物語がどう言う形で決着するのかが、非常に気になる二次創作となっております。
優しさが暴力に変わってしまったジャパリパークの危機。
この作品に足を踏み入れるときは是非、ご注意ください。
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登場キャラ
かばんちゃん
サーバルちゃん
ボス(ラッキービースト)
キンシコウ
ヒグマ
リカオン
アライさん
フェネック
タイリクオオカミ
アリツカゲラ
アミメキリン
助手(ワシミミズク)
アニメ本編に出たフレンズ(ほとんど全員)
and more......
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度数計測スター
凶暴度: ★★★★★
シリアス度: ★★★★★
続きが気になる度: ★★★★★
食べないでください度: ★★★★★
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作品名 「けもの」の本能
作品トップページリンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882921926
作品1ページ目リンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882921926/episodes/1177354054882922231
作者様ページリンク 大上さん
https://kakuyomu.jp/users/k-mono_o-kami
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追記
2018年6月の末。
この記念すべき長編作品が完結されました。
『「けもの」の本能』
作中でのタイトル回収も見事ながら、作品を通して伝わって来るテーマ性と、次第に明らかになる『騒動の正体』。
それらの全てが、けものフレンズを愛する方、動物を愛する方、地球の自然の中で生まれた『ヒト』と言う種である我々の心に突き刺さると言う、素晴らしい名作になっています。
かくよむちほーどころか、けものフレンズ二次創作の歴史に名を残す作品です。
是非是非、お見逃し無いように。
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