第27話殺戮祭り

「お互い敵だったんだね。」


ナギサは、僕に言った。


「向かってくるハエを振り払っただけだよ。」


ナギサは、勇猛果敢な勇者に見えた。


「てか、何で甲冑も着けないで全裸?」


「僕には軽い体が戦いやすいんだ。」


普通は、変態と呼ばれる人種に区分されて抹殺されるだろう。しかし、僕は種無し人間。失うものはない。


「似合う。」


「ありがとう。」


お互い離れた。


深夜ー


戦い疲れた僕とツカサはシャワーを浴びていた。


二人とも、返り血を流し落としていた。


僕は、まだまだ戦い足りなかった。

しかし、ツカサに止められて病室に戻った。


「どうだった?」


「楽しかった。」


ツカサの質問に僕は素直に答えた。


何ヵ所か小さな、かすり傷はあったが気にしなかった。


僕のあれを見てツカサも驚いていた。


そのまま二人はベッドの中で繋がった。


朝方まで休みなく続いた。

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