第26話初陣

僕は、最前線に志願した。


ツカサが必死に止めていたが、自分も最前線に志願した。


廃病院は、敵に囲まれた。


午前0時に威嚇射撃から戦いは始まった。


日本刀でどんどん敵を僕は斬っていった。


ツカサも銃を持った相手に怯まずに戦っている。


ただ気になるのは僕達は何と戦っているのか?

という素朴で幼稚な考えが頭の中に浮かんでは消える。


犯罪者を一網打尽にしようとしてる国…。


敵は、国家なのか。


原始的だが弓矢が飛んで来た。


それを軽く僕はかわした。


そして馬上から剣が振り下ろされた。


刃を交じる音がした。


馬上にいたのはナギサだった。




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