私はゾンビとか苦手ですけど、雰囲気に引き込まれて読んでしまえました。 明るい日差しの中、死者の傍らで繰り広げられる生者同士の愛の問答。相反する光景に引き込まれました。 これが愛だなんて正解はない。永遠に答えもない。ふたりが信じたならそれが永遠。
彼女の愛は、狂っているのか、はたまたこれこそが純愛なのか。永遠の愛を信じる彼女の、強い愛の主張。目をそむけたくなりつつも、惹きつけられます。
エピローグ、最後の一文が好きです。