第3話朝か。こんな朝は初めてだ
朝が来た。
きょうはいつもと違う朝だった。
「おい、起きろ」
うーん
むにゃむにゃ
「行くぞ」
あいつはそう言うと俺をもちあげた。
「う、うわ」
さすがに起きるほか無い。
俺は言われるままにした。
いつもは一人なのに、いまは一人じゃない。
なんとなくでは有ったが自信をもてた
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