第4話お前、何者

「ずっと聞きたかったんだが、お前何者だ。」

「ああ、そのうち分かる」

「そんな事言わずに教えてくれ。」

とでも言っておこうか」

「行くぞ」

「急げ」

「行くアテはあるのか」

「無いことは無いがかなり遠周りだぞ」

タッタッタ...

「しっ静かに。」

治安庁...

この世界で一番と言っていいほど住民から恐れられている

職員に声をかけられたら最低でも治安署で取り調べは免れない。

でも、自分は特別コースだから特別市民カードを見せれば大抵大丈夫だった。

でも問題はこいつだな。

どう見たって不審者。

治安庁に行かないで済む方が凄い。

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