良いこと
野上アナ「さぁ、SANADAがミラノの身体を起こします。おっと担ぎ上げた!この体勢は!TKOを狙っている!!」
ライガー「抵抗してるよ!抵抗してる!」
ダンッ!
(ミラノ署長着地)
野上アナ「脱出したミラノがSANADAの背後に着地!両腕をぐるぐる回して・・・振り向いたSANADAにトラースキック!!」
パッ!
(SANADA、ミラノの足をキャッチ)
野上アナ「あ!足を掴まれてしまった!そして、足を横に振ってミラノに背中を向けさせた!あーっ!SANADAがドラゴンスリーパーの体勢に!!」
ライガー「これ倒れたら、スカルエンドになっちゃうよ!!返せ〜〜っ!!ミラノ〜〜っ!!」
ミラノ署長「くっ・・・!」
野上アナ「必死に身体を倒させないミラノ!!己のアイデンティティである愛着のある自分の一部・パラダイスロックを奪われるわけにはいかない!ここで押しつぶされてたまるか!!」
ライガー「返した!!」
野上アナ「ミラノがスカルエンドを回避!そして、おーっとこれは!!ミラノのオリジナルジャベ!!イタリアンストレッチNo.32!!」
ライガー「SANADA苦しそうですよ!」
野上アナ「イタリアンストレッチNo.32は、向かい合った相手の両腕をそれぞれ掴み背中からマットに倒れこんで、相手の両腕を自分の両足で挟み交差した両足の甲で顔面を押さえつけながら両足に力を入れ、相手の両肘関節にダメージを与える技です!!・・・両腕が塞がってますからロープブレイクは非常に困難な技です!SANADAは脱出出来るのか?!」
ライガー「これでギブアップしたらどうなんの?」
野上アナ「この試合の決着は、どちらか一方がパラダイスロックを決めることでしかつかないので、ギブアップしても試合は続きます!!」
ライガー「関節技で相手を苦しめてからの方がパラダイスロックも掛けやすくなるからね。有効ですよ、この闘い方は。」
SANADA「うぐっ・・・」
(足を伸ばし、サードロープに乗せる)
野上アナ「ここで、なんとかロープブレイクしたSANADA!!」
ライガー「なんとか脱出したけど、かなりのダメージですよ!」
髙橋ヒロム
「・・・ニャ〜」
(ヒロム、エプロンに上がる)
野上アナ「おっと!ここで髙橋ヒロムが、血塗れのミラノと書かれた人形を持ってエプロンに上がってきました!!」
ミラノ署長「な、何だよ!降りろよ!」
髙橋ヒロム
「良いこと教えてやるよ・・・リコシェはね・・・猫だったんだよ・・・」
ミラノ署長「き、気味悪いこと言うな!早く降りろって!」
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