前のエピソード――ストロングスタイル

野上アナ「SANADAを起こしたミラノ。次は何を狙う？？」

ドンッ！

（右膝を前から蹴る）

SANADA「うっ！」

ライガー「おっ、膝に照準を合わせましたね！」

野上アナ「距離をとったミラノ・・・助走をつけて！右膝への低空ドロップキック！！」

パンッ！

SANADA「うあ！」

野上アナ「膝から崩れ落ちたSANADA！」

ライガー「これは効いてますよ！！チャンスチャンスチャンス！！」

野上アナ「SANADAを再び起こしたミラノが、SANADAの右足をサードロープに引っ掛けました・・・SANADAはエプロンに腰掛けていますが・・・そこへ！」

ミラノ署長「（鉄柵の外まで離れ、そこから駆けてくる！）」

パンッ！！

野上アナ「全力疾走からの膝へのドロップキックゥ〜〜ッ！！」

SANADA「うぅっ！！」

観客「わぁぁ〜〜っ！（大歓声）」

ライガー「今のは強烈！！効いてますよ！」

野上アナ「リングに転がりながら戻ったSANADA。完全にミラノペースに飲み込まれていますね。ミラノもリングに戻りました。」

（ミラノ署長、SANADAをロープに固定）

ライガー「おっ！これは！パラダイス・・・？」

野上アナ「これはロープパラダイスです！パラダイスロックではないので決着とはなりませんが、SANADAは身動きがとれない！！・・・さぁ、反対側のロープへ走るミラノ！」

バンッ！

（EVILに下から足を引っ張られ、倒れたミラノ署長）

パンッ！

（すかさずミラノ署長の顔面にSANADAが低空ドロップキック）

野上アナ「なんたる早業！！褒めてはいけませんが、この悪の連携がLOSINGOBERNABLESdeJAPONの阿吽の呼吸！！」

ライガー「褒めたらダメだよ！あんな奴ら！！あったまきた！（怒）」

野上アナ「怒りの獣神が怒りに震えています！！・・・さぁ今の場面ですが、リプレイをご覧ください。・・・内藤がレフェリーの注意を引いている間にBUSHIがSANADAをロープから解放してるんですね。そして、EVILがミラノの足を引っ張り倒して、SANADAが低空ドロップキック。いやぁ、流れるようなこの動き！」

ライガー「だから褒めるなって言ってんだろ！！（怒）」

野上アナ「怖い！怖すぎる！怒りの獣神怖すぎる！！怒りの獣神は怒りに震え！私・野上は恐怖に震えていますっ！！」

ライガー「何を自分を実況してんだ！試合に集中しろっ！！（怒）」

野上アナ「すいません・・・（半泣き）」