楽園固争奪戦
尾崎リングアナ「本日のメインイベント!パラダイスロック争奪戦!時間無制限一本勝負を行います!!」
(♪SANADAの入場曲)
野上アナ「さぁ、ついに”時は来た”!引退し解説者となった先輩レスラーの技を盗みました!それはただの悪戯に見えました!ただ、彼の行動でその先輩レスラーはリングへと帰ってきました!SANADAは彼をリングに呼び戻したかったのか?クールな彼の表情からは読み取れない感情!SANADAよ、今宵のリングでその秘めた熱い心を魅せてくれ!!・・・さぁ、パラダイスロックはどちらのものになるのか?!まずは”コールドスカル”SANADAが姿を見せました!」
(SANADA、ドクロマスクを被り、金属バットを持って入場)
ライガー「野上さん気づきましたか?」
野上アナ「はい?」
ライガー「彼はね、金属バットを持ってきたんですよ。これが何を意味するか?・・・言ったらこの試合は、LOSINGOBERNABLESdeJAPONのデハポン捜査線の企画の中でのものですよ。だから、彼がアンパンマンのシールが貼られた木製バットを持ってきても良いわけです。・・・でも、彼はいつもの新日スタイルで金属バットを持ってきた。これだけでも、彼が本気かどうか分かるということですよ。彼はこの試合に関しては、”刑事”ではなく”レスラー”ですよ!」
野上アナ「なるほど。ライガーさん詳しいですね。」
ライガー「だって俺、ロスインゴの活字シリーズ好きだもん♪(笑)」
野上アナ「いやはや、さすがはツノビンビンのライガーさんのアンテナには恐れ入ります。バットの話をしている間にSANADA、リングインしました!」
ライガー「・・・あれ?ロスインゴがエプロンに上がってますよ!」
(内藤・EVIL・BUSHI・ヒロムがいつの間にか、応援席を離れ、SANADAのセコンドについている)
野上アナ「これは、きな臭いですよ。ロスインゴが介入しなければ良いんですが・・・さぁ、続いてはいよいよミラノコレクションA.T. の入場です!」
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