第19話予知夢
街で未来は、歩いていると後ろから呼び止められた。
振り返ると父親がいた。
しかし、父親は何かを伝えたそうで口をまごまごしている。
え?何?
未来は、夢から覚めた。
父に何かあったんじゃないかと未来は、心配した。
父のスマホに電話したが出ない。
未来の世界では無償の愛情を注いでくれたたった一人の人間だった。
わりと近くに住んでいるので自転車に乗った。
レンガ作りのモダンなマンションだった。
インターホンを押しても反応は無かった。
扉を開けると悪臭がして思わず鼻をつまんだ。
「お父さん!」
2LDKのマンション。
奥の畳の部屋でお父さんは首を吊っていた。
思わず悲鳴を上げてしまった。
そうすると隣の部屋に住む人が警察と救急車を呼んでくれた。
それから、未来は優衣に連れられて自宅に戻った。
優衣が入れくれたココアを見ながら未来は方針状態である。
「おばちゃん、お父さん、本当は悪い人だったんじゃない?」
「そんな事ないよ。」
「じゃあ!何で自殺なんか…。」
優衣は未来を抱きしめた。
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