第11話久しぶり


仁が死んでお通夜、葬式と出たが実感が無かった。



ゴキブリの言うとうりにかもしれない。



わたしには…死神が憑いているのかもしれない。



孝に支えられて孝のマンションに帰ってきた。



ゴキブリも葬式に来ていたが無視した。



舞には泣きながら電話した。



久しぶりにもう一人の男と会った。



「そうか…。」 


彼は、黙って抱きしめてくれた。



ビールも飲めなくなった。



泣いて泣きまくった。





会社で仁の荷物を実家に送ろうとしている時に



「お姉さん…。」



と優斗が声をかけてきた。



優衣は、無視した。



「つれないな、緑の事心配じゃないの?」



「もうすぐで産まれるよね。」



「俺、たまってるんだよね。」



「柏木さん、部長が呼んでましたよ。」

 

と孝が言ってきた。



「ああ、じゃあ」と言って優斗は去った。



「ナイスホロ-助かった。」


「別に大したこと事じゃないですよ。」

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