休題
「なんでついてきた」
「一緒に行動したかった方がいいでしょ」
あの後、家の神社に帰ることになり。(なぜか樹もついてきた)
道中にも初級人魚はいたものの、学校にいたやつよりは弱かったので問題なく無事に戻ってこれた。
遅めの夕飯(レトルトカレー)を食べながら今後の話をした。
「この教会、お前知ってる?」
「詳しくは知らない、けど確か…元々は廃墟同然というかオンボロの教会で誰もいなかったみたい」
「つまり、今は人がいる…。なにか『銃』について知ってるかもしれない」
「じゃ、早めに行った方がいいか。神父さんいるかもだし」
…実琴は寝ただろうか。
「あー…やっちまったなー」
元から裏切るつもりだったけれども、本当にやると罪悪感が凄い。
いや、元々
ただ、あの
彼女は責任感が強い。己の意思をもっと出してもいいだろうに。
「……ま、なるようになるか!」
マーメイドファタール @tvxv3476
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。マーメイドファタールの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます