ふたりのヌーヴェルヴァーグ
一人の少女がヌーヴェルヴァーグ(NV)を発見するという形式で、ゴダールとトリュフォーの映画を交えながら、NVについて説明してる。二人のインタビューもふんだんに収められている。
インタビューの中で、ゴダールは、映画は若者の芸術であり、映画とは人生に影響を与える芸術である、といったことを話していた。これはゴダールの政治化や商業主義の批判に通じる理念であろう。
また、NVの申し子、ジャン=ピエール・レオーにも二人と同じくらいスポットが当てられている。ラストは、まだ子供のJP・レオーのインタビューで締められる。
映画は、二人が決別するシーンで終わる。カンヌ映画祭ボイコットのときに、二人が声明を出すシーンがあるが、そのときの温度差は歴然としている。「グッバイ・ゴダール!」ともかぶる場面があり、興味深かった。
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