『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』 感想
高かったけど買いましたよー。
いや、高いというか内容的に考えると安いぐらいですね。
むしろ『映画関係者』ならば資料として保存しておくぐらいの価値があるような気がします。小生も『映画関連』に詳しいわけではないのですが、こういう製作過程を文章(資料)として残してあるものは、とても貴重なのではないかと思います。
まだ全部読んだわけではありませんが、個人的には脚本の変化が面白かったです。 初期は従来の『ゴジラ作品』に近く、それが段々『シン・ゴジラ』となっていく過程が残されており、それだけでも『簡単に完成したわけではない』ということが理解できる資料となっていました。
他にも試写を見た『スタッフの意見』が載っていたり、その意見を参考にして更に映画を直したり、直さなかったりした部分も想像できて、これも面白いです。あの台詞はこの段階ではカットされてたのね、とか。
まさに『名作は一日にして成らず』という言葉を理解できるような『貴重な資料』ですので、『物語を作る人々』にお薦めの本だと思いました。
図面やイラストなんかも掲載されているので、いろんな楽しみ方ができます。
付属した『完成台本』は『小生とシン・ゴジラ』と書くうえで活用することができました。台詞などを確認するときに便利でしたね。
ただかなり大きいので、その点にだけはご注意を。
値段よりも本の大きさの方が問題でしょう。
保管場所がけっこう大変です。
高い場所から落下すると危険なので、なるべく低い場所に保管しましょう。
ふつーに鈍器ですよ(汗)
<映画の世界>
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