シン・ゴジラ神話的解釈
諸説いろいろありますが、『天叢雲剣(形代)』は海の中へと消えたまま現在も行方不明と言われています。
一方、『ゴジラ』は海の中から姿を現しました。
作中では『ゴジラ』=『ヤマタノオロチ』であることが示唆されています。
これを少し深読みすると、『ゴジラ』というのは『天叢雲剣(形代)』の力を取り込んだ新たな『ヤマタノオロチ』であるとも考えられます。
この場合、『ゴジラの目的地』が『皇居』であるという仮説に対する理由を一つだけ考えることができます。『天叢雲剣』と『皇居』というキーワードから連想されるのは『三種の神器』です。
この『三種の神器』というのも、様々な解釈ができますが、『シン・ゴジラ』というタイトルから引用するならば、『神格の証』という形にしましょう。
つまり、『ゴジラの目的』というのは『天叢雲剣』以外の残り『二つの神器』を得ることによって、『シン(神)・ゴジラ』となることだったと推測できます。もしくは『シン(新しい)・ゴジラ(神)』という解釈もできますね。
そして、『神』となった『ゴジラ』は『第五形態』という新たな人類を生み出していくわけです。
このように『シン・ゴジラ』という物語は『現代の日本神話』という風にも考えられます。『天叢雲剣』を奪われた『ヤマタノオロチの逆襲』という解釈もできますね。言うなれば『国奪いの神話』だったわけです。
ま、与太話ですけど(笑)
<与太郎>
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