第十五章 open your mind
*
廊下にかすかな血のあとが残されている。閉鎖された特別教室へと渡る廊下は、ぱたん、ぱたん、と雨粒の落ちる音に弾かれていた。二階から上は使えないが、一階は部活に使う別棟と行き来するために普段から使われていて、雨の日は特に便利に用いられている、だからまだ完全閉鎖ではなかった。朝練を終えた生徒の影が、ちらほらと教室棟へと向かっていく。怖がる女生徒たちも、背を屈めるようにしながらも雨を避けて走り抜ける。
ほんの十数分前までは曇天ではあったものの降り出してはいなかった。濡れた髪の少女達を見送ってから、彼はそっと、ごく自然に二階への階段を踏んだ。
ぱたん、ぱたん、どこかで雨漏りでもしているのではないだろうか。しなる上履きの底を足裏で感じながら、彼はじわっと埃っぽい階段を見上げた。
頬の横で、淀んだ空気が沈鬱さを生み出している。
この間そこで人が死んだばかりだと知っているからだろうか。もう二度と見られない筈の女の顔を思い描いて、彼は眠たそうな半眼を一度、かすかに瞬いた。もうあまり思い出せない。その上いつでもどこかで会えそうな、そんな気もした。
右肩がやけに冷たい。女が死んでいた踊り場を抜け、ようやくそんなことを思い出した。そういえば今朝のろのろと人気の少ない道を歩いて学校に向かっていたとき、スーツ姿のやせたサラリーマンとぶつかったのだ。そのとき、右肩が灰色のヘドロめいたもので汚れた。
舌打ちするのもまたやる気が出ず、し、と息が漏れただけだ。だらだらと校舎を歩き、そのうち教室に辿り着く。
「やっだあんた何それぇ」
やたらと騒ぐ女たちの群れが、遅刻寸前で教室に滑り込んでいく。そのうちの一人が立ち止まって、闊達な笑いを寄越した。ついでに、濡れたタオルが飛んでくる。
「サドルとか拭いた奴なんだけどーいらないからあげるっ」
親切なのか不親切なのか分からないが、とりあえず受け取っておいた。
煙草が吸いたい。
湿度が多くて紗のかかった景色を見ながらそう思った彼の背を、教師がぐいぐい押して教室へと詰め込んだ。
「さー出席取るぞー!」
ここは平和だ。
反吐が出るほど平和だ。
何をしても、気付かれさえしなければ何もなかったことになる。
彼は、泥で汚れた肩をタオルで拭いた。それなりに綺麗に取れて、しみにはならずに済みそうだった。不思議と。
*
「岡野、岡野!」
とても現国の教師とは思えないような厳ついおもてをした男が、教卓を一度、教科書で叩いた。その振動で教卓はしばらくわんわんと鳴っていたが、静まりかえった生徒同様、やがて息をひそめてしまう。
「岡野!!」
大股で歩き、教師はがらりと窓を開けた。ベランダに出ていた少年は、うつろな目で宙を見ている。座り込んだまま煙草を吸っている少年の胸ぐらを掴み上げ、教師は大きな声で怒鳴った。
「今日という今日は許さんぞ! 何度言ったら分かるんだ!!」
煙草の害について叫ぶ教師は案外まともな内容を話しているのだが、岡野の胸に響いたという感じはまるでなかった。ただ岡野は、細い目で言う。
「先生、授業は」
「お前の所為で中断した!」
「すいません」
ぶっきらぼうに答えて、岡野は自分をつり上げていた大きな掌に、何の気なしに触れて引きはがそうとした。出来なくて顔をしかめる。その態度の横柄さに教師はますます怒りゲージを上げ、教室内に居た日向はびっくりして目が覚めた。がたーん、と音を立てて教科書とノートが床に飛ぶ。どうもシズクが「現れて」以降、獣じみて自分に正直に体が動いていることが多くなった。真っ赤になって教科書を拾っていると、ついでのように腹が鳴る。畳みかけるようにしてチャイムが鳴った。
「だーいじょうぶー?」
ひそひそと友達に言われ、しかし彼らが笑顔で優しげに言うので、日向は一安心した。教師は真剣に岡野と向き合っていたし、騒がしくして巻き添えをくらわないように声をひそめているだけのことで他のクラスメイトたちがのんきに色々なことを面白がったり笑い合ったり、のびのびとしていることにはかわりがない。
昔のように受験だ何だと空気がぴりぴりして嫌な雰囲気が漂うこともない。
本当にいい場所だ、と日向は気持ちが落ち着いていくのを感じる。
それでいてどこか――浮ついていて、もどかしいような、不安なような気持ちもある。
その気持ちを見なかったことにして、日向はいそいそと席についた。
お昼ご飯はもうすぐだ。
*
まだ日暮れにならないので、裄夜も日向も、銀月の持つ屋敷の一つ、今たすくがいるところに何となく集まってしまった。
「へー、そういうことがあったんだーへー」
浩太が暇そうにしていたので日向がその日あったことを喋って、それなりに団欒のような雰囲気が出来た。畳の上に今朝の名残の湿気がたまっている、それを払うように、雨で冷えた風が開け放たれている縁側から吹き込んできた。
虹が出そうな夕方だ。皆が会話の合間にぼんやりしていると、不意にまた浩太が我に返った。
「で、裄夜くんは?」
「特に何もないです。……浩太さんも、高校生活送ってるときに今日は何があったとか聞かれてすぐに答えられますか?」
「えっ俺?」
浩太はきょとんとする。
「俺言いたいこといっぱいあるよ」
「聞いた僕が馬鹿でした」
「はっはーあれだね裄夜くんきっと君誰かにいつかすごい勢いで本音ぶちまけといたほうがいいよ何かものすごいストレスたまってそうじゃない? 授業中とかさ教師むかつくとか叫び出したくなることってないの高校生でしょ仮にもさあほらガラス全部割って走り回りたいとか箒の柄で火災報知器のボタン押すとか黒板消しドアに仕掛けるとかやんないの君は。あっやんないか君は」
「浩太さんやったんですか……?」
「それはともかくう」
語尾を伸ばし、浩太は目を逸らした。やったのかもしれない。茅野もそれとなく目を逸らしている。庭で犬の吠え声がした。日向は「あっ散歩」と叫び、行ってきます、と言って玄関に向かった。
「日向ちゃん元気だよねいいよなあ女子高生って」
「こーた何言ってンの」
「あっそういえば岡野っていってなかったっけ日向ちゃんがさっきさ」
浩太は何かに気が付いたらしい。
「岡野、岡野……忌部の家の末裔にそんなのいたな」
思いついた途端、足音高く奥の部屋に走っていき、本棚をあさってばさばさと何冊かの本を落とす音が聞こえた。
「こらバカおーじッ戻しとけ!」
「あったあったこないだ見つけたンだよねこれ銀月の年鑑じゃなくってよそのなんだけどさ古い奴手書きじゃなくてタイプしてあるから結構新しいっていうかタイプじゃなくて活字かこれ。昭和の名品」
戻ってきながら、浩太が電話帳のような、分厚い冊子を繰っている。
「なんだっけ、岡野君、タバコすってベランダで死にかけてて」
「違います、寝てたんです」
裄夜が訂正する。
そうそう、と適当に頷くと、軽い動作で敷居をまたぐ。
その足を、茅野がひっぱって転がした。
「浩太、あんた最近寝てない」
すねをうってもだえている浩太の、頭を掴み、引き寄せる。
「もうあんまり色んな事に首突っ込まないの。岡野なんてどうだっていいじゃん、寝てなよ」
「ありがたいんだかありがたくないんだか……」
心配されているのだが、それならもっとやり方というものがあるだろう茅野。
浩太は長いことこの人と知り合いだが、やっぱり全然、分からない。
「大丈夫でッス、三日にいっぺんは三時間寝てます!」
「ふーん……て、それ、全然! ちょっと! こらッ」
すきをついてがばりと起きあがり、浩太は外に出て行ってしまった。
「あいつ、マジで大丈夫かなもー」
「好きなことやってると疲れないとは言いますけどね……あれは」
「ちょっと……やりすぎでしょ?」
沈黙し、どちらが先ということもなくため息をつく。
玄関先では日向が、クロの散歩ひもを探して騒いでいた。
*
日は暮れ、またのぼる。
まるで変わらない翌日が来ているようで、気がついたら何年も過ぎ去り年老いていた、というような話が笑い話ではないことを、若いうちには気づけない。
歳を取っても、それは同じだ。
「まゆらー」
ゴミ捨て場の金網のフタを開けながら、大野大元は眉をハの字に引き寄せた。
一晩、二晩、まゆらは帰ってこなかった。警察に届け出ようと思ったが、高校には行っているという。まゆらが学校に行っているのかと電話をした大元は、「いや、出張の関連で早めに帰宅するように伝えてください。申し訳ない」とだけ伝え、まゆらが家出している事実を言わなかった。どこに泊まったんだろう。友達は何人かいたし、泊めて貰えたのかもしれない。男だったらぶん殴るが、どのみち今度お菓子を持っていってこないと、とぼんやりと思う。
オチミズなんて、そんなものはどうでもいい。今はまゆらだ。そう思いながらも、心のどこかで甘えている。きっとまゆらは無事だ。あの子は自分よりもしっかりしている。小学生のときだって、一人きりで留守番できていたじゃないか。晩ご飯だってちゃんと作れていた。偉い子じゃないか。
「まゆら……」
鼻水が出て、大元は手で顔をこすった。
雨が降る。身が凍るような不安と、大丈夫だという期待と確信が交互に襲ってくる。
まゆらが家出してから、オチミズの効果も随分と下がった。昨日は大元は普段通りの笑顔のつもりでたまにげっそりした顔になっていたし、客人らも普段より苦い水を飲まされ、うんざりしていた。だから今日からしばらくは休止期間ということで看板を立てている。大元は他の者に頼まなくても自分で捜しに行って良い。それは嬉しい。無理矢理仕事をし続けなければならないだなんて、勤めていた頃と同じではないか。
だけれど、まゆらの行き先にあてなどなく、クラスメイトの家を片っ端から訪ねるわけにもいかず、まゆらを激昂させそうで学校にも行けず、言えず、大元は混乱したままとぼとぼと、夕暮れの近所を歩き回るのだった。
もしかしたら帰ってきているのではないか。もしかしたら近くでひっそりと隠れていて、親を困らせて愛情を確かめるだなんていう子供みたいなことをしているのではないだろうか。叱りとばしたい気持ちと、抱きしめてやりたい気持ちがせめぎあう。
「まゆらー……帰ってきてくれよ……」
肩を落としたすぐ後ろを、口元を歪めた少女が駆け抜けていく。だらしなく袖口をとめないセーラー服、傷だらけの腕、大ざっぱに巻かれた洗いざらしの布、ばらついた髪。
「バッカでェ」
くすくすと笑いながら、各務瑠璃子は、大野の後ろ姿を見ている。
そこはかとなく腹立たしい男の背を。
*
その日は一日中雨が降っていて、日向は一族の屋敷には行かず、家に直帰した。
帰ったらこの部屋の住人ではない菅浩太と水上茅野がいたのは何故だろうか。縮こまってお茶をいれていた孝が、救いを見た、という顔であからさまに日向に笑みを向ける。
「あのね日向ちゃんオチミズについて新しい事実に行き当たったっていうか気付いたんだー聞いてくれる!?」
聞かせる気満々で言われて、日向は勉強が、と呟いたが、孝にすがるように見られる。
「えっと、じゃあとりあえず鞄置いてきます、部屋に」
「僕も」
孝が慌てて廊下に逃げてくる。二人でそれぞれの部屋に行き、ドアノブを掴んで、ふと顔をみあわせた。笑いが出る。小さい連帯感が生まれた。
「オチミズ、アムリタ、ソーマ、神の酒」
けれど、もしかしたら――既成観念に囚われていたのかも知れない。
「神の酒は神が人へ与えたものだというのが、俺のとらわれだったとしたら」
酒はそもそも人が作る。神が作った製法を人が知って伝え、神を呼びながら神の力をこいねがいながら誠実に作り上げる、それが酒。命。水。
人間が神の力を借りて作り上げ神に捧げる。
それが酒の本質であるのならば――今回、大野大元の道場から持ち帰られた「変若水」がそもそも「湧きだした当初から神聖であった」わけではなくても、おかしくはないのかもしれない。自然の中で生じた霊異、それだけではなくて、他に、水源以外に、誰かの手を介することで生まれた霊威があるのかもしれない。
しかし大元本人にそれらしい威厳や並みならぬ生命力は感じなかったが――(神、と繋がっている瞬間があるなら、察知できない筈がないと思う)浩太は一人渋面を作る。
「どうなんだろうな……」
「なーに難しい顔して黙り込んでンの馬鹿おーじ」
ぴんと頬の側を指で軽く弾かれ、浩太は我に返った。
「茅野ちゃんさぁ少しは俺の手伝いしてオチミズのこととか考えてくんないかな俺もう頭割れそう悲しい助けて抱かせて」
「何か今関係ないこと言ったよねこーた」
他の誰も考えようとはしてくれない問題について一人で情報整理するのは、案外、根気の要る作業だった。だからじゃれついても良いんじゃないかご褒美くらいほしい。
リビングに入り損ねた孝と日向が廊下で硬直しているので、見かねたのか、キセが現れ、ぼそりと言う。
「……クロの、散歩にでも行ってきてはどうか。中城の屋敷には三日に一度程度しか行っていないだろう?」
「何でいきなりキセがいるの、っていうか今のそれ、何か裏の意味とかあるんですか」
孝を後ろに庇うようにして立った日向に、無表情ではありながら、どことなく途方に暮れたようにキセが告げた。
「裄夜が、」
「え?」
「恐らく、泥土に出くわしている」
「何の話、」
ですか、と続けかけた日向は、がくんと膝を崩した。振り返れば孝も膝を突いている。一瞬のうちに視界が飴のように伸びて、細工物のように組みあがった。粘土でも練り合わせたように、一瞬で、作り替えられる。
「ここって」
「……銀月の、家ですよね」
孝がごくりと唾を飲み込む。タイミングが色々と重なりすぎて、キセの本当の意図が読めない。
青ざめた孝を背にして、日向は叫んだ。
「裄夜! 何なのそれ!」
「中津川さ、何でここにっ」
いかにも邪魔そうに顔をしかめられ、日向は何よ、と持ったままだった鞄を投げつけた。
子供の頃に雨上がりの校庭で作っていた泥まんじゅうのようにべたついた泥が、大きく持ち上がって振り返った。どうやら目らしく、全体の左右に大きな黒い穴が開いていてそれが時折瞬いている。かたまった日向の背を押して、孝はどうにか、泥が飛びかかってくるのを避けた。
錫杖を地面に突き立て、泥を避けながら裄夜が日向を呼ぶ。屋敷側に取り残されたのは、蒼白な顔の明良忠信だった。
「わ、私はただ、直そうと」
うわごとのように呟く彼の脳裏を占めていたものを、誰も理解することはない。
「この間、蔵から素焼きの小さな地蔵が出てきたんだ。わりと新しかったし紙袋に入ってたし、そういえば手伝いの人が先日の旅行土産を置いておくからって言って、ひな祭り用の人形をしまっておいた箱の上に置いていたから、一緒になって蔵にしまわれたのかと思って」
犯人はお前かとでも言いたげな四者の視線を受けて、たすくはわずかに首を傾げた。
「掌におさまるくらいの、小さくて可愛いお地蔵様だよ。地蔵コレクターみたいな女性がいて、てっきりその人のものかと思って、テーブルの上に置いたんだ」
「……罅が入って欠けていた部分があったので、接着剤ではありますが、こう、直したんです、私が」
置いたのはたすくだが、直したのは明良である。目を伏せて言う明良に、日向が刑事のように目を細める。
「で、そのときには動いてなかったんですね?」
「はい。いたって普通の人形のように見えました。頭と胴体を、こう、丸く作って継ぎ合わせただけのような、素朴な……」
「泥で作った人形」
たすくが呟き、庭に目をやる。
「幸い大事にはいたらなかったけれど」
「いたったよ、制服が」
日向がぼやき、裄夜が頷く。
「それで一体この地蔵様はどうして、あんな泥の化け物になってしまったのかな」
持ち主がいないかと聞いてまわったが心当たりのある者もなく、明良以外はすっかり「銀月の一族って不可解なことがよく起こるものだな」ということで納得してしまっていた。
庭の泥を片付けていた手伝いの者数名のうち、一人が、ふいと顔をあげる。
「おい、今なんか声聞こえなかったか?」
てぬぐいで首筋を拭いた女が、何も、と答える。汗の落ちた泥が、小さくごぽごぽと音を立てた。それも足が泥に踏み込んでぬかるむ音でかき消される。
声は何度も、こう言っていた。
たすけてくれ、たすけてくれ、はがしてくれ、はがしてくれ、背中になにかついている、はがしてくれ、はがしてくれ、
その弱々しい声を飲み込んで、何かがささやく。
お前等なぞ、げにか弱き者よ。わしの邪魔をするな、邪魔をするな。
「……元々あった地蔵に、何をよりつかせた」
生垣の手前で、黒衣をひるがえしてキセが問う。
道路に立っていたのは初老の男性で、まるで表情がなく、全体が一つの黒い影のように見えた。彼はごぼりと泥を吐き出しながら、二、三歩だけ前に進んだ。
神の水、これが末路ぞ。
泥と溶けた男の体を見下ろし、符崎キセはため息をこぼした。気配はたどれる、しかしたどれるからといって、何が出来るわけでもない。今の裄夜には対抗手段が少なすぎる。自分が動いても構わないが――それではいけないと漠然と思う。漠然としすぎて、思考はとらえようとすると雲散霧消する。まるで中途半端に夢の世界にいるように。考えが、まとまりきらない。
幽明に言う、歌が聞こえる、乳白色になる視界に、赤い着物がかすめていく、とおりゃんせ、とおりゃんせ、ここはどこの――
神の水、と呼ばれた水の名残が、泥の端からはみ出していた。分量こそごくわずかだが、それは、ヘドロに似た塊からは分離し、透明で、ころころとした粒になって道路の上にたまっていた。ほんの手のひら大までもいかない水に、キセはそっと、指先をかざす。
それ以外の汚水は、何度も恨み言のようなことを呟いていたが、その水だけはさやさやと、草木のささやく清涼な水源の匂いをさせて横たわっていた。
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