第135話「わ、妾がおかしいのかのう…?」

「ひとまずセーフティゾーンまでは行きたいですね」


「このダンジョンは5階ごとにあるんだっけか?」


「全部で20階だから今日中に5階までは進みたいわね」


「き、急に真面目にやられても対応に困るのじゃが…」


「真面目にやるに決まってるじゃないですか。だって真面目にやらないと…」


「やらないと、なんなのじゃ?」


「真面目にやってセーフティゾーンに行かないとキャンプファイヤーが出来ないじゃないですか」


「そうしないと魔物を誘き寄せてしまうものね」


「たしかに魔物を誘き寄せてしまったら、落ち着いて小学生のプロマイドを見る時間もないからな」


「お主らには遊ばないという選択肢はないのかの…?」


「「「ない」わ」です」


「わ、妾がおかしいのかのう…?」

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