関川 二尋様
技術をなぜ平和で幸せな生活のためにだけ使えないのかは、私も不思議に思っております。国を守るため、自国の民を護るため、理由は色々あると思います。でも、お互いに傷つかない道を模索することが出来ない人間の愚かさは不思議です。
遺伝子の中に、滅びへの道が組み込まれているのかななどとも思ってしまいます。
とはいえど、今すぐに人類全滅したくはありませんので、出来る限りの回避はしていきたいですよね。
それから、唯一の被爆国である日本が、核電力を保有しているのも不思議。
東日本大震災の後、一度他の電力だけの時期がありましたよね。その時なんとか過ごすことができたのに、なぜまた再稼働させようとするのか、懲りない人々の心理がわからないなと思います。そんな疑問をこれほどのエピソードに描いてくださって、本当にありがとうございます!
作者からの返信
涼月さん、こんばんは。
このエピソードは荒唐無稽のようですが、ある意味、人間ってそういうモノだよな、と思わせるのが目的でした。それこそが物語のもつ役割、なんて考えてました。そういう意味で、バランスのいい話になっていたのではないかと自画自賛しております。
でもあり得そうでしょう?
じっさいそんな片鱗がありますよね。
編集済
>この世界で唯一核爆弾の恐ろしさを知っていた日本人が、またもや核爆弾を落としたアメリカの政策を支持しているのだ
もう何だかすごく泣きそうです……
私も、ずっと思っていることなのに、それでも「仕方がないことだ」と言う人に負けてしまう…。
作者からの返信
アメリカの政策を支持、これは現実でも起こってますよね。
私もこればかりは納得がいかないんですよね。いや、他にもあるかな。とにかく核兵器のもつ危険性、残虐性、そういうモノに対して反対だということをどうして言えないのか?
それをキチンと言えるとすれば、当事者である日本だけなのに。
アメリカという国を憎んでのことでなく、大量殺戮兵器の危険を訴えているだけなのに。それすら言えないのかな? なんてつくづく思います。
だからこその、このエピソードではありますが。
放射能を無効にする、と聞いて悪用するやつがいるなんて、確かに考えないですね。世界の平和を願っている人ならなおさら。
でも、悪いことばかり考える人は、どんなものでも悪用の方法が浮かぶのかも。
考え方の違いによって、使い方ががらりと変わる。本当にによくできたエピソードだと思います
作者からの返信
これを書いた当初、東北地震はまだ起きておらず、原発事故も起こっていませんでした。改めてこういう発明があったら、どんなに有効なものだったろうと思いました。
原子力もそうですが、よく戦争が文明を発展させるという理論がありますが、こういうことは信じたくないものです。なんとなく人間のいい面を全否定する理論のような気がします。
と、いつになく真面目なコメント返信でした。
編集済
辛い心情風景にも見えますが、結果を「ドン・キホーテ」や「魔法」の言葉で散らして、どこか第三者的な視点でとらえるあたり、狂気を孕んでいるようにも感じます。
が、寝る前に覗くと更新されていたので大急ぎで読んだため、読み違いをしているのかもしれません。もう一度 明日すっきりした頭で読みます。
おやすみなさい。
作者からの返信
実はちょっと踏み込んだ感じにしてみたのです。
悪用されたとはいえ、自分の発明の成果を誇りたい気持ちもあっただろう、と。自虐的に見えているようで、そう言う気持ちもどこかに残している。それこそが輝男が聖人君子ではない、ただの科学の好きな人間だという表現になればな、と意図してありました。
発明者は、人類の為と思っていても、それを違う方法で利用しようとする人がいる。
辛いでしょうね、自分の発明したものが、大量の人を殺すキッカケになるなんて
作者からの返信
こんばんは!
発明とか便利な道具って、たいていは悪用しようとすると悪用できるんですよね。
そしてますます世界を住みづらいものに変えてしまう。
回転ずしのいたずらなんかもそうですよね、もうお寿司を回転させる楽しみとかは失われましたし……