応援コメント

『🐈輝男の秘密』」への応援コメント

  • 全く平凡でこれといた特技も才能もなく、それでも目も心も十分に自分にむけられて、ごくごく普通に育った自分であり我が家の住人達には、このテルオの話は異世界の人の話としかうけとれません。
    しかしよく考えると、現実にもテルオのような育て方をする親や、テルオのような子供に対して変わった子、特異な子としてはじいてしまう先生がいるのも事実ですから、決して異世界の話ではないのですね。
    ただ、テルオのようにずば抜けた天才の頭をもつかどうかの違いがあるけれど・・

    でもネコとテルオが二人で一人、そしてボッチというのは、何と悲しいことでしょう。彼の不幸はまだまだ続く? 止めてあげて、と言いたいけど、お話が・・ねえ。

    作者からの返信

    今回の輝男のエピソードは、私が幼少期に感じたいろいろなものも混ぜ込んであります。もちろんニュースで見聞きした情報なんかも混ぜました。
    なんというか自分の知ってる、理解できる、そんな人ばかりじゃないんだよな、といつも思います。そういう人にはそうなる理由があるものだし、そういうことも含めて理解力を、包容力を広げるのは大事なことだと考えています。
    ↑ わたし、また良いこといいましたね。

  • 関川 二尋 様
     無意識の中に蓄積された知識を取り出す力、並みの人間ではなかなかできませんよね。必要でない記憶は忘れるように脳が整理していますし。
     それを、自分の中にネコという人格を作り出して実現させた輝男さん、天才といえばそうですが、他の人にとってみれば奇人のように見えたのでしょうね……それがますます彼を孤独にさせてしまったのは、切ないです。

    作者からの返信

    空草さん、こんばんは!
    無意識っていうのはいろんな可能性をひめたブラックボックスなんですよね。脳の働きなんかも実に不思議なものが多いですし。
    今回はそのバイパスにサブ人格を設定してみたというのが真相ですね。この発想はこれまでなかったのではないかと思うんですがどうでしょう(笑)

  • 幼少期にイマジナリーフレンドを作り出すことでなんとか心を保つ輝男くんが健気で切ない!!(⁠ ⁠≧⁠Д⁠≦⁠)

    作者からの返信

    仁科さん、こんばんは!
    輝男ならではの防御作用なんだろうなと。よく体を守るための防御作用は話に出ますけれど、心を守るためにも防御機構がついているというのは何気にすごいことだよなと。
    まぁ夢を見るのも一種の防御機構という話もありますしね。

  • 自身の心を守り、同時に知識も蓄える。
    脳の使い方がすごいのは、幼少期からの経験でもあるのですね。
    幼い子がここまで強くあろうとしている姿は泣けてきますね。
    本能なのでしょうね、これも。
    状況は最悪になっていきますが、輝男さんはそれでも自分で希望を作り出し続けていて、切なくなります。

    作者からの返信

    天才の頭の中ってどうなってるんだろう?
    これはけっこういろんな物語のテーマになっている気がします。しかし、天才でない自分が天才を書く、このハードルがなんかメチャ高いんですよね(笑)書いていて思い知りました。
    テルオのいいところはコメントにあるように常に希望を見出すところなんです。つらい境遇を経験したからこその強さと優しさ、そんなところが描けれていればいいなと。

  • すべてひらがなの、ネコと交わした約束。健気すぎて、泣けてしまいます。

    作者からの返信

    きりのさん、こんばんは!
    ひらがなでのかいわはなんかじんときますよね。
    しかし! ひらがながつづくととにかくよみづらいものになるんですよね。こんなふうに。
    そこがむずかしかったところですね!

  • 天才科学者ならではのエピソードが満載で飽きません♡
    科学は、宇宙の大きさとともにミクロの小ささにもなかなか想像が追いつかないです。つまようじの傷には何が隠されているのか…
    脱獄日の理由も。早く知りたくてワクワクが止まりません(≧∇≦)

    作者からの返信

    黒須さん、こんばんは!

    天才の世界ってなんか面白いですよね。でもエピソード考えるのは意外と難しいなと思いました。こんな時、自分が天才だったらいくらでも思いつくのに! なんて思わずにいられません。

    これまでとはまた違った大量の伏線を張ってますので、その辺も楽しんでいただけるといいな、と思いつつ。
    とはいえ長いですからね、のんびりとお付き合いいただければと。

  • イマジナリーフレンドという言葉を存じ上げませんでした。
    特に呟かず拝読してますがメチャ面白いです。
    3つの話を同時進行で進めていくというのはすごいアイデアですよね。

    作者からの返信

    奥森さんこんばんは!
    面白いと言っていただけるとなにより嬉しいです。
    三つの物語、これは一人称視点では描ききれないことを説明するために作ったアイデアでした。
    この後もそうなんですが、背後関係みたいなものはどうしても一人称視点では限界が来るんですよね。

  • 誰かを傷つけるわけでもなく、ただ自分を守って必死に生きているだけなのにさげすまれる。

    輝男みたいな立場の子供って教室の中の小社会だと追い詰められるんじゃないかと心配です。

    作者からの返信

    雪世さん、こんばんは。
    テルオの幼少期はけっこうつらいエピソードになってます。
    でも小さい子供の社会って、けっこうハードなものだったよな、とも思うんですよね。
    でも大人になってからはまた、これはこれでハードだよな、と思うことも多々ありますね。ただ大人には逃げ場があるけど、子供には逃げ場が極端に少ない気はしますね。

  • 何気ない例えが雰囲気作りに大きく貢献していますね!ネコの役割には感心させられました(^-^)

    次は何が出るんだろうとワクワクさせてくれる不思議な作品ですね!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ネコみたいなイマジナリーフレンドというのは、実に不思議なものですよね。体だけでなく、心にも防御作用があるというのは人間ならではでしょうね。

  • 拠り所を生み出す事で、なんとか心の平衡を保とうとしている姿は健気です。
    ママが全面的に悪いわけではないから、余計に感情移入が強くなりますね。
    そして、輝男の計画した脱出。これは期待大ですね。ダイヤモンドのつまようじという発想も素敵です☆

    作者からの返信

    人の心は平穏でいるために、ありとあらゆる手段を取ろうする、それは自然がもたらす野性的な防護作用だと思うのですが、まさに脳が肥大化した人間ならではの自然の防御作用ですね。
    テルオの脱出計画は蛇行しながらも力強く進みます!

  • 妄想から生まれた幻覚のおかげで、精神的に救われるという事例はあるらしいですね。詳しくは忘れましたが、刑務所かなにかの実験とか、そんな感じの事例。
    天才になる理由付けが、すごくしっかりしていますね。
    カラスの集団の表現、見事だと思いました。

    作者からの返信

    多重人格とかも子供の精神の持つ防衛作用という面があるそうですよね。人間の精神とか脳の構造って、実に不思議で、今もいろんな可能性を秘めているように感じますね。
    それこそ天才と凡人を分ける秘密が解き明かされる時が来るかもしれませんね。

  • テルオの自己防衛に心が痛みます(><)💦
    母親からも、幼稚園の先生からも無関心という虐待を受けていた彼。
    ネコの存在がテルオ自身の生み出したものだとしても、救いになっていてよかった(´•ω•̥`)

    作者からの返信

    子供が作り出す自己防衛は不思議に思うと同時に心が痛むものですね。
    防衛しなければならない状況があるということが……
    こういう問題は一刻も早く解決すべきことなのに、その対策を誰も考えつけていない。というのが問題ですよね……

  • テルオ回は何だか特別気合を入れて読んでしまいます(*^^*)
    続く不幸、それが普通の不幸なのか彼にすれば不幸なのか、
    そこを邪推しつつ楽しんでおきます。
    今週もがっつり面白かったです(*^^*)

    作者からの返信

    そういっていただけると嬉しいです。
    テルオ回はこれから波乱万丈になっていく予定です。
    そしてテルオの本編で欠けているテルオ自身の人間性を補完するものになるはずです!そう願って書いてます!
    ということでノンビリ楽しんでいただければと。

  • カラスの集会
    絶妙なたとえですね♩

    ネコは二重人格ともまた違う存在なのでしょうか

    輝男はいったいどうなっていくのか、目が離せませんね

    作者からの返信

    子供の目に映る葬儀の情景とはどんなものなのか?
    をなんとか短く表現となるとこんな感じかなぁと。
    ネコの存在は二重人格のようでもあり、守護霊のようでもあり、とそんな感じでしょうか。
    ということで今後とものんびりお付き合いいただければ、と。
    先は長いです……

  • 笑っていれば幸せが来る……とは限らなかったのか。

    作者からの返信

    やはり彼をとりまく環境のせいなんですよね。
    それが変わらないコトには解決しないということも多々あると。
    私の子供の頃は学校をやめる、変えるという選択肢そのものがなかったように思います。