第3話 一線先は闇
ひゅーーー...ボーーン!!!
俺栞「おぉ...」
俺と栞は神戸の花火大会に行っている。今年も綺麗な花火だ。
栞「綺麗やね」
俺「やな」
毎年恒例の花火大会。俺と栞は毎年一緒に花火を見ている。
栞「綺麗やわ〜」
俺「やなぁ」
栞「...綺麗やわぁ〜」
俺「や、やなぁ」
栞「...きれ」
俺「分かったから!!」
そして花火を終えてべらべら喋りながら電車で家に帰ろうとしていた時だった。後ろにいた男女の高校生っぽい集団ががやがや話していた。
学生「そういやTwitterで見たんやけどさ、カップルで花火大会行って終わった後彼女の6割はエッチ期待してるらしいで!!!」
俺栞「(なぬ)」
学生「はー?嘘つけや」
学生「あ、それ聞いたことある!!」
学生「俺の彼女そーやったで!!」
俺栞「(何ぃっ!?)」
...え、そうなの。湊川公園駅に着いたと同時に降りる俺と栞。改札へと歩きながらちらっとスマホで調べてみた。...確かにあった。57.5%の彼女が「期待する」と。
俺栞「...」
会話が途絶えた。
...また気まづくなった。そのままとことこと駅に向かって歩く俺と栞。
俺「...あ、」
栞「あのさ...」
俺栞「えっ」
前から思う。なんで同時に話しかける事が多いのか。まぁ...可愛いから許す。
俺「ど、どうぞお先に」
栞「えっ、ええの?」
俺「い、いいよ?」
栞「あ、ありが、とう...でさ、こーくんは...」
俺「うん?」
栞「エッチ...期待してるん?」
俺「...はい!?」
い、今なんて言った!?栞の口から...え、え、ええええええええええ「エッチ」だとぉ!?mjky...。栞もとうとうそういう事に興味を持ち始めたのか?何度も言うが俺としーちゃんは10年以上の付き合いだ。今日初めて栞の口から「エッチ」という言葉を聞いた。驚愕だ、いや割とマジで。そういう下ネタ系言ったこと無かったもん。逆にそれも凄いって思うけど。
俺「ど、どした急に...?」
栞「いやぁ...さっきの聞いてこーくんはどうなんかなーって思ってさ...どうなん?」
. . . . 。ど、どうなんって聞かれてもだな...。
どう答えたらいいんだよ!!...え、待てよ?
栞って...まさか...期待してるのか...!?
俺「そ、そういうしーちゃんはどうなん?」
栞「へっ?」
俺「お、俺と...そ、そういう事期待してるん...?」
. . . . 。少し間が空いた。すると栞の顔が赤くなり始めた。
栞「あえああいあえあいえいあああいえいいやそ、そういう訳ちゃうよ!?こーくんもそういう年頃の男の子やから興味あるんかなーって思っただけでそれを知るのも大切な事やろ?せやからそれを知りたかっただけで...」
俺「. . .」
じーっと栞を見る俺。栞の声がどんどん小さくなる。
栞「...」
俺「...ま、まぁ...帰ろ?」
栞「うん...」
...。ああああああ!!!また無口になったじゃねぇかよっ!!
お互い無口のまま家に帰る俺と栞。そして家に入ってリビングに着いた時だった。
栞「な、なぁ...」
俺「んー?」
栞「その...今日さ、お風呂...一緒に入らへん?」
俺「あぁ、別にいい...え?」
お風呂...一緒に...?
...何ぃいいいいい!?栞がお、おお俺と!?
確かに小中とお泊まりした時は毎回一緒に入ってた。すっ裸で!!!そう!おっぱいもあ...アソコももう1人のおれも丸見え!!でもなんの恥じらいもなくそのままふっつーに入ってた。今...栞と一緒に入ると...入るとだぞ?もれなく極上のおっぱいが見れます。しかも彼女の、幼馴染みの成長したおっぱいです。そんなの...最高じゃねぇか...。
俺「あ、あぁ...ええよ」
栞「ほ、ほんまに...?やった...!」
めっちゃ嬉しそうやん栞さん。まぁ、栞さんが嬉しかったらそれでいいや。そして浴室に行く俺と栞。すると真っ先に栞がカッターシャツのボタンを開け始めた。...え、待って。一緒に脱ぎ脱ぎすんの!?
俺「あの...栞さん?」
栞「ん?」
俺「い、一緒に脱ぐの...?」
栞「うん...お泊まりん時ずっとそーやったやん」
俺「し、仕方ないな...」
そう言いながら俺も脱ぐ。...なぬ。栞がいつの間にかタオルを巻いていた。谷間も見えない。隠しながらぬぎぬぎしている。待てよ...これじゃあ...。栞の極上のおっぱい見れねぇじゃねぇかよっ...!!!!...あれれ...やっぱり恥ずかしいのかな...。俺も隠すか...。俺もタオルを巻きながら全裸になる。そして...いざ入場。
. . . 。
俺と栞ってさ。毎回毎回緊張してるよね。どうにかしたい気持ちは山々なんだよ?うーん...困ったな...。とりあえずシャワーを渡す。
俺「ど、どうぞ」
栞「えっ...あ、ありがとう」
あれれ。遠慮しなかった。まぁいいや。栞が先に全身を洗って俺が後に洗う。特にこれといったということも無く湯船に浸かる。昔は水遊びしたりふざけ合いながら身体を洗って「水道代かかるんじゃボケぇえええ!!!!」って親に怒られた。今は親が居ないため遠慮なく暴れ回れる。ただ...お互いこんな感じだからそんなの出来ない。うぅ...こんな近くだったら慣れねぇわ...。沈黙が続く...と思っていた。
栞「ど、どう、なん...?」
俺「へ、な、何が...?」
栞「その...したいん?」
俺「なっ!?」
は、はぁ...!?こやつ...ここでも...!?って、その顔っ...!!!!!
栞がおねだりの顔をする。俺を見上げてちょっと顔を傾けてちょっと顔を赤くしてちょっと不安そうな顔をするというおねだりのなかでも神ってるおねだりをしてきた(語彙力)。なんだよこいつ...俺の妹かよ。僕一人っ子だけど!!!俺にねだる...つまり...したいの?
まだ高校生だよ?確かにとあるYouTubeの動画では日本の平均初体験17歳前後らしいじゃねぇか!!というのを見た事がある。ただ...ただな...。
俺「し、しーちゃんは...?」
栞「えっ...し、栞は...」
顔を赤くして下を向く栞。同じ質問2回するってどうなんよ...。
栞「栞は...」
俺「うむ」
少し沈黙が続く。
栞「...な、なぁ」
俺「ん?」
栞「...上がろ?」
俺「えっ」
栞「ほ、ほら...ええからはよ!」
俺「お、おう...」
栞の顔が少し怒ってるような感じに見えた。ここ俺の家なんだけどな...。まぁ、栞の命令だからいいけど。
風呂から出て着替える俺と栞。栞...どうした?さっきから無口だ。顔も少し怒ってる感じの顔だし。俺なんかしたっけな...。もしかすると何かやっちゃったかもしれないし...。色々と考えてると栞が急に俺の手首を掴んだ。え?え?と思ってるとグイグイ引っ張り始めた。そして2階の俺の部屋に連れ込んでベッドの前に立つ。俺の顔に近づく栞。な、何をする気だ...?
栞「...栞はな?こういうのは...ほんまに好きな人としかせえへんって決めてんねん、それが...こーくんで良かった...」
俺「...な、なにすんの...?」
栞「決まってるやん...栞と...一線越えよ?」
俺「えっ...い、一線!?」
栞「もう...ただの恋人関係なんか嫌やねん...この間YouTubeで見たんやけどさ、日本の平均初体験17歳前後らしいじゃねぇか!!ってのを見たんよ」
お前もかーーーーーーーーい!!!!なんで!?なんでお主も俺と同じ動画見てんの!?繋がってんの!?確かに赤い糸で繋がってるよ!?でもここまで繋がってるって凄いよ!?何!?兄弟なの俺とお主は!?そうでないとここまでシンクロする事ないよ!?
栞「やから...大丈夫、どうせ栞の高校の子らもヤってるって」
俺「やめろよ皆やってるからって言って覚醒剤勧めてくる不良みたいな言い方...っん!?」
栞の顔が俺の顔に密着した。唇と唇がむちゅっと合さる。人生初だ...こんなキス。むちゅむちゅと舌を絡めてくる栞。ヤラシイ音を周りに響かせながらキスに浸っている俺と栞。少ししてから1度唇を離してお互いの顔を見る。そして俺のベッドに栞が俺に抱き着きながら倒れる。栞はいつもより色っぽくて可愛い顔だ。
栞「こーくん...」
俺「え、ちょし、しーちゃん...!?」
またキスを交わす俺と栞。栞は俺の手を強く握りながら蛇みたいに身体をくねらせる。気が付けば息が荒い。栞...ど、どうしたんだ...?すると栞が俺の手を掴んで胸に手を添える。
栞「...ほら...こーくん...栞を.....めちゃくちゃにして...!!」
俺「...」
もう栞を止めることはできないと思った。本当に最後までしていいのか...?俺が困惑していた、その時だった。
「ただいま〜」
俺栞「...えっ」
た、ただいま〜...?...あ、忘れてた。今日...親が帰ってくる日だ。
母「光一〜?居るん〜?」
栞「え、お、お母さん帰ってきたん!?」
すると部屋の扉が開く。
母「え、栞ちゃん!?」
栞「お、お久しぶりです...」
俺「ひ、久しぶりに当分栞とお泊まりする事になったんや」
母「ふーん...」
俺「ていうかどこ行っとったん?」
母「遠い所で出張やってん。下にお土産置いてるから適当に食べとって〜。それと、あんま危険な事はしなさんなよ?んじゃ、おやすみ栞ちゃん」
栞「あぁ、お、おやすみです」
そう言って母親は部屋を出た。
......。
沈黙が続く。
栞「...今日は...寝よっか」
俺「その方が良さそうやな」
栞「うん...おやすみ」
俺「おやすみ」
...。
栞...どうしたんだろ。まぁ、いいや、今日は寝るか。
そして次の日。
俺と栞は神戸にいる。この日は栞のお買い物について行かされ...いや、御一緒させて頂くことになった。女子のお買い物って...どーせ服とかズボンとかアクセサリーとかカバンとか化粧品とか靴とか靴下とかキャラグッズとか雑誌とかそんなんだろ?あぁ...すぐに日が暮れる。そしてとある店の前に着いた...ってえ!?そこは...女性用の下着ばっかのお店だ
...え、ま、待って待って。え、ちょ、まじか。なんか...緊張する。
俺「あの...栞さん?」
栞「ん?」
俺「あの...い、嫌ってわけじゃないけど...こ、ここに行くの?」
栞「う、うん...栞の下着決めてもらおっかなー...って思って...」
俺「ほう...え、俺が決めんの!?」
栞「うん...その...こーくん色に...染めて欲しいな〜って...」
俺「. . . 。」
何幽閉サテライトの君色サブリミナルみたいな事言ってんだ津山栞教授よ。「君色に染められてもいいの〜 未来すべて」みたいな。あの曲好きだけども。ていうか栞が「うわ...へ、変な事言うてもたぁあああ!!!!」みたいな顔してる。
栞「い、いやいやいや別にへ、変な意味じゃなくて普通にこーくんの気に入ったものならなんでもいいってことやで!?そ、そんな栞変な女ちゃうよ!?」
俺「えっ」
栞「そ、そこは否定してよ!!」
とりあえずその店に入る。お、おぉ...。なんかカラフルな下着とか模様のついてる下着とか色々ある。栞ならほぼほぼ似合うと思うんだけどなぁ...。
栞「こーくんってレモン色好きやねんな?」
俺「せやで」
栞「んじゃー...これは?」
そう言って栞が手に取ったのはレモン色と黒の島縞模様の下着だ。おぉ、良い色だ。
俺「これにしよっか」
栞「うん!で、二番目に好きな色って何?」
俺「二番目...黒かな?」
栞「黒かぁ...あーでも1枚しか無いからもっと買っときたいなぁ〜。あ、これは?」
そう言って手に取ったのは本当に真っ黒の下着だ。白のTシャツなら156%透けて見えるくらい真っ黒な下着だ。でも...栞がこれを着るって考えると...。...おっとおっと、真っ赤な液体が鼻からお出掛けしかけた。そして次々と下着を取って行く栞と俺。いよいよ試着の時だ。1着目は俺の選んだレモン色のやつだ。
栞「ど、どう...かな...」
俺「うっ...!?」
おぉ...。な、なんということでしょう...。めちゃくちゃ似合ってる!!!!!え、俺ってセンスある?扇子ある?まじで?こんな似合うとは思ってなかったよ!?す、すげぇ..栞がいつもより可愛く見える。こんな事あるんだな...。
俺「めっちゃ似合ってる」
栞「ほんま!?や、やった...えへへ」
そして次々と試着していく栞。結果6着中3着になった。内2着は俺の選んだやつだ。
俺「俺が居って良かったな」
栞「な、なんか...めっちゃ嬉しいわ...じゃ、次は...」
俺「え」
栞「え、あ、あかん...?」
俺「...ええよ」
栞「やった...!!」
栞が嬉しそうに別の店に行く。
......3時間後。いやぁ、ここまで楽しいお買い物は初めてだった。親との買い物はそこまでなのに彼女との買い物ってこんなに楽しいもんなんだな。まぁ、幼馴染みってのもあるからかも知れないが。
そして晩御飯をマクドで済まして緑が丘に着いて家に帰ろうと歩いていた時だった。
栞「今日さ、栞の家で泊まらん?」
俺「え、し、しーちゃんの家!?」
栞「う、うん...久しぶりにどうかなーって思ったんやけど...どう?」
お、おぉ...。栞の家か...確かに入るのも久しぶりだな...。も、もしかすると...いや、無い無い。
俺「ほ、ほんまにええん?」
栞「え、も、もちろん」
俺「じゃあ...そうしよっかな」
栞「やった!」
ということで栞の家でお泊まりすることになった俺。自分の家に荷物を置いて着替えとかを持って栞の家に入る。時刻は20時だ。
俺「お、お邪魔します...」
栞の母「おかえりー。え、光一君やん」
栞の父「おぉ、久しぶり」
栞「今日ここで泊まることになったから」
栞の母「えっ!?また久しぶりやなぁ。まぁ、ゆっくりしてってや」
俺「ありがとうございます」
そして栞の部屋に行く。俺と同じ2階にあるのだ。部屋に入るとそうそう懐かしい香りがしたラベンダー畑のいい香りだ。あー懐かし。
栞「なんか...久しぶりやね」
俺「ほんまやなぁ」
特に変わった所は無い。
それもまた悪くない。
栞「...きょ、今日さ、こーくんは...何時に寝るん?」
俺「えっ...べ、別にしーちゃんに合わせるけど...」
栞「...その...今日は...」
え。まさか...いや、そのまさかだ...コンコンコン。
俺栞「えっ?」
ん?誰かが栞の部屋をノックした。
罔「お姉ちゃ〜ん、ボールペン貸し...えっ!?」
俺「こ、こんばんわ〜...」
栞「お、罔〜帰ってきとったんや」
この子は栞の妹の
罔「光一やん!え?なんで部屋おるん?」
俺「あぁ、今日ここで1ぱく...」
栞「しー!!!」
俺「え」
罔「んんんん〜?」
罔が腕を組んでこちらを睨む。
罔「怪しいなぁ...光一がここで1泊するって言うただけでなんでそんな焦るん?」
栞「うっ...」
罔「あ、なるほど、お姉ちゃん最近光一の家で泊まってるんやろ?せやから夜とか光一と濃厚な夜を過ごしてるからそれをここでも...って事やな?」
栞「なっ...」
栞の顔が赤くなり始めた。
栞「い、いやぁ...そ、そんな訳無いやん...」
罔「あ、んじゃ2人共幼馴染みで最近付き合い始めたんやろ?つまり今日この家で初めての...って事やろ?」
噴火しそうなくらい顔を赤くしてる栞。初めてここまで顔の赤い栞を見た。
栞「い...いやいやいや!!栞とこーくんはそんなえ、ええええっちな事はお、大人なったらするかもしれんけど...いっ...今は普通にお互い愛し合ってるで!?それはこーくんも同じやで!?なぁ!?」
俺「えっ!?う、うん...」
罔「誰も「えっちな事」何て言うてへんよ?」
栞「あぁ.........!!!」
俺「ボロボロですやん...」
栞が四つん這いで絶望する。俺どういう反応すればいいんだよ。
罔「お姉ちゃんな?毎回学校から帰ったら光一の事想って1人であーんなこと」
栞「あああぁあああ!!あかんあかんあかんあかん!!!!」
俺「えっ...」
罔「とりぁああーーっ!!!」
栞「うわっ!?」
罔が栞に飛び付いて胸を鷲掴みにして揉みはじめた。
罔「ほらほら〜見て光一!お姉ちゃんのおっぱいこんな大きなったん変やと思わん?理由は簡単!毎日毎日こーやって自分でおっぱい揉んでるからやねんで〜???」
栞「んっ...!?あっ...や、やめてよ...!」
罔「あれれ〜?なんで感じてるん〜?な?こうやって1人でえっちな事しとったたんやで〜?知ってた〜?」
もにゅもにゅと栞のおっぱいを揉みしだく。羨ましい...羨ましい......。
栞「あん...あっ...は、離してよぉっ...!」
罔「えぇ〜?仕方ないな〜」
栞のおっぱいから手を離す罔。その瞬間おっぱいを手で隠す栞。
罔「これ以上やったらお姉ちゃん発情してまうからなぁ〜」
栞「せ、せえへんわ!!」
罔「あ、そうそう、お母さんが朱とお風呂入ったって〜やってさ」
栞「え、あぁ、分かった」
俺「朱って4歳の子やっけ?」
栞「せやで」
そう、この津山家には3人の子供が居る栞、罔、そして
栞「朱〜おいで〜」
朱「あ、お姉ちゃんや!!」
勢い良く走って栞に抱き着く朱。
栞「ちゃんといい子にしとった?」
朱「うん!おーぶんとーすたー壊した以外ちゃんとしとったで!!」
栞「よしよし!いい子いいこ...ええっ!?トースター壊したん!?」
朱「うん!!朱がな?食パン焼こうとしてパンをとーすたーに入れようとしてんけど入らんくてふたを下に引っ張ったらドーンって床に落ちてん!凄いやろ!!」
栞「凄ないわ!!な、何やってんの!?も〜何回物壊したら気が済むん?」
俺「え、前科持ち!?」
栞「栞の鉛筆削りのカス入れバッキバキに割るやろ?罔のめっちゃ気に入っとったパンツビリビリに破るやろ?お母さんのスマホの充電器粉々にするやろ?お父さんの置時計ボッコボコにしたりとか...」
俺「ただのクラッシャーやん...ていうかめっちゃ喋るやんこの子」
朱の大罪っぷりに驚いていると朱が俺の方をじーっと見ている。
朱「なぁお姉ちゃん、これ誰なん?」
栞「こーら、人の事これって言うたらあかん。この人は安堂光一って名前の人。栞の幼馴染み」
朱「あんどうこういち...?誰それ」
栞「いや、この人この人」
栞が俺を指差す。
朱「あ、この人があんどうって人?」
栞「そうそう」
朱「へぇー!!凄いな!!」
俺栞「何が!?」
この子色んな意味で大丈夫なのか...?なんかすんごい...なんて言ったらいいのか分からんくらい凄いな。こっちが凄いな!!って言ってしまうくらい凄い、うん、そういう事だ。多分だけどこういう子はこの先ストレス溜めずに生きてけると思う。羨ましい、めっちゃ羨ましい。
栞「んじゃ、お姉ちゃんとこの人と一緒にお風呂行こっか」
朱「えっ!?お姉ちゃんこの人と一緒にお風呂入るん!?」
朱の顔がなまはげ並にいかつくなった。何だよその顔。
栞「せ、せやで?」
朱「...お姉ちゃん、大丈夫なん?」
栞「な、何が?」
朱「...犯されたりしてへんか!?」
俺栞「えっ...!?」
こいつ...本当に4歳児か!?今犯すって言ったよな!?
栞「え、えっと...朱?今...なんて...」
朱「せやから手入れられたりとかバック責めされたりしてへんよなって」
栞「っ...それ...誰から教わったん?」
朱「え?罔姉ちゃん」
栞「えぇええええ!?あ、罔ってば...」
あの妹すげぇな。まだ4歳なのにそんな事教えるって...。しかも意味を理解してるって...。すると罔が部屋のドアからチラッと顔を出した。
罔「えへへぇ〜、罔の教えは成功したな」
栞「罔!?何変な事教えてんの!?」
罔「えっ、生きて行く中で必要な事を教えただけですが?」
栞「もう...今度から変な事教えんのやめてや?」
罔「えぇ〜?しゃーないなぁ...」
栞「んじゃ、お風呂行こっか」
朱「はいよ」
俺「着替えとってくる」
罔「ほほう...混浴ですか...」
栞「も、もう!!うるさい!!」
罔「失礼ー致しましたー...」
こうして妹達のやばさが分かった所でお風呂に行く。もちろん別々で服を脱いでタオルは巻いてますよ!?朱から一緒にお風呂入る許可は貰っている。うーん...やっぱりなんか緊張するなぁ。栞の身体が綺麗すぎるからってのもあるよね。だからと言って栞が悪いなんて一言も言ってないからな!?朱の身体を洗う栞。朱はおっさんみたいに「そこそこ」「あ〜ええ感じ!!」「ちゃう!!そこちゃう!!こっちや!!」と叫んでる。女だよね君。俺と栞も身体を洗う。そして割とスムーズに風呂を上がることが出来た。すると朱が突然喋り始める。
朱「あんど〜お前下手しお父さんと同レベちゃう?」
栞「えっ...!?」
俺「え?なにが?」
朱「ちん」
栞「あかーん!」
栞が朱の口を塞ぐ
...わかってしまった俺はもう終わりか
俺「朱さん...ちょっと黙ろっか」
朱「んーんんんんーー!!!」
そして朱を部屋に連れていった。その後俺はトイレをしていた。トイレから出ると栞の父が居た。
栞の父「最近どう?うちの子と」
俺「え、い、いつも通りですよ」
栞の父「ほう、そうか...今日の夜は濃厚な夜になりそうな雰囲気やけどねぇ」
俺「え、えぇ!?」
栞の父「まぁ、俺は別に構わんがな!!光一君だからな!!とにかく、頑張ってくれよ!!!」
そう言って肩をぽんと叩いて洗面所から出て行った。...ここの家庭凄いな。前から変わってるってのは知ってたけど...。まぁ、仕方ないか。そして栞の部屋に戻ろうとした時だった。ちらっと隣を見ると罔が顔を部屋から出してこっちに来いと合図を出していた。そこに行くと唐突にこんなことを聞かれた。
罔「ほんまにヤるん?」
俺「えっ、そ、それは...」
唐突に聞かれても困る。本当に困る。
罔「...まあ、ヤるヤらんは光一とお姉ちゃん次第やけどちゃんと先の事考えや?」
俺「先の事?」
罔「多分お姉ちゃんはな、光一と結婚したいって思ってるんやわ」
俺「えっ...!?」
嘘...?そこまで考えてんの!?な訳...。
罔「ほらそれ」
罔が指摘する。顔が中々鋭い。
俺「え?」
罔「今、驚いたやろ?」
俺「う、うん」
罔「それがあかんねん」
俺「え?」
ん?どういう事だ?
罔「ヤった後のカップルは別れるってよく聞かへん?」
俺「あ、あぁ...確かに...」
罔「それってな?そう言う"思い違い"があるからすぐ別れるねん」
俺「お、"思い違い"?」
罔「例えば光一がエッチそこまで好きじゃなくてお姉ちゃんがエッチ大好きな状態でヤったらどうなると思う?満足行くと思う?」
俺「あぁ...確かに」
罔「せやからさっきみたいにお姉ちゃんは光一と結婚したいって思ってたけど光一は違うってなったらそこからすれ違いが始まるねん」
俺「...なるほど」
罔「正直光一はどうなん?」
俺「え?」
罔「したいん?」
...確かに...昨日栞が俺と一線越えようとした時俺は乗り気じゃなかった。だって急過ぎたってのもあるし。それに俺はまだエッチはいいかなと思っている。
罔「まぁ、今はまだ21時30分や。今から栞の部屋戻るんか知らんけど時間はまだあるから、栞と話してる間に考えたら?」
俺「うん...」
罔「あ、そうそう。もし...」
俺「...えっ!?」
色々と考えながら栞の部屋に戻る俺。
俺「た、ただいま〜...」
栞「おかえり」
栞はベッドの上でスマホを触っていた。ガチャっと鍵を閉める。
俺「...なぁ、しーちゃん」
栞「んー?」
俺「次の部活いつやっけ?」
栞「えっとなー...」
さっき俺は罔からアドバイスをくれた。
「津山家の就寝時間は遅くても23時30分で皆寝るねん。せやからヤるとしたらその時間の後がええわ。栞は今ヤりたくて仕方ないから早くやろうとするからそれを出来るだけ阻止するように!!」
というアドバイスをくれた。とにかくその時間まで雑談やら色々な方法を使って耐える。そして時刻は23時30分。割と普通に耐えれた。問題はこっからだ。どうやってヤるかだ。罔からは...。
「栞は待ってるより来てくれた方がめっちゃ喜ぶから自分から行ったらええと思うわ。但しやな、がっつかれるよりゆっくり襲う感じ?例えば...怪人がヒロインにセクハラするみたいに」
そう、セクハラみたいに。もう1度言う。"セ ク ハ ラ み た い に"。俺は今から栞にセクハラをするのだ。幼馴染みにセクハラするのだ。最低だよ俺は。ただ...萌える。考えるだけで...うむ。よ、ようし...いつ行くかだな...。栞が後ろを向いたその瞬間にgo!!だな。チャンスをうかがってると栞がスマホの充電をするため背中を俺の方に向けた。よし、今だああああ!!!!ゆっくり栞に迫る。そして...優しく抱き着く。
栞「へっ...こ、こーくん?」
俺「あっ...あ、そ、その...」
栞がめちゃ驚く。温かい...めっちゃ温かい。栞の温もりが全身につたわる。もう、本当に後戻り出来なくなった。...でも...栞のためなら別にいい。俺は栞のためなら何でもする。
俺「その...し、失礼しますっ...!!」
栞「こーくん...?ひゃっ...!?」
栞の耳たぶを唇で挟む。ビクッと身体を震わす。
「お姉ちゃんは耳がほんまに弱いねん。せやから最初耳責めろ」
罔からのアドバイス通りにする。ゆっくり栞の耳にしゃぶりつく。
栞「はっ、あぁ...はあんっ...」
反応は物凄くいい。それにエロい声で喘ぐ。あぁ...栞の髪のいい香り。栞の耳の穴も責めていると声はどんどん大きくなる。耳でこんなに反応するんだな...。
栞「はぅっ...んっ...こ、こーくんっ...あっ...」
耳から離れて栞の顔を見つめる。今、目の前に物凄く色っぽくて赤い顔の栞がいる。こんな栞見た事ない。...ムチュっ。じっくりねっとりと長いキスを交わす俺と栞。
「キスはねっとぉーりと!!」
罔からそう言われている。イヤラシイ音を周りに響かせて体を蛇のようにくねらせる。そしてキスをしながらベッドに倒れる俺と栞
ポツポツとパジャマを脱がす俺。
うおおおおおお...!!!!!これが...栞の...。体操服の上からよく透けてて見えてたけど...す、すごいな...って、この下着...。目の前には俺が選んだレモン色と黒の島縞模様の下着を着ている。そして栞の胸に手を添える。そう、忘れてはいけない。栞にセクハラみたいにヤらなきゃだめなのだ。
「耳責めもええねんけど首舐めたりとかしながらおっぱい揉んだらもっとエロいお姉ちゃんが見れるで!!」
と、本当のドセクハラアドバイスをくれた。俺は言われた通りゆっくりと揉む。
栞「んっ...あっ...」
小さな声を出す栞。おぉ...大きい。なんか...ぽよぽよしてる。人によって柔らかさが違うらしいけど栞は柔らかい方なのかな...。本当にぽよぽよしてる。そしておっぱいを揉みながら首にキスしたり舐めたりすると反応が大きくなる。可愛い。本当に可愛い。ん?なんかさっきから手に当たるな...。おっぱいから手を離すとブラの上からでも分かるくらい勃っている。栞も興奮してるんだな...。ブラの上から乳首に触れる。
「乳首弄る時はこねくり回したり擦ったり弾いたりしたら栞喜ぶわ。ただ優しくやったって」
優しく...か...。
とりあえず摘んでみよ...と思いぎゅっと栞の乳首をブラの上から摘む。
栞「あんっ!!」
俺「えっ!?」
栞がビクンっと身体を震わせた。
俺「い、痛かった...?」
栞「う、うん...ちょっとだけ...」
さっきより優しく摘んだり擦ったりこねくり回したりする。
栞「あぁっ...!!はぁっ...んあっ...あぁ...」
手を口の前に置いて喘ぎまくる栞。片方のブラを外しておっぱいを露わにする。おおおおおお...凄い...。これが...栞のおっぱい...。目の前には栞の豊満な豊満な何カップあるのか分からんくらいのおっぱいがある。ビンビンじゃないか...。それを指でぴんぴんと弾く。
栞「あっ...!あぁっ...!んっ...い、いじわるぅっ...!!」
俺「へへ...ちゅっ」
栞の乳首を口でパクッとする。
「ビンビンに乳首勃っとったら口で吸ったり舐めたりちょっと噛んだりするのもありやな」
言われた通りに吸ったりちょっとだけ噛んだり舐めてあげる。
栞「あっ...んんっ...!!あかん...あぁっ!!こーくんっ...あぁあっ...!!!」
俺「いいよ...可愛いよしーちゃん...」
脚を閉じてもぞもぞと動かしている栞。よし...2回戦に行くか。脚を両手で開く。
「もうここまで来たらお姉ちゃんとろとろやからパンツの上から弄ったって。ただ、弄る前にお腹と脚撫でたって〜」
との事だ。お腹のラインや真ん中を指でそーっとなぞって脚を優しく撫でる。栞は俺の手を見ている。そして...とうとう俺は栞の花園に触れる。何だか湿ってる感じがした。
「最初はちょっとこねくり回すんよ。それでなんか突起があったらそれがクリやわ」
言われた通りにパンツの上からこねくり回す。
栞「はぁっ...んっ...あっ...!あぁっ...」
意外とここって柔らかいんだな...。めっちゃぷにぷにしてる。それに...濡れてきてる。栞は手を丸めて胸に添えている。それ程気持ちいいって事なのか...?そして指で突起を探す。確かちょっと突起が...あった!!
栞「あっ...そ、そこはぁっ...!!!」
栞が俺の手首を掴む。
「行為の途中でお姉ちゃんが手首掴んでくる事あるけどそれはそこが物凄く弱いって事やから気にせんと普通に責めたって」
との事だ。栞の手首を掴む力はまるでUFOキャッチャーのアーム並に無い。すぐに振り払えた。
「もし見つけたらそれを乳首弄った時より優しく撫でるかノックしたって」
というご命令なのでノックしたり優しく撫でたりする。そこに触れた瞬間栞はビクビクと大きく震える。確かここって男でいうシンボルと同じらしいな。女でいう男のシンボルって聞いたことがある。
栞「あぅっ...!!あぁっ!!あかん...!!!頭おかしなるっ...おかしなるってぇ...!!」
そして俺はすんごい裏技を教えて貰っていた。
「スイッチから割れ目に沿って下に撫でてからスイッチの右、そして下そして左っていうのを交互に繰り返してみ、狂うようにイクわ」
えっと...スイッチから割れ目に沿って下に撫でて...。
「あぁっ...!!」
そしてスイッチをの右に持って行って...。
「んんぅっ...!!!」
それを繰り返す...。栞がさらにビクビクし始めた。
「それと同時に首と耳とおっぱいもやぞ!」
同時におっぱいを揉みながら首を舐める。物凄く濡れてる。湿度300%くらい。涎を垂らしながらよがりまくる栞。
栞「んはぁああっ...!!ああぁっ...あぅっ...イ、イクっ...!!!イクゥうっ...!!!」
んひょおおお!?今...イクって...!?人生初だぞ今の。そして...とうとう栞は腰を浮かせて。
「はぁぁああああああッ.....!!!!!!」
...イった。イかせてしまった。絶頂に達した後でも栞は俺に持たれながら身体をビクビクと震わせてエロい息を吐きまくる。俺の片手はグチョグチョだ。い、イかせちゃった......。俺はどうすればいいのか分からず息の荒くなった栞をただただ見ることしか出来なかった。
「ちなみにやけどな...1回じゃなくて2回目やってみ?お姉ちゃんほんまに喜ぶわ」
俺は罔からそう言われてる。栞はトロトロだけどまだやっても大丈夫...なのか...。つまり鬼畜になれと。...意地悪してやるか。栞のブラを剥ぎ取っておっぱいを露わにして片方を口で吸い付いて片方は手で乳首を弄りながらパンツの中に手を入れてくちゅくちゅ言わす。
栞「んあっ...!?待って...あんっ...待って...!!!あっ!!!あぁっ!!!」
俺「へへ...栞...ええんやで...もっと狂っても...!!」
もう栞のアソコはゲリラ豪雨だ...俺の手を掴んでアソコから離そうとするが力はもう100分の1くらいしかない。
「待って!!!許してぇ!!!あぁぅ!!!あぁっ!!あぁっ!!!イッちゃう!!!またイッちゃうぅ!!!」
栞は喘ぎ散らかす。狂ったように喘ぐ。そしてまた身体を反らす。
「んぁあああぁっ...あぁあっ...!!!!」
ビクンビクンしながら絶頂に達した栞。エロい吐息を部屋に響かせて数分後、やっとこっちを向いた。そしてゆっくりと俺の顔に近づいてキスをする。長く、ねっとりと濃厚なキスを。
そして栞がもう一人の俺をズボン越しに触って来た。ビクッと身体を震わす俺。
栞「...こーくん...栞でこなえなったん?」
俺「う、うん...」
栞「...ふふっ」
栞が笑いながら俺のパジャマとパンツを脱がす。
栞「うわぁああああっ...!?す、すごい...」
栞は目をものすんごく見開いて俺のシンボルを見る。そんなジロジロ見んなよ...な、なんか恥ずかしいやないか。そしてもう一人の俺を口で弄ぶ。あぁっ...いいなこれ...。す、すごいな...な、なんか凄い...。するともう一人の俺から栞の口が離れる。何をするんだ?と思っているとおっぱいの間にもう一人の俺を挟み始めた。
栞「めっちゃ温いやん」
俺「え、そ、そう...?」
今俺は栞のおっぱいにもう一人の俺を挟んでもらっている。そして栞が上下におっぱいを動かす。
栞「ど、どない?」
俺「あっ...め、めっちゃいいよ」
栞「ほ、ほんま?...ぺろっ」
俺「ぬぉっ...!?」
栞「ふふっ、どなえしたん?」
栞が笑いながらもう一人俺のの先っちょを舐める。な、なんだこいつ...小悪魔っぽい顔しやがって...。や、やばい...その小悪魔の顔がエロ過ぎて...!!
俺「や、や、やばい...もう出そう...!」
栞「え、ちょ、ま、待っ」
俺「...ごめんっ!!!あぁっ!!」
栞「うわぁあああっ!?」
我慢出来ずに俺は栞に盛大に出してしまった。多分過去一番だと思う。栞の顔、おっぱいにはもう一人の俺の唾液がべっとり付いている。なんか...エロい。
栞「も、もう...」
俺「ご、ごめん...」
やばいくっそエロい。今の栞やばいくらいエロい。そして栞がパンツを脱ぎ始めた。う、うわぁ...。女の子の花園ってこうなってんだ...へぇ...。初めてだったからじーーっと見てると栞が手で隠す。
栞「そ、そんな見んとってよ...」
俺「え、あ、あぁ...悪い悪い」
あぁ...とうとう最後か...って待て。
俺「...ゴムは...?」
栞「...ほ ん ま や」
ぬぇえええええ!?栞さん!?津山栞さん!?そこめちゃくちゃ重要ですよ!?ってまぁ俺が持ってきてないのが悪いんだけどさ。あたふたしてるとコンコンコン!!とドアをノックする音が聞こえた。栞が急いで服を着てドアを開ける。
罔「お、ヤってたのか」
栞「は、はぁ!?や、ヤってへんよ...」
罔「ふーん、じゃあ後ろにある下着は何なのでしょうかねぇ...」
栞「あっ......!!」
俺の前には栞のレモン色の下着が転がっている。
栞「うぅ...ち、ちゃうもん...」
罔「まーまー、避妊はちゃんとしてね〜はい、どうぞ」
栞「え?何これ」
罔が栞に銀色のちっちゃい袋を渡した。
罔「んじゃ、そ言う事で」
栞「え、ちょ、待ってよ〜」
罔はバタンと扉を閉めて部屋を出た。
栞「もう...何なんよあの子...」
俺「中々おもろい子になったな」
栞「て、ていうか...何なんこれ?」
栞が罔から貰った銀色の袋をぴらーっと開ける。
栞「こ、これって...」
俺「あぁ...せやな」
薄々予想はしてたがコンドームだった。...って待てや。タイミング良過ぎやろ。
俺「罔...万能やな」
栞「万能過ぎて困るわ...」
罔から貰ったゴムを装着して栞を仰向けに寝かせて脚を開く。
俺「入れるよ...」
栞「うん...」
ゆっくりゆっくり...ゆっくりゆっくり...。
...ズボッ!!!
栞「ひゃぁうぅっ...!!!!!!!」
俺「おぉあっ...!!!!!」
なっ...なななななんだこのっ...うあぁっ...。や、やばいばいやばいっ!!!!ちょっと入れただけなのにイキそう...おおおっ!!!
俺「あっ...ちょ、し、しーちゃんっ...う、動くな...」
栞「そ、そんな事言われてもっ...あぁっ...!!!!」
俺「と、とりあえず止まって!!」
栞「あっ...う、動かんとってっ...!!」
俺「動いてへんよ!!」
栞「あ、ほんまや...」
こういう時でも天然さを発揮するあたり栞は凄い。凄いし可愛い。そしてやっと俺と栞の動きが止まった。気が付けばお互い手をギュッと掴んでいた。
俺「...行くよ」
栞「来て...!!」
そう言って栞の奥にもう一人の俺を突き上げる。栞は狂うように喘ぎ散らかす。パンパンと音が鳴る。あぁ...気持ちいい。それと同時におっぱいを揉んだり乳首を弄って栞を昂らせる。
栞「やっ...!!んっ!!あっ!!これっ...凄いっ...!!」
俺「しーちゃんっ...俺...今最高の気分やわ...!!」
栞「うんっ...栞も...最高っ...!!!」
そして終わりの合図が来そうになった。
栞「あぁっ!!あぁっ!!こーくん...もうイッちゃう...!!」
俺「俺もっ...もう...!!」
栞「こーくんっ...!!!」
俺「しーちゃんっ...!!!」
そしていつもより強く突き上げた瞬間だった。
「あぁあああああぁあぁあああああああぁあッ...!!!!!!!!!!」
栞は身体を反らして絶頂に達した。俺も同時に達した。......。ゴムを外して疲れたのかベッドの上で息を切らす俺と栞。すると栞が俺の顔に近づいて来た。...チュっ。俺が栞に抱き着くと栞は俺にキスをしてきた。
栞「...これからも...よろしく」
俺「うん...よろしく」
そしてお互い手を繋ぎながら寝た。
そして次の日の昼。
何故か俺は学校の制服を着せられた。横にはなぜかスーツを着た母がいる。
俺「今から何すんの?」
母「結納やで」
俺「は!?ゆ、結納!?」
...はい?え、ま、まじで!?結納!?え、結納!?ゆ!?い!?の!?う!?えぇええええええええええええええええ!?結納って確か結婚の4.6ヵ月前にするやつだよな...?俺結婚は4.6年先を望んでるんですが...。え、待って待って俺がおかしいの!?それとも周りがおかしいの!?周りの空気は「今から結納したんでぇえええ!!!Fooooo!!!」みたいな勢いだよ!?え!?どしたのみんな!?すると罔が制服姿やってきた。
罔「なぁ、結納って今やるもんちゃうやろ?」
俺「だよな!?」
栞の母「え、そうなん?」
罔「せやで!?結婚の4.6ヵ月前くらいにするやつやで!?」
栞の母「だって...ヤったんやろ?栞と光一君」
栞の父「ヤる=結婚やろ?」
俺罔「......はい?」
母「そうやでそうやで!!ヤる=結婚や!」
栞の父母と俺の母「ハハハハハ!!!!」
俺と栞の親が笑い合っている。
罔「大丈夫かこの人ら...」
俺「恐怖でしかあれへんわ...」
朱「うむうむ」
俺と罔と朱で絶句してると後ろから物凄く嬉しそうな顔をした栞がやって来た。
栞「これでずっと...一緒やね」
俺「いや...やからって結納は...」
栞「ま、まぁ...確かにそうやけど...ね...」
俺罔「. . .」
...この家本当に凄い、うん。よくこんな感じで今まで生きていけたな(クソ失礼だけど)って思うもん。
母「ほら、光一〜おいで〜」
俺「...はいよ」
ま、悪くないか。きっと毎日が楽しいだろうし。
俺「よろしくね」
栞「うん...!!」
恋愛進行中 祇園四条 @ASR223
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