第13話まりや
まりやは、田中の好きな相手がみさきだと思っている。
まりやは、なかなか田中を忘れる事が出来なかった。
みさきは、受付嬢にも匹敵するような才色兼備だった。
おばさんなのにと思いながら年齢とは比例しない幼さと可愛さを持っている。
どこかに弱点があると思って田中繋がりでまりやは、みさきに近づいた。
近づいたのがまずかった。
みさきは、思っていたより天然で可愛らしい憎めない性格だった。
自分も惹かれてしまった。
ダメだ…。弱点を探さなくては。
そんな時に若林明という人物が現れた。
そんな…。同姓同名と思いたかった。
しかし、会社帰りにみさきを尾行すると
義理の兄の若林明だった。
みさきの弱点でもあり、まりや自身の恥ずかしい事であった。
しかし、手は勝手に動くものである。
スマホで写真を撮ってしまったのだ。
間接的にみさきが明から離れるように言葉で写真で示した。
わたしの仕事はここまでだとまりやは、思い、みさきのパソコンに写真を送った。
写真は、姉と明が一緒に歩いてる写真だった。
みさきの弱点はやはり明だったようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます