第11話 慰安旅行当日5
「はぁ…凄いな…お前…こんな、可愛い顔して…身体まで、白くて…細くて…女みたいじゃんか…」
え?
目が覚めた事で自分がうとうと寝てしまってた事に気付く。
あれ?今、何か聞こえた?
それとも夢?
目が冴えてきて、周りを見ると中村が隣に座っていた。
「今、中村何か言った?」
「え?お、俺?な、何にも言って、ね、ねーよ。」
明らかに動揺してるし…今の中村の独り言?
俺の事言ってた?
確かに、中村の声だった気がする。
俺はじーっと中村を見つめた。
「そ、そんなに、見つめるなよ、照れるだろ…/////」
「照れるって、俺なんか聞こえて来たんだけど、今、俺の事言ったの?」
中村がドギマギして言う、
「だ、だから、言ってる意味がわかんねーって」
「そっか、訳わかんない事言って、悪かったな。そろそろ飯の時間じゃね?」
そう言うと、俺達は宴会場のある大広間へ向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます