冥婚のはて紅包亡き娘 part4

貴方は永らく

業火で焼身させられた

既に意識ないまま

その身が無くなるまで

閉じ込められていた

それでも貴方の想いは何処へ…。


耳を塞ぐそれでも聞こえてくる

呻き声は頭にとても響いているかい?


さぁ地獄の始まりだ


貴方の覚悟を娘に届いたのなら

きっとそうふたりはお似合いの

花嫁と花婿だよと


紅い涙を流して夢で泣く貴方は

きっとあの娘を幸せに

導いてくれたのかな


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