冥婚のはて紅包亡き娘part1
夜は儚く暁が満ちている
それはそれは何かを悟るように
でも何時もと変わらない
薄暗い道端の片隅
明かりが導く一筋の紅包
お前の暗い仕草も知らぬ
バタバタ藻掻く様も悶える様も
思い出の中で生きてる
そう思いたいのなら
古い風習涙も枯れた
人肌恋しい幼げの娘へ
薄笑いしながら髪の毛毟り
カタカタと文は書いてるかい
沸き溢れる幸福は
娘へ送り付ける為の大衆の陰り
えーそう何よりもきっと
幸せに成れるはずなのに
紅い包みがもたらす意味
気が気でない遺族お前らは
ずっと待望の時を望む
瞬きを忘れる程に
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます