千夜に舞う木洩れ日の処娘ep6 終

巡り合わせた日々に

怒り上枝の先に

嬉々遣いのいだち

木洩れ日はまだ射してる


前だけ見つめること

恐怖さえ感じれない

気の行くままに

貴方を想うままに


いつか逢えたこと

もう二度と来ないあの日を


舞い落ちる上枝の葉は

いつか埋まる貴方に落ちて

気が付けば隣に居て

笑って泣いて寄り添う


架空の幸せだって

運命よりも強く輝く

日々の中で思い出すよ

絶えず想って日々の夢に気付く


数えきれない思い出が

走馬灯で繰り返される

共に過ごした想い人よ


舞い踊るこの地の空

夜は月明かりで満ちて

苦渋の片隅にすがる

気休めな季節でも


千夜に舞う木洩れ日の処女

涙拭う丈合わぬ袖で

他時も絶えず

巡り逢えるはず

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