第9話クエスト9続!休みを取ろう
後書きには閑話のことを書こうと思ってたんだけど、後書きがどこにあるかわからないから閑話にしました。閑話の方が私的に好き。
>>>>>>>>
「うう、ひもじいですぅ。」
宿代は一応払えるくらいはありますが、外で何か買うほどお金がないのです
串焼き一本買うのでもかなり悩むのです
「お嬢ちゃん、お菓子買ったげようか、はぁはぁ。(お菓子で暗がりの人が少ないところに連れ込んでやろうぐへへへ)」
「ほんとです? 欲しいのですっ!」
わーいなのです!ここの人は優しいのです!
「これとこれとそれも! あとあれっ!あっでもこれも欲しいのです…」
「お、お嬢ちゃんそのくらいに…「お会計は6万レムになります」えぇ・・は、はい」
「「毎度ありがとうございましたー」」
「さ、さぁお嬢ちゃんこっちに「そういえば!知らない人についてっちゃダメってママに言われたのです。 じゃねー!なのです。」な?!ちょっとまっ…」
んんー!美味しいのです!このくっきーとかいうお菓子!
「おっちゃんもう少しだけっ!少しだけだからっ!な?たのむよ」
こらそこの腐女子ども、さわがない。
俺は今鍛冶屋のおっちゃんと値切り交渉をしていた。裏手の路地にもおばあさんがやっている珍しい武器屋があるみたいだが俺はそんな怪しいとこには行かなかった。
「だーめだ、まだガキの癖に売ってもらえるだけありがたく思え!これ以上は譲らん。」
うーんギリギリ払えなくはないがまたその日暮らしになるのはなぁ・・・でも装備でけちってられないしなぁ。
はっ!、こうやって経済は回っていくのか。
うまくできてるな。
「わかったよおっちゃん。その代わり鞘もいいのをつけてくれよ!」
「あたりめぇだ!この刀に変な鞘つけたら鞘が切れちまうぜ。」
俺は鍛冶屋のおっちゃんからカタナと呼ばれる剣を買った。片方にしか刃がなく反っている珍しい剣だった。でもなんか琴線に触れるというかなんというか、惹きつけられるんだよな・・・
「はいおっちゃん75万レムだ」
「あいよ。 おい坊主名前はなんていう?
この刀の主人だ、名前は覚えといてやるよ」
「メルだ。冒険者のメル。おっちゃんは?」
「メルか・・・どっかで聞いたような・・
わしはガンテツ」
「じゃあまたなんかあったら頼むよガンテツのおっちゃん!」
そう言って鍛冶屋を出た。おっちゃんの眼鏡にもかなったようだし、楽しかったなぁ!
「お腹もすいたし昼飯でも食べようかなー、」
「たまには昼食はともかく、夕飯くらいは作らないと腕が落ちますね。自室でみんなでたべてもらいましょう。」
「お菓子はあるけど、お昼代払えないのです…お腹すいたです、うぅ」
「訓練の後は飯に限る!さて何を食べようかな。」
「「「「あ」」」」
外で出たら三人とばったりあってしまった。
「・・・ぷっ」
「「「「あははははは!」」」」
なんだかんだで俺たちは気があうような、惹かれあうパーティなのかもしれない。
===閑話===
リリ「みんなでメルさんのおごりでお昼ご飯食べようです!」
メル「はぁ!?リリ以外は俺より持ってるだろ!」
リリ「なんで私だけ決めつけるのです!?」
シルフィ「男の度量のみせどころだぞ?」
マリア「(今さら手料理とか言いづらいですね・・)
」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます