第2話


 某ゾンビーゲームの主人公が中国に来た。


 大量発生するゾンビ。


「くそ!数が多い」

 バンバンバンと銃を乱射する主人公。

 と、そこへ。

「はーい、駄目駄目駄目~、商売の邪魔しちゃ駄目あるよ~」

 と、黄色い古風な服を着た男がやって来た。

 男は札を取り出すとゾンビの頭にベタベタベタと札を貼っていった。

 札には何やら呪文の様なものが書かれていた。

 ゾンビは札を貼られると直立に立ち両腕を前に出して動かなくなった。

 主人公が周りを見るとそんな黄色い服を着た男が大勢居た。

「駄目よ外人さん。ここ私たちのシマあるよ。邪魔邪魔、帰って帰って」

「え、はあ、すみません」

 黄色い服の男の後に従ってゾンビ達はピョンピョンと跳ねて付いて行くのだった。

「えーと、何だっけ、これ?」

 主人公はトボトボと宿に帰って行った。


「ああ、そうか、キョンシーじゃねえか!」


 終わり。

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