ゾンビーズ
朝野風
第1話
朝。
女の子が家の玄関をガラガラガラと開けた。
「キャー」
女の子が悲鳴を上げた。
「どうしたの!」
お母さんが玄関に走って来た。
「お、お母さん、ゾゾゾ、ゾンビが」
外の門扉の向こうにはゾンビが一体門扉に行く手をさえぎられていた。
「ウガー」
とか言いながら。
「はいはい、ゾンビーくらいでおおげさな」
お母さんは下駄箱の上にあったキンチョールをゾンビ向けてプシューと一振りした。
「うが!ウガガ・・・」
崩れ落ちたゾンビ。
「こ、怖かったー」
「もう、しょうがない子ね、後で保健所に電話して取りに来てもらうから、ゾンビーまたいで早く学校に行きなさい」
「はーい、いってきまーす」
終わり。
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