魔王と妖精の空戦記録 ~レガシーエアフォース~

作者 三田 竜獅

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★★★ Excellent!!!

飛翔する謎のエイリアン『翡翠の侵略者』に人類が追い詰められてから数十年──
軍産企業が"国家"として人々を支配するのが当たり前となった時代に、世の流れから外れた『老兵』たちが大空を舞う!

冒頭から白熱のドッグファイトに引きつけられ、ハードボイルドな表現や文体、世界観など、読んでいて夢中になる作品と思います。

主人公の秘密や空を飛ぶ"少女"たち、そして謎の女性パイロット──
読み進める内に、今後に目が離せなくなるでしょう。
最新話では新たな展開が起こり、さらに読者を驚かせるはずです。
ぜひご一読を!

★★★ Excellent!!!

《翡翠の侵略者》と呼ばれる脅威に立ち向かう戦争兵器の子どもたち。企業お抱えのアイドルでもある彼らの中には、音楽ライブと化した空戦でかつて侵略者に立ち向かった功労者である大人たちを殺戮する者も。そして大衆は、そんな彼らのステージに熱狂する・・・。

戦争が娯楽めいたユートピアの皮を被るディストピアという舞台で描かれる、《翡翠の侵略者》と呼ばれる脅威に立ち向かう主人公と仲間たちの物語です。その魅力は、なんといっても臨場感あふれる空戦。緻密だけど無駄が省かれた描写の生み出すスピード感と迫力ある戦闘シーンは最高です。

また登場人物も魅力的で、中でも過去の葛藤を抱えつつ時にシニカル・時にシリアスに振る舞う主人公には、気がつけば感情移入しており、ピンチになるたびにハラハラしました。それ以外の登場人物も、思わず感情を逆撫でられたアイドル少年たちや、醸し出すホラー感に堪らずぞくっとした敵勢力など、形はいろいろですが、本当に引き込まれました。

最新話では、あらすじで紹介されていた作品の要である(っぽい)エルフ(なのかな?)も登場し、これからの展開が楽しみです。

★★★ Excellent!!!

これは読まないと損ですよ。プロが書く小説と寸分たがわずな作品です。というか下手なプロよりも上手く、物語の構成、緻密な文体、軽快なトークなど、面白く読み進めることができます。

物語の主軸である、航空機戦の息もつかぬ迫力ある戦闘シーンは、目の前に映像として映し出されるほどの描写力があります。読んでいて胸がドキドキするような展開に思わず感嘆せしめます。