第14話「夏だ!キャンプだ!!私立全裸学園・その2」

「よし!キャンプ場に着いたぞ!!」


 茶髪セミロングの美人教師は、全裸の腰に手というウルトラポーズで立ったまま、海たちに言った。


「じゃあ、それぞれの場所に分かれてまずはテント設営だ!!」


 美人教師の声にみんなが動き出した。


 動きながら、ふと海は途中のサービスエリアでのことを思い出していた。


 サービスエリアにて昼食となったが、全裸女子高生で埋め尽くされたサービスエリアは海にとって壮観の一言だった。


『いや、それよりも気にも止めない他の人たちが異様だったな!』


 海は他の人たちが全く全裸に気にもしない光景にビックリしていた。


『まあ、それこそ現実でないVR(仮想現実)の世界ってことの証明か!!』


 と、海は思っていると美人教師から声が上がった。


「二階堂!さっさとテントを立てろ!!いいか?間違っても先に股間のテントを立てるなよ!!」


 美人教師の一言にまた、みんなが爆笑した。


『クソー!爆乳スイカップめ~!!』


 海は美人教師の爆乳をにらんだ!!




「ねえねえ海くん!私たちの場所、ここみたいだよ」


 海たちはテント場に着いた。


「ハアハア、なんだよこのテント道具、めちゃくちゃ重い!!」


 海は割り当てられた場所にテントの道具を置いた。


「このテントはきっと古いぞ!今のはこんな重くないからな!!ポールが鉄とか布が船布とかなんじゃないのか!?」


 自分の荷物のバック、そして重いテントを持って来た海はクタクタになっていた。藍たちはそれぞれ全裸のまま、バックを持って立っていた。


 ツインテールに普通のおっぱい、細目のヘアーの藍。


 黒髪ロングストレートに藍より大きいメロンおっぱい、黒縁メガネにハートのヘアーの牛子。


 ボブカットに膨らみかけのおっぱい、B地区は陥没、ツルツルアンダーのどうみても小学生の女子高生、風子。


 3人は突っ立ってたままだった。


『あれ?手伝ってくれないのか!?』


 テントを袋から出していた海はなにもしない藍たちに不満を感じた!


「さあ海!とっとと立ててくれ!!」


 牛子はイキイキと言った。


「海っち!頑張って!!」


 風子も言った。


「じゃあ、私たち待ってるから!」


 藍もそう言うと、3人は持ってきたバックにドシッと座った。


「おいおい!手伝ってくれよ!!」


 3人はニヤニヤしながら、バックに座ったまま両膝に両手を置くと、ゆっくりと開いた。


「おい!オッサンみたいに座って休んでないで手伝ってくれよ!!」


 3人の股間が丸見えだ。


『てか、あれ?ヤッベー!!』


 3人の股間を見ているうちに海は、しゃがんだまま立てなくなっていた。


「海くん?どうしたの?」


 藍が海に聞いた。


「なでもねーよ!!」


 その様子をみて3人はイシシシ!と笑った。


「やった!立った!!海のテントが立った!!!」


「違うよ、海っちは私のを見て立ったんだよお!」


「海くん!クパッてやったら、海くんのテント、もっと大きくなる?」


「おっ!お前ら~!!」


 海は3人に、からかわれたのが分かった!




―――ガンッ!


――ガンガン!!


「「「ごめんなさーい!!!」」」


 海は容赦なく、3人の頭をはたいた。





「こっ、ここか?」


 牛子が恥じらいながら海に聞いた。


「ああ、俺も持ってるから、先っぽをゆっくり入れるんだ!」


 牛子と海の様子を、藍と風子はドキドキしながら見ていた。


「破けない?」


「大丈夫だ!ゆっくり丁寧にやれば」


 海は牛子の腰に手をやりながら、先っぽをあてがうのを手伝った。


「海くん、ずるい!!」


「藍!ジャンケンで負けたんだから受け入れろ!!」


「海っち!次は私とだよお!!」


 海はあとは2人を無視して牛子に言った。


「じゃあ、入れるぞ!」


「いっ、入れるからな!!」


「ゆっくりな!」


「んっ!!///」


 ゆっくりと入れていく牛子。


「ああっ、海!入ってくよお、じわじわって入っていく!!」


「牛子そのまま、ゆっくり入れて!!藍は受け止めてくれ!」


「海っち!私は?」


「風子は次に俺がもう一本、入れるからな!!」


「わかったよお!私の方に、海っちが入れるんだね!!」


「じゃあ、みんな行くぞ!!」




「「「はあああんっ!!」」」


 女子3人の声が上がった!


 十字に入れられたテントのポールを4人で立ててセットした。


 こうして、なんかイヤラシイ感じのテントの設営が終わった。


 テント設営のあとは川遊びだった。




「冷たーい!」


 藍が川にザブザブと入って行った。


「早く!そんなに深くないよお」


 藍が全裸で、あとから来る海たちに手を振った。川は藍のスネほどの深さ。確かに深くはない。


「なーんだ!潜って魚でもと思ってたのになあ」


 牛子は片手に銛もりを持ち、水中メガネをしながら言った。


「あれっ?牛子、メガネなくて見えるのか?」


「うん!この水中メガネは度入りだから良く見えるゾ!!」


「そうなんだ!」


「てか海!川に来たんだから全裸になれよお!!」


 牛子はそう言うと海の水着を脱がそうとした。


「いや!全裸だと色々、まずいんだよお!!」


 牛子と海がジャレていると風子がものすごく残念そうな声を上げた。


「あーあ!!浮き輪持って来たけど、これじゃあ泳げないね!!」


 風子の腰の浮き輪がさらに残念感を盛り上げていた。


『やっぱり近所の小学生だよなあ!』


 その幼い体つきに海は思った。


「でも、水かけっこぐらいは出来るわよ!とおっ!!」




―――ビシャッ!!


「うわっ!やったな藍」


「きゃあー!」


 海は藍と水かけっこを始めた。


「あーあ、楽しそうな二人!」


「牛子!川上に滝があったから、そっちに行こう!きっと深くなってるよ!!」


 牛子と風子は川上に向かった。


「やっわね!海くん!とお!!」




―――ビシャッ!


「藍やったな!!とお!!」




――ビシャッビシャッ!


 二人は水をかけあって楽しんだ。


 でも、そのうち藍が足を取られて転んだ。


「キャッ!」


「藍!」


 転んだ藍に手を伸ばす海。海と藍はもつれあって川に転んだ。




―――バシャーン!!


 海が下になり藍を守った。


「藍、大丈夫か?」


「うん、海くんのお陰で」


 目が合う二人。


「海くん」


 海に馬乗りになっている藍。


 藍のB地区は冷たい水に濡れて、かたくなっていた。


 藍が息をするたびに、藍のB地区が海の B地区に触れた。


『藍のおっぱいの先が、俺のおっぱいの先にこすれて、気持ちいい!///』


「海くん?」


 藍の唇から吐息が漏れる。


 海は藍のおっぱいを見た。


 海に馬乗りになっている藍のおっぱいは、重さで魅力的な形に、たわんでいた。


「海くん…大好きだよ」


 藍は半開きの口のまま、海の口に近づけると舌を入れながらキスをした。


「「んっ」」


 海と藍はしばらくキスをした。


 少しして藍の唇が糸を引きながら海から離れた。


「ね?このまま、ちょっと入れちゃおっか?」


 藍の悪魔の囁き!


 藍はそう言うと海の水着の紐を緩めた。


 すでに海のビックマグナムは準備万端だ!


 藍が水着を両手で脱がそうとする。


 海の腰が無意識に持ち上がった。


 藍が海の水着に脱がすにつれ、水着にマグナムが引っかかりながら、起き上がって行く。


 その時だった!


「キャー!風子が!!」


 牛子の悲鳴が響き渡った。


 海は牛子の悲鳴の方向、川上にダッシュした。


 川は左に曲がっていた。すると左に曲がった先に、滝壺があった。


「どうした牛子!?」


「風子が風子が!」


「牛子!落ち着け」


「風子が浮き輪のまま滝に当たりに行ったら、そのまま滝壺から出て来ないのお!!」




―――バシャーン!!


 海はすぐに川に飛び込み滝壺に向かって泳いで行った。そして滝壺の近くに着くと、風子を探して水の中に潜った。


 滝壺の中は深かった。


『いたっ!』


 浮き輪をしていない風子が、ぐったりとして水中を漂っていた。


『風子おおお!!』


 海は夢中で風子を抱き抱えると岸に向かって浮上した。


「ぶはっ!風子!風子!目を覚ませ!!」


 岸に上がった海は、風子にそのまま呼び掛けた。


「ダメだよお!意識がないよおお!!」


 泣き出す牛子。


 海はいつだったか漫画で見た、心肺蘇生の方法を思い出していた。


「呼吸確認!1,2,3,4,5。呼吸無し。心肺蘇生開始!!」


 そう海は言うと、風子の真横に立て膝をついて、風子の陥没乳首を指差した。


『乳首と乳首を結んだ線より指三本下が心臓だったかな?』


 次に海は、指が肋骨に食い込まないように押す方の指の間に、反対の手の曲げた指を入れた。


「1,2,3,4,5……」


 30回心臓マッサージをすると、今度は風子のアゴを上げた。


「気道確保!人工呼吸開始!!」


 海は大きく空気を吸い込むと、風子の鼻を押さえ、風子の口に息を吹き込んだ。




―――フゥーッ!!!


 グーっと風子の胸が盛り上がる。人工呼吸を2回すると、また海は心臓マッサージを30回繰り返した。


「風子!目を覚まして!!」


 藍が叫んだ。


「1,2,3,4,5……」


「ぐふっ!」


 何順目かの心肺蘇生で、風子は口から水を吐くと息を吹き返した。


「うっ、海くん?」


「風子!!」


 海は優しく風子を抱き起こした。


「風子おお!!良かったよおおお!!!」


 涙をボロボロ流した牛子が風子に抱きついた。


 藍もボロボロ涙をこぼしていた。


 それから生徒全員を集めての説教があった。


「いいか!楽しいのも分かるがハシャギ過ぎはダメだぞ!!」


 美人教師が全裸で説教をしていた。


「と、まあ話はここまでにして!さあ次は、夕食の支度だ」




 海たちは炊事場にいた。


『しっかし、これまた絶景だな!!』


 海は炊事場を見渡した。


 女子生徒全員がエプロンだった。


『まさに裸エプロン天国だな!!』


 海がニヤニヤしていると藍が声をかけた。


「海くんは火起こしをお願いね!」


「おう!任せろ」


「私たちはカレーの下準備よ!」


「わかったゾ!!」


 藍と牛子は返事のない風子を見た。


「……///」


 風子の様子が変だった。妙に赤らんだ顔をしていて、口を半開きにしたまま、ずっと海ばかりを見つめていた。


「風子?」


 藍に言われてハッとした風子はツタツタと海の方へ歩いて行くと海の腕にギュッとしがみついた。


「おい!風子、離れろよ!!」


「……///」


 風子は目をキラキラさせたまま、海だけを見つめていた。


「おい!藍、風子をなんとかしてくれよ!」


「じゃあ、私と牛子は材料を切るわ!海くんは火が着いたら言ってね!ご飯とルーをセットするから」


「おっ、おい!!」


 藍と牛子は海を置いたまま、料理の下準備に取りかかった。


『なんなんだよ!てか、腕にしがみつく風子がジャマ極まりないんだが!!』


 海は仕方がないので片手で火起こしに取りかかった。


 とはいえ、海は手馴れたもので、あっと言う間に火を起こした。


「藍!いい感じに燃えてるぞ」


「こっちも下準備が終わったわ!牛子、飯ごうを持って行って」


「わかったゾ!!」


 牛子が飯ごうを釜かまに置こうとした時だった!




―――バチンッ!!


 くべた薪まきの火がはぜた。


「キャッ!」


 牛子が悲鳴を上げた。はぜた火が牛子のエプロンの中に入った。


 しかし!運が悪かった。はぜた火の欠片は大きかったようだ。


「熱い!熱いよおおお!!」


 海はすぐさま、叫ぶ牛子のエプロンをはぎ取った!!そして、水道へ牛子を連れて行くと、牛子のオッパイをむんず!とつかんだ。


「はうんっ!!///」


 海は蛇口をひねると、牛子のオッパイに流水をかけた。


「牛子!冷たいけど我慢しろよ!!」


 牛子のB地区近くが赤くなっていた。海は牛子のオッパイをつかみ、赤くなったところを冷やし続けた。


 ほどなく冷やし終えると、美人教師が薬を持ってきてくれた。


「二階堂、塗ってやれ!」


「えっ!?」


「海、お願い///」


 牛子は顔を火照らせて言った。


「マジか!?」


「早く塗ってやれ二階堂!」


 せっつく美人教師。


 仕方がないので海は牛子のオッパイに薬を塗った。




―――ヌリヌリ


「おい二階堂!ちゃんとオッパイをつかんで塗ってやれ。じゃないと良く塗りこめないぞ!!」


 美人教師はニヤニヤしながら言った。




―――ムギュ!


「はうんっ!!///」




――ヌリヌリ


―ヌリヌリ


「海///」


「なんだ牛子?」


「気持ちいいよおお///」


「おい!変な声上げるな!!」


 ちょうど海は乳輪のポツポツとしたところに塗っていた。


「なあ海///」


「今度はなんだ牛子?」


「ちっ、乳首にも薬を塗ってくれ!///」


「おい!そこはヤケドしてねーだろ!!」


 塗り終わった海は、牛子のオッパイから手を離した。


「なんかイヤラシな!」


 牛子のオッパイには海の手形が残っていて、牛子はそのあとを見て、嬉しそうに海に言ったのだった。


つづく


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る