第7話「私立おっぱい学園」
ななな!なんなんだよ!?
教室のど真ん中の席に座っている海は、周りのクラスメイトたちを見回し驚いていた。
なんで、みんなトップレスなんだよおおお!!
教室に男子は海だけだった。そして、海を中心にトップレスのJKたちが勉学にいそしんでいたのだった。
マジか!!
そして教壇に立つ美人教師も、トップレスだった。
てか、デカ過ぎだろ!?
美人先生のおっぱいは、見たこともない巨乳だった。いや、爆乳だ!!
スゲー光景だな!!
海の周りには、たくさんのオッパイ!!チッパイから爆乳美人教師とまでは行かないが巨乳まで、ありとあらゆるオッパイが海の周りには存在した。
「では次のページをめくって。じゃあ、二階堂!読んで」
いきなり爆乳美人教師に言われ、海は慌てて教科書のページをめくった。
えっ!?てか、いったい何ページだ!?
海が困っていると、隣の席の女子が教えてくれた。
「ここのページだよ、海くん」
――ポヨン!
と、オッパイが海の腕に乗っかった。良く見れば、海の教科書をめくる女子は藍だった。
――ゴクリッ
ツインテールに、生おっぱいか!!
海の目の先には以前、揉み揉みツンツンした藍のおっぱいがポヨヨンと腕に乗っかっていた。
「海くん、どうしたの?」
「早く読め!二階堂」
爆乳美人教師が海をせかした。
「えっと、ちはやふる……」
「ちゃんと立って読め!二階堂」
立って読めだと!?今の俺の状況で、立って読める訳なんだろ!?
海は困惑した。
「大丈夫、海くん?私が急いで、なんとかしようか?」
おいおい!なんとかって!?
「すぐに済むから!!」
藍が笑顔で言った。
すぐに済むって、それはそれでなんか屈辱的だな!?
「おい!二階堂、ふざけてないで早く立て!!」
くっそ!この爆乳美人教師、絶対にワザと言ってるだろ!!
爆乳美人教師はニヤニヤしながら海に言っていた。
「先生!」
「なんだ藍?」
「海くんは立ってないけど、すでに立っているんです!!」
「何を言ってるんだ藍!?禅問答じゃないんだぞ!!さあ!二階堂は早く立って、ちゃんと立っているところを皆に見せるんだ!!」
このー!エロ美人教師め!!
「さあ!早く立て!!」
本当にどうなっても知らんぞ!?
――ガタンッ
海はイスをずらした。
教室中の女子の目が、海の股間へと集中していった。
その時だった!
――キンコーン
―カンコーン
チャイムが鳴った。
たっ、助かった!!
「チッ!」
おい、エロ教師!!今、チッってしただろ!?
海は爆乳教師をにらんだ。
「はい!それじゃあ授業は終わり。日直!号令かけて!!」
――起立!
その時、藍が海に囁いた。
「海くん、良かったね」
――気をつけ!
「ああ」
――礼!
「もしもの時は、私がくわえちゃおっかなって思ってたんだよ!!」
「ブフォッ!!」
――着席!!
海が吹き出すと同時に、周りのJKたちが一斉にスカートを脱ぎ始めた。
「おい!何を急にスカートを脱いでるんだよ!!」
もちろん、藍もそうだった。
「何って?だって、次の授業は体育だよ?」
「えっ!体育?」
「さあ、海くんも早くテントをたたんで、着替えようよ!!」
「えっ!!」
◇◇◇
「なんなんだ、コレは!?」
全学年が校庭に集まっていた。もちろん男子は海だけだ。
ブルマを履いただけじゃないか!?
ブルマにトップレスの、JK大集団がそこに居た!!
「はい!それでは運動会にむけて、全学年練習を行う!!」
そう朝礼台から、かけ声をかけたのはエロ美人教師だった。
―――ボヨヨン!!
やっぱデケーな!!
エロ美人教師は、ジャージズボンにトップレスだった。
さてさて海の周りには、おっぱい!おっぱい!おっぱいの海だった。
マジか!!世の中にはどんだけのおっぱいがあるというんだ!?
「どうしたの海くん?テントになりそ?」
「えっ!」
海は自分の体操着のズボンに目をやっていた。
やべー!あぶないところだった。
まだ、半クラッチだった。
「あー!先輩~」
小学生が近づいて来る。しかし、よく見ると風子だった。
「お前、違う高校だろ?」
「もお!海先輩と同じ高校だよお!!」
「はあ!?」
海は、なんだそれ!?と言った声を上げると、風子は怒った風に言った。
「そういう設定なんだから仕方ないでしょ!!」
両手を腰に当てて、ちっぱい胸で上目遣いに海を見て怒る姿は、やっぱり小学生にしか見えなかった。
怒ってる顔も、可愛いな
海がそう思ってると、風子はニヤリとしながら、海の腕にしがみついた。
――グリグリ
B地区が海の腕にこすりつけられていた。
―――グオオオーン!!
海のアクセルが一気に吹かされた。
やっべー!クラッチを、クラッチを離してなるものか!!
海は耐えた!!
その矢先、海の後ろから海の体操着の上を、藍はまくりあげると、胸の先っちょをダブルでこすりつけた。
――ボヨン!!
―グリグリ!
「海くん、どう?」
―――グオオオーン!!
「あっ!藍やめろ!!」
――カチッ
「あっ!!」
海はクラッチをつないでしまった!!
きっ、緊急避難だ!!
海は大慌てで、ズボンの両ポケットに手を突っ込むと、テントをカモフラージュした。
「ねえねえ!先輩それなんですか!?」
「海くん!すぐに処理してあげるから、早く出して!!」
「いちいち聞くな!風子。てか藍、しゃがんで顔を近づけるな!!」
「はい!それでは競技を始めるぞ!!」
エロ美人教師の言葉に合わせ、海はとにかく頭の中で因数分解や微分積分をし、テント回収を急いだのだった。
運動会競技は凄まじいものだった。
ブルルンと跳ね回るオッパイ徒競走!
クラス縦割りムカデ競争では……
「なんで、そこをつかまなけりゃならないんだ!?てか、風子!コリコリするな!!」
海は、前の藍の胸をムンズとつかまされた。そして後ろの風子からはつままれ、さらに背中にB地区をこすりつけられた。
騎馬戦では、下の先頭にさせられ、ぶつかって来るオッパイたちに揉みくちゃにされた。
玉入れでは、近寄って来た藍と風子から……
「ちょっと待て!ワザとやってるだろ!!」
「「だって、玉入れだもーん!!」」
「玉違いだ!!」
海はつかまれないようにと、股間を必死に守った!
借り物競争では……
「なんだとっ!?」
海はエロ美人教師をおんぶして走った。
「先生!頭の上に乗せないで下さい!!」
「これも勉強のうちだ、二階堂!!」
海の引いた内容は、『爆乳をオンブ』だった。
組体操では、ピラミッドの一番下の中央部になった。そして海は案の定、オッパイたちの下敷きになったのだった。
「うはー!疲れた」
「海くん!早くお昼ご飯食べよう。海くんの分、作って来たからね!!」
海の席の前に座る藍は、お弁当箱を広げていた。
「海くん、あーん!」
藍が卵焼きを箸でつまんで、海の口に入れた。
「ねえねえ、私も食べさせて!コレがいいなあ」
藍が指定したのは太いソーセージだった。海は嫌な予感がしたが、箸で持ち上げた。
「海くんのくわえるよ!」
「ソーセージ食うのに、そんな言い方するな!!」
――チロチロ
「舌先でチロチロしてないで、早く食べろ!!」
――ジュポジュポ
「おい!口に入れたものを出し入れするな!!」
「うっ!」
藍は突然、えずくと口から糸を引きながらソーセージから離れた。
「もお海くん、いきなり口の中に出さないでよお!!」
「何にも出してねーよ!!」
「あっ!そんなこと言ってるから、見てよホラ!!」
藍が自分の胸を指差した。
藍のB地区にマヨネーズがついていた。ソーセージをくわえた時に、サラダのマヨネーズがくっついてしまったのだ。
「海くん、早く舐めて!」
「こんなところで舐められる訳ないだろ!!」
「じゃあ、箸でつまむだけでいいからあ!!」
そんなこんなで放課後になった。
「海くん!早く部活行こ!」
何やら部活に入っている設定らしい。海は藍に連れられて行かれた。
すっ、水泳部だよなコレ!?
海はピチピチの競泳水着でプールサイドに立っていた。
すると、女子たちの声がした。
トップレスに下は水着か?まあ、おっぱいもたくさん見て、慣れたところだから大丈夫か!!
「えっ!!」
目の前には、オールヌードの女子たちがいた。
おいおい!凄すぎだろ!?
そして女子みんな、ツルツルだった!
「えっ!?」
いや、良く見たら股間には肌色の絆創膏らしき物が貼られていたのだ。
いやはや、これはコレでヤバいだろ!!
海は、アクセルが軽くうなったのを感じていた。
危ない危ない!こんなピチピチ水着だから、アクセルもクラッチも余裕がないぞ!!
「海先輩!平泳ぎ見て下さい!!」
そこに風子が来た。
「おいおい!俺は泳ぎ良く分からなねーぞ!!」
「いいからいいから!」
海は風子と共にプールに入った。
「じゃあ先輩!後ろから見てて下さいね!!」
そう言うと風子は平泳ぎを始めた。
あっ!これなら大丈夫か。おっぱい見えないし、後ろならお尻だけだし
そう思った海は、自分がおっぱい星人なのを自覚した。
「えっ!?」
と、思った瞬間だった。
絆創膏はどこにいった!?
海の目の前では、足がぱっくりと開かれていた!!
てか、人間の体ってスゲーな!!ちゃんと水が入らないよう閉じてるんだな!!
海が冷静に関心していると、いきなり大事なところが握られた!!
「うわっ!」
気づくと後ろに藍がいて、両手で握っていたのだった。
「藍!手を離せ」
「だって今、頭が出てたから!!」
「えっ!マジか!?」
海は冷静だと思った自分を恥じた。
「みんなに海くんの見られるのいやなんだもん!!」
――ゴシゴシ
「って!こすりだすな!!」
「だって、こうしたらおさまるんでしょ?」
「おさまんねーよ!余計に高ぶるだろ!!」
「えっ!そうなのお!?」
藍は悪魔の笑顔を見せたのだった。
「やめろ藍!!――――――うっ!!!」
◇◇◇
「兄貴!このVRのリアル感の秘密がちょっと分かったよ」
「ほー!なんだ?」
「遠近感がスゲーんだ!」
「遠近感?」
「そう、手前のおっぱいを見てると奥のおっぱいがボヤける。で、奥のおっぱいを見てると、手前のおっぱいがボヤけるんだ!自分の目のピントにピッタリと合うから、もはや仮想現実だと見破れねーよ!!」
「そうか!そうか!」
兄貴の壱は満面の笑みを浮かべていたのだった。
「てかコレ、みんなに見られる趣味のヤツむけだな!!みんなに見られる中、水中に撒き散らかすのは勘弁だよ」
「そういう意見を待ってたんだよ!!海もちょっとモニターらしくなったな!」
兄貴に誉められ、喜んでいいのか困惑する海であった。
つづく
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