5-3
「・・・・・・・・・・・・っ。」
連人が授業のため、一人になり一人だけの暇な時間を持て余した愛は連人に案内された図書館で本を読んでいたのだが、なにかを感じ取ったかのように彼女はガバッと本から顔を外して空を見上げた。
「今、動きますか。・・・・・・・・・・・・厄介な。」
陸上自衛隊とやらの機動兵器ではあの『巨人』たちには対抗は出来ない。『巨人』の(『シュツルム・アイゼン』もそうだが)装甲を撃ち抜けるのはこの世界の武器では残念ながら難しいと言える。分厚い装甲を貫けるのは連中と同じ世界の『シュツルム・アイゼン』位だろう。もしくは、この世界の最もたりうる高い威力を持つ核兵器か。だが、核を使うことはできないだろう。『巨人』一体に一発使うのであれば、一体何発の核が必要になるのか、それはこの世界の住人ではない愛には全く分からない。
それに高威力の武器という一例で核を挙げただけであって、必ずしも倒せるというわけではないのだ。
だとすれば、どうすればいいか。
こういう状況であったなら、彼女の兄、いや、彼女の主たる連人はどう動くか。
「あの人であれば・・・・・・・・、いえ、兄さんだったら、きっと。」
何かを考えてから動くのではなく、動いてから何かを考えるだろう。彼は考えずに身体が動いてしまう人間だ、と愛は考える。
なにかをしようと考えて、愛に力を、あの『マスクドガイ・ザ・パワード』という力を求めたわけではないだろう。なにかをするにしても、自身は何も力を持っていないから、彼は愛に訊いて、力を得たのだ。
なにかをしようと野望があったというわけではなく、なにかが起きた際に必要になるかもしれないからというただそれだけの理由で。
「ふふっ。そうですね。兄さんなら、あの人ならきっと・・・・・・。」
彼はなにかがあった際に備えて力を欲しただけで、彼自身がなにかを考えて愛に言ったわけではない。そう考えると、彼女の口元から緩んだように微笑みが零れる。
だとすれば、彼女に、愛に出来ることはただ一つのみだ。
彼が動けるようになるまでか、自衛隊が動き出すまでの間、それまでは『巨人』たちの相手をしなければならないということだ。
誰かのためではない。
自分の。
何も持たない自分に名前という存在価値を、存在理由を与えてくれた彼に対して感じた恩に報いるために、だ。
そう感じて愛は読んでいた本を畳むと、元あった本棚に戻すために立ち上がった。
「ったく、どこ行ったんだよ、愛。」
愛が図書館から出て数分後。
午後の授業が終わって愛の下へと向かった連人であったが、残念ながら時すでに遅く、彼女が立ち去った後だった。そのため、彼は彼女の姿を探すために図書館中を歩き回ったのだが、彼女の姿はどこにもなかった。
携帯電話を開いて、『手束愛』と書かれているアドレスを押すと、電話番号にカーソルを合わせると、連絡を取るために携帯電話を耳に当てた。
「どこにいる・・・・・・・・・。出てくれ・・・・・・・・・・・。出てくれよ・・・・・・・・・。頼むぜ・・・・・・・・・・・。なぁ、愛・・・・・。」
彼は何かに巻き込まれたのではないかと不安になって電話を掛ける。だが、何度呼び出し音が鳴っても彼女は呼び出しには一切答える気配がなかった。
「おいおい、なんで出てくれないんだよ・・・・・・・・。出れない程、大変だってのかよ・・・・・・・・・。いったい、なん・・・・だって・・・・。」
言うんだよと言おうとしたところで、連人の頭の中にふと考えがよぎった。
彼女は誰で、なんのためにここにいるのか・・・・・。
「まさか・・・・・・・・・・・。」
彼の脳内である答えが導き出されたが、彼はその答えを言おうとはしなかった。
彼女は『シュツルム・アイゼン』の制御用AIであり、彼女は『巨人』たちからこの世界を守るために、ここにいる。
連人が最初に彼女に出会ったのは、確定された確立された決定事項ではなく、単なる天の気まぐれで、彼が彼女と出会って彼女が愛という名前を得るのもあくまでも単なる気まぐれでしかない。そのために、彼がいくら彼女のことを気遣っていたとしても、いくら彼女を心配していようとも、彼女が『巨人』と戦うのは誰にも止めることはできない。
彼が彼女の主だとしても。
それは彼女にとっては重要事項でも留意すべき事柄でもない。
部屋に泊めてくれる誰かでしかないのだ。名前があろうが、そんなことは彼女にとっては関係がない。
彼女にとってはあの『巨人』やガラクタどもの存在が優先事項でしかない。
そのことを裏付ける様に遠くの方でなにかが爆発する爆音が聞こえる。
「愛・・・・・・・・・。・・・・・・っ!あんのバカがっ!!」
彼は彼女の取った行動に対して怒りをぶつける。
手束連人と手束愛の間には繋がりなどは何もない。彼女が彼に対して何かを言わなければならないという義務は発生はしない。するわけがない。
なぜならば、彼女にとって彼は無関係の人間なのだから。そのため、彼女を怒る権利は彼にはないのだ。
そんなことは彼には分かっている。
分かっているのだ。
では、なぜ怒るのか。
答えは単純だ。
彼が彼女の兄で彼女の主、手束連人だからだ。
胸の内から湧き上がる怒りに身を任せて連人は爆音が聞こえた方へ足を走らせる。
だが、走っている連人の道を塞ぐようにして裏口の通り口を閉める様にして門が閉まっているのが、彼の目に映る。
彼は閉まっているように見えているだけで実はカギは掛かっていないのではないのではなろうかとわずかな可能性に思いを掛けて門に手を掛ける。しかし、連人の思いを裏切る様にして門からはカギが掛かっていることを表す堅い感触が伝わって来るだけで開くことはなかった。
「クソッ!!閉まってやがるっ!!」
カギが掛かっていることに腹が立った彼は八つ当たりをするように門に向かって強く蹴るが、たったそれだけの蹴りをしたところで門のカギが外れることはなかった。
彼がそのようにして苛立っていると、誰かが彼に声を掛けてくる。
「あれ?手束?裏口使うなんてらしくないね。どったの?」
「あぁ!?今急いでるんだ!!声掛けるのは他にして・・・・・・・・・・・って、葵先輩!?何やって・・・・・・・・。」
そう言いながら、勢いよく後ろを振り返った連人の前には、二年生である真実の姿が彼の目に映った。彼女は彼が普段あまり見せない焦る様子に少し涙目になった様子で、彼の問いに答えた。
「何やってって、正門から出ようとしないで裏門使ってどこかに行こうとする後輩を見掛けたから、声掛けただけなんだけど。」
「・・・・・・・・・・・・・・・あぁ、そうでしたか。それはすみません。」
面目ない、と自分の誤りを連人は素直に認めて彼女に謝った。その彼の謝罪を聞いた真実はいつもとは言わないまでも彼と普段接しているような態度で彼に訊いた。
「んで、さっきの問いに戻るんだけど。そんなに慌ててどったの?」
「それは、その・・・・・・・・・。」
真実に愛の事、『シュツルム・アイゼン』のことを説明するべきかどうか悩んでしまい、彼は言い淀んでしまう。その様子を見て、彼女は連人の様子から間違った方へ解釈をしてなにかを悟った様子で言った。
「なるほど、なるほど。流石ね、手束。いやぁ、新聞部の先輩として後輩が自分から事件に進んで関わって行こうとするのは感心するわぁ。うんうん。」
「自分から進んで・・・・・・・・?あの、葵先輩。何のことです?」
何事か訊こうとする彼に訊くなと言う具合で片手で彼を制すると彼女はこう言った。
「言わない、言わない。天下のマスメディア様には遠く及ばなくっても、なにかを知ろうと、伝えようとする後輩の頑張りに先輩が応えようとしてるんだから。」
「・・・・・・・・・・・は?」
真実の言っていることに自分とのずれが生まれていることに彼は何を彼女がどの様に誤解しているのか、彼はだいたい理解したが、彼が彼女に訂正の言葉を言う前に彼を外へと追い出すと、彼女も外へ出て外から内側を閉める様にして扉の内鍵を閉めた。
その様子を見て、彼は器用だな、と声に出さずに心の中で呟いた。
そんな彼らを横切るようにして自衛隊の大型車両が道路を通り抜ける。
「陸自!?ねぇ、手束。今のって陸上自衛隊の車両よね?なんで・・・・。」
「たしか、数日前から十九志野からこっちに来てましたよ?って、先輩。この前、陸自がなにかの、そのガラクタでしたっけ?それの相手してたみたいだって言ってませんでしたっけ?」
「えっ?そ、そうだっけ?」
「えぇ。それに、神奈川の海自のを送るにしても東京湾を横切らきゃいけないでしょう?」
「まぁ、そう・・・・・・・かな?」
「『竜宮城』があるから、と言っても静岡の部隊送るには時間が掛かりますからね。」
「なるほど。物知りだね、手束。」
「いや、知ってて当然ですから。」
さて、と自衛隊の車両が向かった方を見る様に彼は前を見た。
「それじゃ、行くとしますかね。」
「いい記事になったら、部費が稼げるね。やったね、手束。」
「いや、先輩。そう言うのはやめてくれませんか。」
そう話しながら彼らは現場に向かって歩き始めた。
「・・・・・・・・・っく・・・・っ!!まだ・・・・・・・・・っ!!まだ、やれれては・・・・・・・・・・・・・っ!!」
『フハハハハハハ!!お前の負けだ、「アイゼン」。それとも、まだ負けたわけではないと言うのか?地面に這いつくばり、見下ろされると言った状況なのに?』
「それが・・・・・・・・・・っ!!なんだと・・・・・・・・・っ!!」
ボロボロの状態でありながら彼女は見下ろされながら『巨人』にその様に見下ろされる形で言われ、そのことに彼女は屈辱を感じて睨みつける様に上を見上げた。
『同胞を殺したとはいえ、我々もお前を別に殺そうと思っているわけではない。どうだ?我らの軍門に下るつもりはないか?』
「下る・・・・・・・・・・?私が・・・・・・・・貴方方の・・・・・・?」
『そうだ。さすれば、貴様の命だけは助けなくもないぞ?』
「私の・・・・・・・・・・命・・・・・・・・・・。」
『そうだ。お前の命だ。』
「それは・・・・・・・・・・・・・。」
『うん?どうした?はい、と言うだけだぞ?それだけで・・・・・・・・。』
いいのだ、と言おうとした『巨人』に向かってまだ手に握っているライフルを発砲した。
だが、その攻撃は『巨人』に大したダメージを与えることはなく、ただ身体を掠めただけに終わる。その彼女の攻撃に『巨人』は彼女に言葉を向ける。
『なんだぁ?その程度しか出来ないのかぁ?うん?お前らしくもないなぁ?なぁ、「アイゼン」?』
「・・・・・・・・・・・・・・くっ。」
『背中にある「グラム」はただの飾りかぁ?使う勇気もないお前に使えるはずがないよなぁ?うぅん?』
『巨人』の言葉に彼女は唇を噛み締めた。
だが、彼女が『巨人』に怒りをぶつけてみたところでそれは大した意味は為さない。なぜならば、彼女一人だけでは、背中にある六基の『グラム』の力を解き放つことは叶わないのは事実なのだから。
彼女は大型の機体、『シュツルム・アイゼン』自身なのだから『グラム』の操作など簡単だろうと思われている方々に説明をすると、そう思うのは、二次元行動しか出来ない陸上機なら可能であり、空を飛行する『シュツルム・アイゼン』の身体を操りながら、空を飛行する『グラム』の操作を(六基分の操作)をするというのはたとえ人間であっても可能だとは言えないのである。ほぼ無理、不可能に近いと言っても過言ではない。
それに。
それに、だ。
そういった能力はこの世界にも、彼女がいた世界にも、どこにも存在はしない。
それ故に、彼女の兄たる彼が彼女の身体を操作しているときだけ、彼女は『グラム』の力を開放していたのである。
「く・・・・・・・・・っ!!」
『巨人』の顔面をすぐにでも殴りたい一心に思いが刈られるが、彼女の身体は言うことを聞いてはくれずに、彼女は起き上がることなど出来なかった。
そんな彼女の様子を察しているだろう『巨人』はわざわざ彼女のすぐ前に腰を下ろして彼女の顔を持ち上げる様にして上に上げた。
「放せ・・・・・っ!!放して・・・・・・・・っ!!」
『おいおい、本当はこの様にされるのが好きなんだろう?この様に地に伏せられて、この様に屈辱を感じさせられるのが。聞こえるぞぉ。放さないで、私はこうされたいの。私のすべてを捧げたいの、とな。』
「・・・・・・・・・・・・っ!!」
『巨人』の口から出てきた言葉を聞いた瞬間、彼女の動くはずのなかった身体が彼女の指示に従って身体を起き上がらせた。
起き上がると同時にもう片方の腕を『巨人』の身体を振り払うようにして振った。その瞬間、その腕から青白い太い線が剣の形をとる様にして『巨人』の身体を斬り裂いた。
『っ!?まだ動けるか!?』
「誰が・・・・・・・・・・っ。」
『うん?』
「誰が、貴様らの軍門になぞ・・・・・・・・・、この身を貴様らに捧げるモノかっ!!」
ドン、と彼女は胸を叩くと、こう言った。
「私が捧げるのはただ一人。そのお方のためになら・・・・・・・あのお方がご無事ならば世界がどうなろうと私にとってはどうとも関係のないことっ。だが、名前という存在を、『シュツルム・アイゼン』という名ではない私の新たな名を与えて下さったのは、手束連人様、ただお一人のみっ!!彼が生き、愛しているこの世界を殺す貴様らの軍門に誰が下ろうか・・・・・・・っ!!」
『ならば、敵になると?今、ここで死のうとも構わないと?』
「それで、貴様らを打ち滅ぼせるのであれば構わない。」
『そんな状態で、よく言ってくれるな、「アイゼン」。』
ならば。
『ならば、死ぬがいい。貴様の忠義に免じて一撃で終わらせよう。』
そう言うと、『巨人』は片手を上げると、後ろに控えていた三人の『巨人』が銃器を彼女に向けて構えた。
(ここまでか・・・・・・・。すみません、兄さん。最後にお話しできることもなく愛は・・・・・・・・・。)
感傷に浸って、彼女は瞼を閉じて、そのときを待つが、一向にそのときが訪れないことに疑問を持って瞼を開けて、前を見た。
すると、『巨人』たちが持っているライフルを三機の『パワード・アーマー』、いや、『特式機甲駆動兵器』が蹴り上げている姿が彼女の目に映った。
三機の内の一機の機体、先日大破したはずの機体、第一世代機『雷光』が彼女を見る様に顔を向けていた。
『大丈夫、白いの?』
『いや、白いのって。』
『そうですよ、一尉。自分たちの恩人に向かって、白いのって・・・・そりゃあんまり・・・・・・。』
『雷光』の言葉に二機の『月光』はそれぞれの思いで反論を口にする。
『だって、アメさんのでもないし、名前を知らない所属不明機に、名無しって言うのもアレでしょ?』
『だからって、白いのって言うのはどうなんです?』
『「君」も嫌だよなぁ?白いのって会う度に言われるの。』
二機の『月光』の内、一機が彼女に賛同を求める様に訊いてくる。だが、そんなことは彼女にとってはどうでもいいことだったために、『雷光』に向けてライフルを撃とうとした『巨人』に向けて、一発自分のライフルを発砲した。
『えっ?』
彼女が取った動作をどう捉えるべきか、『雷光』の操縦者は一瞬思考が止まったかのような声を出した。
だが、思考が止まろうとも全く関係がない『巨人』たちは彼女が取った行動に腹を立てたのか、彼女に向かってライフルを発砲した。直後、『巨人』たちから距離を取りながら後退する『雷光』他二機が彼女のいるところまで下がって来ると、彼女の肩にポンと軽く手を置いた。
『さっきのはオーケーのサインと受け取っていいね?』
「ご自由に。」
訊かれた言葉に彼女はコクリと頷いた。
『オーケー。了解よ、白いの!それじゃ、軽くダンスでも踊りましょうか!!』
『そうはさせてなるものかっ!!「ベルセルク」を出せぃ!!』
「なっ!!」
彼女たちが反撃出ようかした瞬間を狙って、三体の『巨人』たちは彼女たちから離れた方へ向かってなにかを放り投げた。そのなにかがなんであるのかを彼女たちが理解する前に、ガラクタとしか思えない金属片を繋ぎ合わせて一つの身体にしたガラクタとしか表現できない『ベルセルク』、数十体が一つの群れとなって現れた。
「『ベルセルク』っ!?ちっ、厄介な!!」
『うわっ、今度はガラクタ!?感じ悪!!』
『感じが悪いのは分かりますけどね、一尉!あのガラクタどもをどうにかしなきゃ、街が・・・・・・・っ。』
『そうですよ、一尉っ。どうにかしなきゃ、一般人に被害がっ。』
『そう言うのは簡単よっ。言うのはねっ。だからって、このデカブツの相手をしないというのは話が別でしょ!?』
『そうは言いますがね、一尉っ。』
「だったら、俺が相手をしようかっ。」
彼らの言葉に交じって彼女の敬愛する付き慕うべき唯一の相手、彼の声が彼女の耳に届いた。いるはずのない彼の姿を確かめようと彼女は後ろを見た。
すると、そこには。
腰にベルトを巻いて、一本角の生き物、サイに似たようなものが描かれたカードホルダーを手に持った彼がいた。
ホルダーを持った左手を左腰に当てる様に下に下げ、右手を前に構える。
「変、身ッ!」
彼がそう言うと同時に彼はホルダーをベルトのバックルに当たる部分に差し込むと、彼の身体が透明ななにかに覆われて・・・・・・・・・彼の身体がその場から消えると、分厚い装甲に身を包んだ誰かが彼のいた場所に立っていた。
突然起きたことに、彼の近くにいた女性、先日に会話をした葵真実と言っていた女性が、彼の姿を見て呆然とした様子でとあるヒーローを指す言葉を言った。
「
「
いいですか?
「
彼の自己紹介に唖然とした様子の真実を他所に彼は、ガラクタ、『ベルセルク』の方へ身体の向きを変えると、言った。
「さぁ。一っ飛び、付き合ってもらおうか・・・・・・っ!!」
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