ランクの上げ方
『あ〜…今さっきのはちょっと違うかもね?別に
『アンタ達!早く食べなさいって言ったわよね!?』
『そうだっけ〜〜?襄君の為に回答してるんだよ?僕はw』
『煩せぇな…黙って食えねぇのかよ?』
『え?なになに?✨皆聞いて〜〜!李蠹ちゃんが構って貰えなくて寂しi((蹴』
騒がしく今の世の中の事なんて忘れて去しまうくらいに笑みが零れる。
この騒がしい空間だけを見ていると信じられない。
けれど時間が空いて脳裏に焼き付いた記憶が
目の前で死んだ。この世界で生きていてくれさえすれば充分だったのに。
目の前で、楽しそうに喋ってる奴らに殺された。瞬殺された。
そうやって思うと殺意しか出てこない。でもやっぱり母親は狂っていた。だから、殺した。そう言いたいのだろう。
そういうことを考えながら食べ終わった。
『あ〜じゃあ明日で良いかな?✨今日はもう疲れちゃって♪眠いんだよね〜僕も歳かな?』
『…は?今話せよ…』
疲れた?明日?今日で無ければ意味が無いのに。
けれどアイツは笑って無かった事に気付けなかった。此処1日を見ていてずっと笑って話していたからだ。
『と言われてもね?良いよ?ちょっと付いてきてくれるかな?』
『前々から思ってたけどお前って意外と悪趣味だよな?』
『これ何回すれば気が済むわけ!?この間だって近所の阿婆擦れから文句言われたばっかりなのに!』
『ご不満でも〜〜?これは決定事項だよね?それに皆で決めた』
そう言うと何十個もある鍵の中の一つの取り出して壁の前に立った
『アンタ、寝ぼけてんの?』
それ以外言う言葉が無く、それしか言えないようなアタマなのだ。
『はへ?違う違う〜ドアの鍵だよ?』
そう言うと鍵を壁に刺す…いや、刺し込んだ。そしてガチャッと開ける。
『その名も…かーくーしーつーろー✨アレだよね、秘密道具みたいな?✨』
『ちょっと早く入りなさいよ!こっちはお腹空いてるの我慢してんのに!』
『そんだけ喰ってんのに我慢してんのかよ』
雑談も交え中に入る。驚く他無い。
何故ならあの小さな部屋から大きなホールが設備されていたからだ。
『第22回〜〜!仲間炙り出しゲーム!!』
『は?…』
『ありら〜?簡単に説明すると僕らの中の誰か1人に一撃でも当てれれば君の勝ち♪僕らが知ってる情報を渡して仲間になれるって言うすっごい簡単なゲームだよ✨きゃーー!!僕やっさし✨』
『まぁ、簡単だろうな?特に蕗亜とか。』
『僕めちゃくちゃ嘗められてる〜〜!あ、嘗められてるって言っても舐められるじゃないからね?気色悪い♪』
『ほら、さっさと終わらせて食べて寝る!良いわね?』
『そうしよ〜。襄君は誰でも良いんだよ?もう始まってるんだからさ?ね?』
ここで考える。誰か1人でも一撃入れば勝ちなんて言う原始的な…ゲーム?この中で俺が死にものぐるいでして勝てる確率は高いんじゃないか?あの李蠹とか言う奴は無理だけど、ロリコン野郎になら………。
『あはっ✨決めたかなぁ?どーせ僕でしょ?女の子に手を上げるなんてフェアじゃなぁい♪勿論男の子にもね?』
『アンタに一撃入れば良いんだろう?割と簡た……』
*『あ〜どうしたのかな?おいでよ?僕はとーっても機嫌が悪いんだ♪』*
ゲームという名の
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