仲間の作り方について
運命の選択の答えにより未来が変わります。
結果
殺すを選択した場合自殺。
逃げるを選択した場合溺死。
いいえを選択した場合虐殺。
はいを選択した場合───────
『さぁ、選んで?別に仲間にならなかったとして君に何かデメリットはあるかな?アレ、でもおっかしいなぁ?君の真上に答えは出てるじゃないか♪』
『蕗亜ウゼェ…。コイツが来なくても他当たればいい話だろ』
最早頭の上に出ている結果を見る限り俺が選ばなくてはいけないモノは一つ。『はい』だった。答えるか答えないか…。
『はい♪時間切れ♪ホントは余談したいんだけど時間も無くてね〜黙るって事はyesだと思って良いの?』
『おい、そろそろ…』
『そうだネw
消去?………………ギシッ
『ザーーーー…ハヤクモドリナサイ』
寒気がして振り向くと母親…の残骸が居た。
劣化した玩具の様に。
『ゴハンデキタヨ……ギシッ』
こっちに近付いてくる。
『ハヤクオイデ……ギシッハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク……ザーー』
バグだから?俺がゲーム内のヒトではないから?だから?泣き出しそうになる中。
蕗亜という奴が…
『んー…思ったより二秒速かったねぇ〜…李蠹ちゃんよろしく♪』
『五月蝿せぇ…とっとと殺れば良いんだろ?』
は?…と言う声を漏らした瞬間に母親は首が無くなっていた。
目の前に母親の取れた顔。寂しくヒガンバナの様に真っ赤に染まったタイル。崩れ落ちた胴体が地面のタイルに落ちている。
頬に返り血が付いているのを今、気付いた。
『今日の魚は食べれなさそうだねぇ?襄君?』
『やっぱりコイツ連れてくのかよ…』
力が抜けて母親に駆け寄ろうとした。だが、
服を引っ張られて出来ない。
『やだなぁ?穢だよ?それ穢♪』
フワッと笑い首を見てそう言う。
穢…そう思うと怒りが込み上げてきて殴った。……のを最後に意識を手放した。
────────────────────
*午後8時*
『アンタ達遅かったわね!アタシがドンだけ苦労してると思ってんの!?』
女の怒鳴り声。
『これには事情がねぇ?ね?李蠹ちゃん!♪』
アイツの声。
『俺に話を振るな…』李蠹とか言う奴の声。
薄らと意識が戻ってくる
『ん……んん!?』
平手打ちをされ勢い良く起きた。
ヒトが1、2、3人…
『僕の顔殴るとか酷いよねぇ?痛いったらありゃしないよ。で、おはよう?』
『アンタのせいで魚が焦げたわ!』
『静かにしろ、阿呆が』
『何なんだ…これ?』
見慣れない景色。見慣れないヒト。見慣れない騒がしさ。
『アンタ説明してないの!?馬鹿なの!タダのロリコンって呼ぶわよ!』
『ひーどーいーよー?僕はフェミニスト!男女関係なく!』
『だから、此処どこだよ?…こっちは親が目の前で殺されてんのに…』
泣き出しそうな震えた声で言ったが…
『お前ら黙ってろ!俺が説明すr…』
『李蠹ちゃんは駄目でしょ?w仕方ないなぁ〜可愛い可愛い李蠹ちゃんの代わりに僕が説明してあげるよ♪』
『お前らは何者だ?…』
1番聞きたいこと。
フワッと笑って答えた。
『悪い奴の敵だよ♪』
運命の選択2
『此処で死にますか?』
・はい・いいえ・殺す・自殺
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます