雑記①

 春風が頬を撫でる。桜の花びらが目の前をひらひらと視界を斜めに横切るように舞い降りていく。ウグイスは木の枝先に止まって首をかしげるようにしながら一体誰に言っているのか“春が来たよ”と言いたいのかきまぐれにホーホケキョと鳴いている。そんな中で「ハックション!」と盛大なくしゃみが聴こえる。春特有の花粉症をもつ人だろうか、かわいそうにと思う僕だが今はそんな風に他人を心配している暇はないのである。

 ついにだ。ついにこの門の前まで来た。帰ろうと思えば帰られる。しかし帰ったら帰ったできっと母が涙を流して「学校はどうしたの!」と心配しまくるだろう。なんとも心配性の母だから。しかも涙を流すだけでは済まされない状況になることも分かる。僕が学校に行くというまできっと母は泣きじゃくって僕を玄関から中へとは通さないだろう。母に号泣されても面倒だしなということで帰る選択はひとまず消える。行くしかないのか、この校門の先に。国境でもないのに一歩足を踏み入れたとたんに、どこにも逃げどころがないような気がして僕は思わずすがるような思いでカバンの肩掛け部分を握りしめる。落ち着くわけではないが、しないよりましだ。さて、行かねばならない。遅刻をしてもこれもまた面倒だからだ。僕がこんな風に心の葛藤というものを繰り広げている間、僕の横を幾人も、笑い声や愚痴の声と共に軽々と追い抜いて通り過ぎていく。ああ、何気ない日常を送る生徒やつらは足に何の重りもなく軽やかに“英吏都高校”の門を通っていく。


「あ! 半田君よ! どうしよう、照れちゃう」

「今日もオーラが凄いよね、もう尊敬って感じ」


 なんだか周りのやつらが僕の事を言っている。人の事を話題にするのはまず第一に悪口のはずだ。僕と彼女らとは何も面識がないしな。モテない奴が来たとか思っているんだろう。悪いな。世の中にはモテるやつがいるっていうことは、モテない残念なグループもいるんだよ。


「きゃー! 半田君、見るだけで倒れちゃう!」

「ばか! あたしたちバカって思われたくないじゃん!」


 ああ、まだ僕を見ているよ。悪口は盛り上がるしな。聴きたくもないぞ。周りのやつらが何やら俺の悪口を言っているようだ。


・・・・・


 ここまでです(笑)使わなくていい漢字とか、表現とかおかしなところがあるかもしれません。リラックスしつつめっちゃ適当にキーボードに指を走らせてみました。

 わたくし、描写が苦手なので思いきって漫画本取り出してきました。

 しかもたった一コマ目を心情考えて描写したらこうなったのでなんだかいい調子かもしれないぞ、なななんて。描写って本当奥深いなぁ。

 ある一部分で少しオリジナリティ加えればセーフかな、なななんて。

 もしカクヨムさま的にアウトだったら下書きにもどしますっ☆彡

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