第102話 氷城クエスト

前編クエスト受ける所まで、後編はホームのちょっとした話が中心です。








 ソウルオルターの世界、クロスに来てまさか車に乗ることになるとは思わなかったアキラだが、今はその車の後部座席に揺られている。初めて貴族街に入ってからわかっていたことだが、清潔に保たれた路面は車に大きな振動なくスムーズに走り続けた。


(バスとかなら乗ってたけど、乗用車サイズの車に乗るなんて何年振りだ?)


 快適な道であるからと言って、乗車している方が寛げるとは限らない。そもそもが車に乗ること自体年単位で経験していなかった。そのせいで落ち着かない居心地の悪さとスムーズ過ぎる路面のせいで小さな箱の中に閉じ込められた緊張感がアキラの心の中で渦巻いている。


(車……か)


 落ち着かないのも当然で、事故に遭遇したのは車だった。車に対してトラウマと言う程ではないが、若干気負ってしまう。そして最後に乗ったのは事故の後暫くして、弁護士に送り迎えされた時に乗ったきりだ。アキラが居心地の悪さを感じつつも時間は過ぎていき、気がつけば目的地の王城へと到着していた。


(あ、王城見忘れた)


 観光気分を思いだしたアキラが再び気落ちしているが、車はそのまま開いた門を潜り、王城へと進んでいく。


(王城に車って……なんか違和感凄いな、前から思ってたけどこの世界クロスの世界観って日本のそれと少しズレてるよな)

「王城に到着しました。お疲れ様です」


 渋い声でバトラーが告げ、アキラを王城へと案内する。




 王城の解放されている門を通った先は、常に開放状態の入り口がある。上には鉄柵をいつでも開閉可能にしてあるようで、一応の防犯機能はありそうだ。


「おぉ」


 中へ入ると鏡のように反射する大理石の床、途中に並ぶ螺旋を描く数本の支柱、十人以上が並んで降りれる程の横幅がある正面階段がアキラの目に飛び込んできた。正面階段の途中で左右に分かれる別の階段はそれぞれ別のフロア行ける造りになっていて、広々とした空間は歴史的建造物に直面した時の感動を呼び起こす。


 静かな空気に響く足音と空間の冷めた温度が一般の人を寄せ付けない冷厳な雰囲気を醸し出していた。


(ここ絶対いい観光スポットになるよな)


 最初しか味わえない独特の空気を味わい、観光気分に浸った面持ちでバトラーの後をついて回る。


 数分足音以外聞こえない通路を進むと、甲冑を着た兵士がとある一室の前に居るのが見える。甲冑が白を基調にされているのを見れば、直感的にこの王城の兵士だとわかるだろう。その一室の前に止まるとバトラーが口を開いた。


「それでは手続きを済まして参りますのでこちらのお部屋で少々お待ちを」

「待合室?」

「はい、他の方もいらっしゃると思いますのでそこはご留意ください」


 部屋の上にネームプレートがあり、日本語で【待合室】と書かれている。バトラーは注意点を伝え終えるとすぐにその場を去ってしまう。おもむろに兵士に顔を向けると、兵士も首だけをこちらに向けてきた。


「……入っていい?」


 その言葉に若干固まった兵士は頷いたとわかる程度に頭を動かし、無言でドアを開けてアキラを招き入れる。アキラも微妙な距離感を感じつつ「ども」と小さく相槌に近い礼を言いながら中へと入っていく。中はソファーとテーブル、壺やアンティークの絨毯といった装飾が施されているが窓はない。中には二人程のメンバーと思わしき装備の整った身なりの人物が居た。


 ふと圧迫感から隣を見ると、入り口に居たのと同じ甲冑を身に纏った別の兵士が居る。


(ああ、監視役か? 一応王城だもんな)


 アキラは人が居る方向とは反対の場所に陣取り、腰を下ろす。暫く経っても誰も視線すら合わさない。なぜか病院の待合室に居るような錯覚を覚えながら静かに時間が流れるのを待つ。


(なんで王城だってのにメンバーが居る……って俺も似たようなもんか、もしかしたらこの人達もプレイヤーかもな)


 神殿迷宮シーレンに突入する前に会った遅れて攻略を開始した人や、それ以外の用事で王城に訪れている可能性は低くない。アキラはゲームの方向性的にほぼプレイヤーと当たりを付けるが、だからといって何かをするわけでもない。向こう側もそれは同じなのだろう。


「次でお待ちの――」


 時間が経つごとに兵士が一人を呼び、居なくなれば一人追加されたりを繰り返し、前の二人が居なくなってから暫くしてバトラーが戻ってきた。


「お待たせしました。アキラ様、こちらへ」

「ふぅ、やっとか」


 息苦しさから解放されたせいか、胸の内に溜まったわだかまりを小さく吐き出してバトラーへ付いていく。




 少し奥へ進むと応接室と書かれた部屋に辿り着く。バトラーがノックをすると、女性が扉を開けて招き入れてくれた。


『ピッ♪』


 応接室に入ると同時にクエストを知らせる新たな通知が聞き覚えのある電子音と共に聞こえる。


(ん? 羊皮紙を宰相に渡して依頼を達成……ね。今目の前に居るのが宰相ってことか)


 半透明のウィンドウを開いて短く書かれた内容を確認しながら、目の前の老人を認める。暗めのローブのような服に、金色の豪華な刺繍が施された装飾は一目でそれなりの権力を持つことが想起される。アキラが入ったのを確認すると、老人は綺麗に整えられた顎髭を揺らしながら口を開く。


「君がドローネの者から入城許可を取り付けた別世界のヒューマンか?」

「そうそう」


 アキラは細かい説明をするのが億劫だったが、どうやらプレイヤーという存在はある程度認知されているらしいことをアキラは察する。手間が省けるため、余計なことを言わずに素直に返事をすると老人は手を差し出す。


「儂は王都アザストで宰相を務めとる。ルタスと言う、覚えんでも構わん」

「俺はアキラ、はいこれ」


 手の平は上を向いているため、悪手を要求している風には見えない。アキラは期待に応えてバッグから羊皮紙を取り出し手渡した。そのやり取りを見たルタスは「ふむ……」と整えられた顎髭を撫でながら内容を確認する。


「儂は時間を無駄にする奴は好かんが、アキラ君と言ったか? 君は話が早そうで助かる」

「まぁ任せろよ」

「フッフッフ」


 アキラのイマイチ要領を得ない返しにルタスは笑いながら羊皮紙を懐に仕舞いながら告げる。


「一応説明しとくが、この羊皮紙は創造主であるテラ様が発行した物でな。貴族から紹介を受けた場合、宰相である儂が応対することになっておる。お前さんは話が通じそうなんで助かっとるよ。他の者は訳のわからんことばかり捲し立てとるからな」

「訳のわかんないって言うと?」

「元の世界に返せだの、養う義務があるだの、お姫様を見せろだの、まだまだあるが他にも色々ある」

「……なんか聞きたくないから話を進めてくれ」

「フッフッフ、まともそうで助かる」

(気の良い爺さんだな)


 余程プレイヤーに良い印象が無いのだろう、ルタスは満足げに笑いながら話を続ける。アキラから見ればルタスは親しみやすい雰囲気を纏った好好爺然とした相手だ。なぜか敬語を使う気になれないのだが、それは悪い意味ではなく一番丁度良い距離感から来ている。ルタスもそんなアキラに何も言わず、気分を害した様子もなく話を続けた。


「君が持ってきた羊皮紙は越境許可証を申請するための物なのだ」

「越境許可証?」

「ああ【集合都市テラ】あらゆる種族の垣根を越えた、テラ様が世界の平和を願って作った理想の国だ。君にはこれからそこへ行くためのテストを受けてもらう」

「その許可証を貰うためのテストってことか、俺は何をすれば?」

「本当に話が早くて助かる……ここから更に話を続けるのに一悶着することも多かったから余計にな。ま、それは良いか」


 アキラは内心いたたまれなくなっている。自分のせいではないが、ルタスはそれなりの年を取っていて、立場的にも暇なわけがない宰相という地位に居る。ヒューマンのプレイヤーが毎度宰相にこのような負担を強いて、政務に影響が出ないわけがないのだ。そのことをアキラは内心謝罪とエールを送りながら、聞き逃さないよう続きを傾聴した。


「君にはいにしえの地【氷城】の最奥へと向かって貰う。これがショートカット用の入場媒体、転移球てんいきゅうだ」


 ルタスが言い終えると同時に侍女がアキラへと転移球を譲渡する。雪のような模様が描かれた玉を、アキラは一通り見るとバッグに収めた。


(またワクワクする名前だな、それにあの玉ってダンジョンのショートカットに使ったあれか? 転移球って言うのか)

「使い方はわかるな?」

「勿論」

「それならばよい、ギルドにロット依頼【氷城探索】があるからそれを受け、無事達成すればギルドで越境許可証を発行して貰える筈だ。そうすれば越冬隧道サハニエンテへ入場出来るだろう」

「越冬隧道サハニエンテって?」


 アキラは聞いたことも無いダンジョンへなぜか行くことを前提にして話すルタスに疑問を呈した。


「予想は付くと思うが、ダンジョンだ」

「やっぱり?」

「うむ、集合都市テラは特別な場所に存在していてな、住人以外は限られた……主に実力のある者以外は行けない場所にある。集合都市テラへ行くためには越冬隧道サハニエンテを自身の足で一度でも超えなければならんのだ」

「そのサハニエンテって所に行くために氷城に行かなくちゃならないのか」

「パーティで行けば殆ど危険は無い」

「わかった」


『ピッ♪』



【氷城の主】

氷城の最奥に鎮座する【氷の王子物語】を手に入れよう!

※【氷の王子物語】を破棄した場合、再度氷城の最奥に行くことで再び入手出来ます。



 アキラが返事をするのと同時に特徴的な電子音が鳴る。半透明のウィンドウが表示される前に表示される箇所へと視線を合わせてしまう。


「大丈夫かね?」

「あ、ああ大丈夫」


 そんな仕草がルタスの目に止まった。他の人から見れば真面目に話を聞いていない風に捉えられても仕方が無いことに、アキラは気づいて誤魔化すように話を続ける。


「えっと……話すことはこれで全部?」

「ああ、儂からは以上だ」

「んじゃさっさと済ますか、氷城でやること終わったらこっちに戻っても?」

「いや、ここを出れば後は好きにやってくれて構わん。ただギルドでは王城からの依頼もあるでな、受けられるならそれをこなすがいい。依頼によっては王城に呼ぶこともあるがな」


 待合室で他のメンバーが居た理由に合点がいき、小さな疑問が解決した所でアキラはルタスに招かれた応接室を後にする。


「それじゃまた今度会うかもわかんないけど、そん時はよろしく」

「指名依頼される程度に知名度を上げれば会うこともあるだろうて」


 その言葉を最後にルタスとの会話を終えたアキラはバトラーに案内されて王城の外へと向かう。




 最初に王城へと乗り付けた車に到着すると、バトラーが一枚のカードを取り出してアキラに差し出した。


「アキラ様、こちらを」


 そう言って手渡してきたのは両面黒一色のカードだった。プレイヤー組と違ってそのカードには当然と言っていいのか、どんぐりは描かれてはいない。


「これは?」

「報酬で仰っていたカジノへの紹介状です。このカードがあればカジノへの入退場はご自由に出来ます」

「これが……」

「入退場にはこのカードが必要になります。そして、カジノ内で使用するポイントのやり取りは全てこのカードで賄いますのでホームカードと混同されないようご注意を」

「なるほど、助かったよ」

「ではギルド前までお送り致します」

「至れり尽くせりでなんか申し訳ないな」

「いえいえ」


 宰相のルタスがアキラに告げた内容はバトラーも耳にしていた。次の目的地をギルドに固定するのも当然だが、バトラーは万が一を考え、アキラがドローネ家に行く選択肢を削ぐ意味でもこの提案をしていたのだが、アキラからすれば手間を省いてくれるバトラーには感謝しか出てこない。






 一方その頃、ホームへと戻って来ないアキラに対して業を煮やしたメラニーは……憤っていた。


「モー! モー!」

「…フンス」


 あまり感情を表に出さないナシロも憤っている。その二匹に乗っかられている女性は言い辛そうに話しかける。


「あの……言われるがままにお面を取ったのはいいのですが、どうしてナシロとメラニーは私の頭の上に居るんですか?」

「…フンス」

「ヌッ!」


 困惑した声で翠火が尋ねるが、ナシロは怒ったまま答えない。状態的には翠火に怒っているわけではないのはわかるのだが、お面を取った理由すらも教えてもらえないままなので気をつけながら翠火は話しかけるが、返事は期待出来そうになかった。


「翠火の素顔久しぶりに見たけど、やっぱり綺麗ね」


 華が翠火の顔を見ながらやってくる。


「そう言われても返事に困るだけなのであまり煽てないでください。本当はお面を取るつもりも無かったんですから」


 翠火は困ったように形の整った眉を曲げて苦笑いでそう返す。


「フフ、ナシロ君とメラニー君には頭が上がらない?」

「上がらないどころか、乗っちゃってる位です」

「それもそうね」

『ナァ』

「どうしたんですか?」


 ナシロの鳴き声に翠火が反応するが、頭の上に居るのでどうなっているかが見えない。ただ、憤っていた時の鼻息を感じなくなっただけだ。


「…キツネの頭……慣れた」

「ナレタ?」

『ナァ』

「ヨカッタ! ヤッター!」


 ナシロの上に居たメラニーはその一鳴きを聞くと、小さな足でステップを踏み始める。位置的に華しか見えないが、その華はだらしない顔でメラニーを見ていた。さぞ癒やされていることだろう。


「まさかナシロは私の頭が落ち着かなくて怒っていたのですか?」

「…うむ」

「ではメラニーはどうして?」

「…さぁー」

「ナシロ、キゲンワルイ! メラニーモ!」

「そ、そうですか」


 メラニーはナシロの機嫌が悪いから自分の機嫌も悪くなったと言いたいようで、理由を察した翠火は真面目に考えるのを止めた。頭に乗っているのは信頼の証として受け取り、お面を取らせた理由を聞く。


「…ん……邪魔…だったから」

「そんな理由で?」

「…え」


 ナシロの顔は見えなくても、意外そうな返事を聞いた翠火は私が悪いのかな? と首を傾げそうになるが、頭の上に乗ったナシロの重心がズレたせいで慌てて体勢を立て直す。ナシロはバランスを取ったりしなければ慌てもしないので、翠火が気を使う羽目になっていた。


「んー、にしてもナシロ君はどうして翠火の頭に乗ったの?」

「…だって……あの仮面…帰ってくる……遅い」

「仮面って……」


 アキラはナシロとメラニーにそれ程間を開けないと言ってからホームを出た。そして本来の予定では昨日の時点でホームに帰宅している予定だったのだが、クロエの家で歓待を受けて一泊してしまい、流れでクエストまで始めてしまったので帰るタイミングを逸してしまっている。


「ナシロ、スネナイ!」

「…あい」


 ナシロの奇行が目立ったのは単に拗ねていただけだとわかり、翠火も華もそのやり取りにほっこりとしていた。






「おい、翠火さんお面取ってるぞ」

「マジか? って、猫が邪魔で顔が良く見えねぇなー……あの猫なんであんな垂れ気味で落ちな……まぁいっか、この世界の動物は不思議で一杯だからな~」


 時間も正午前なため、人気がまばらなせいもあって遠目に翠火達が目に入る。その光景をワービーストの男性が覗き込んで諦め、話を振ったエルフの男性が「違いない」と笑う。一杯やるには日が高いが、疲れた顔をした彼らは酒を片手に翠火達をさかなにしていた。


「なぁ……あの噂、本当なのかな?」


 すると、一息置いてエルフがワービーストに問いかける。


「あの噂って、なんだっけ」

「おいおい、酔うにはちょっと早いんじゃないか? ……あぁ、お前にこの話するの初めてだった」

「んだよーお前こそ酔うには早いじゃん! ま、徹夜明けに飲んでるんだから仕方ねーべ」

「だな」


 酒の入った木製ジョッキを傾け、仕切り直したエルフは話を続ける。


「あれだよ、翠火さんがアイドルの清白すずしろ みやびって噂だよ」

「……誰それ?」

「おまっテレビ見ないのかよ」

「パソコンあったらテレビ見る暇なくね?」

「それも……一理あるな、まぁいっか人それぞれだし」

「そーそー、細かいことはいいって」


 ワービーストも気分が良くなったのか、酒のおかわりをリスに頼んで注がせる。ホームの給仕をするリスに疑問を持つ者は既に居ない。


「で、翠火さんがアイドルってどこ情報よ?」

「俺も聞いた話だからなんとも言えないんだけどさ、あの人がお面を被る前って凄い話題になったらしいのよ」

「ほぉ?」

「たださ、あまりにも騒ぐ奴が多すぎてそれから翠火さんはお面を被るようになったらしいんだよな。一部の奴がニュースで【今日のお面美女】ってタイトルで活動してるのも名前を出さないだけで、実質写真集みたいなもんらしい。現に写真集だし」

「ほぇ~よく許可したな?」

「取ってるわけ無いだろ? この世界に警察とか居ないからやりたい放題だし盗撮程度の罪じゃ【罪都】行きにはならないらしいし、名前とか出さないだけ良心的だと思うぞ」

「……いや良心的のライン引きおかしいだろ」

「あ、やっぱり?」


 ワービーストが尤もなツッコミをし、エルフも笑いながらジョッキの残りを呷る。


「でも、よく犯罪とか起こらないよな?」

「あの人強いからな」

「あ、そういやそうだった」

「そんでもって普通にPTの協調性とプレイヤースキル高いし、物腰も丁寧でテレビで見るようなのとは印象全然違うから、一部の熱心な奴以外はアイドル説が消えたんだよな」

「じゃ違うんじゃね?」

「かもしんないけどさ、お面外してるの見たら思い出しちゃってさ」

「そっか、アイドルねー……この世界に居る娘も十分レベル高いから今はなんとも思わないな」

「それには同意だわ、そんな理由も合わさって噂も沈静化しのたのかもな」


 ワービーストがまだおかわりしたばかりの酒を一気に呷り、エルフに言う。


「ほら、夜はピリピリして美味く酒も飲めないんだから、夜中に備えてもう寝ようぜ」

「あ、自分だけずるい!」

「おかわりしない方が悪いんだよ」

「……それもそっか、早く俺らも【エゴ】にしたいもんな、ここまでにしとくか」


 エルフが空になったジョッキの底を揺れた視界で眺めながら自身の限界を悟ったのか、気を取り直してワービーストの後を追いかける。

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