第25話 The ball knocked me out !

 キッチンを覗くと母が食卓で茶を啜っていた。病院へ行く前とは違ってずいぶんと落ち着いている。

「あれ、店番は誰が?」

 香夏子は店のほうへ視線を向けながら母に問いかける。

「お兄ちゃんが帰って来ている」

「そうなんだ」

 ひと言くらい声を掛けてやるかと思い、店先へ顔を出すと、香夏子の兄は「おう」と低い声で反応した。

「茜さん、大丈夫そう?」

「まぁ、今のところは落ち着いてる」

 兄は広げていた車の雑誌に目を戻して面倒そうな声を出した。

「後で私も行って来るね」

「おう」

 兄妹の会話はいつも短い。今日はよく喋ったほうだと思いながらキッチンへ取って返した。

 食卓テーブルを挟んで母の向かい側に座ると、母はまずどら焼きを勧めてきた。

「これ、横井さんの新しいどら焼き」

 この辺りでは横井の和菓子屋を「横井さん」と呼ぶ。香夏子の実家のクリーニング店も「澤田さん」と呼ばれ、屋号の「サワダドライクリーニング」を口にする人はほとんどいない。

「へぇ。そういえばお昼前に横井くんがウチに来ていたんだよ」

 香夏子は早速どら焼きを頬張りながら、店番をしていた午前中に起こった出来事を簡単に話した。母は最初驚いた様子だったが、香夏子が毎週戻ってくるとわかると嬉しそうな笑顔になる。そして静かに昨晩のことを話し始めた。

「竹本さんが辞めた後、『体調がいいから大丈夫』と言うから茜さんに店のほうまで手伝ってもらっていたの。先週の健診でも順調で何の問題もなかったから、私もすっかり油断していて……でもきっと疲れがたまっていたのね。昨日の夕飯後『お腹が痛い』って言ったときはもう顔が真っ蒼で、本当に産まれちゃうんじゃないかって思った……」

「え、でも陣痛じゃなかったんでしょ?」

 香夏子には陣痛など未知のものだが、経験者の母なら見ればそれが陣痛かどうかくらいわかるのではないかと思う。

「そうだけど……わからないもの」

「お母さんでもわかんないの?」

「そりゃそうよ。自分の身体じゃないし。あんな意識も途切れるほどの腹痛となると陣痛じゃないかって普通思うわよ」

 義姉が苦悶に顔を歪めている姿を想像して香夏子は下を向いた。おそらく同居している嫁という身分は香夏子の想像以上に気苦労があるのだろうと思う。ここは香夏子にとっては実家で何の気兼ねもない場所だが、嫁という立場の茜にしてみれば戦場に近いのではないか。

(もし、私が……)

 香夏子は一瞬だけ茜の立場に自分を置き換えてみた。が、慌ててその考えをかき消す。

(待て待て。……今、何を想像した!?)

「でも本当に落ち着いてよかったわ。もし何かあったら、私、茜さんのご両親になんてお詫びしたらいいのか……」

 内心ヒヤリとしている香夏子のことなどおかまいなしに、母は感極まって涙を浮かべている。たぶん母も姑としてのふるまいに難しさを感じているのだろう。普段気弱なところなどほとんど見せない人がこうも意気消沈していると、さすがに香夏子も家のことを手伝わなくてはならないと思った。

「それで店のほうはバイトで来てくれる人とか探してるの?」

「まだよ。あれもこれも一度に重なっちゃって、それどころじゃないもの。香夏子、少しの間、仕事休んでウチの手伝いしてもらえない?」

 そうする他ないだろうと思い、香夏子は大きく頷いた。

「うん。秀司に言ってみる。たぶん大丈夫だと思う」

「秀司くんにまで迷惑かけちゃうわね」

 母はため息をついて肩を落とした。かなり疲れているようだ。

「そんなの気にしないで。それよりお母さん、ちょっと休んだら? ほとんど寝てないんじゃない?」

「私は大丈夫よ。もう一つ食べて元気出そう」

 おどけた風に言いながら母はどら焼きに手をのばした。香夏子もつられて包みを手に取る。

 このどら焼きはとても美味しい。外側の生地はやわらかく、中には甘さ控えめの餡が入っているが、今まで食べたどのどら焼きよりも豆がぎっしりと詰まっている。

「これ、すごく美味しいね」

「豆は農家から直接買ってるらしいわよ。すごく好評だけど大量生産できないから、毎日数量限定で本店のみの取り扱いなんだって。午前中に行かないと売り切れよ」

「へぇ、横井くんもやるな」

(そうだ、お土産に買っていこう)

 香夏子の脳裏に秀司と教授の顔が浮かんだ。特に教授には喜んでもらえそうな気がする。その思いつきに満足して最後のひと切れを口に入れた。

 奥の部屋のドアが開く音がして、昼寝から目覚めた甥と姪が飛び出してきた。立ち上がった母はもう祖母の顔つきになっている。香夏子もまとわりついてくるマサルとユイの頭を交互に撫でながら、秀司にどうやって報告しようかとぼんやり考え始めた。



 マサルとユイがおやつを食べておとなしくしている隙に、香夏子は茜を見舞いに家を出た。歩きながらケータイを取り出して秀司に電話する。すぐに繋がって「もしもし」という低い声が聞こえてきた。

「あのね、しばらく仕事休ませてほしいの」

 単刀直入に言った。

「どうした?」

 少し心配そうな声だった。それを聞いて、突然、今朝の湊の言葉を思い出した。

「あ、そういえば昨日はごめん」

「わけがわからん。順番に話せ」

 聞き慣れた秀司の声がなんだか懐かしかった。頭の中を整理し、実家の事情を話してとりあえず一週間ほど休みたいと伝えると、秀司は快く承諾してくれた。

 それから、と香夏子が話題を変えようと思ったところで、それを制するように秀司が先んじた。

「湊のことなら気にしなくていい。謝る必要もない」

「でも今朝、湊から電話が来て、すごい剣幕だったから」

 この言い方は言い訳めいている、と思いながら香夏子は口ごもる。

「湊は……少し危ないな」

「ん?」

 秀司にしては珍しくはっきりしない物言いだった。聞き返すが、一瞬、間が空く。

「精神的に不安定だから、放っておくと危ない」

「うん……」

「聞いたのか?」

 それが湊の好きな人のことを指すのだと察して「うん」と返事をした。

「結婚するらしいな」

「え!? ……誰が?」

「湊の幼馴染が、自分の勤めている弁護士事務所の所長の娘と。招待状を渡されたらしい。それでおかしくなった」

(弁護士なんだ)

 秀司はおそらくずっと前から湊の幼馴染のことを知っていたのだろう。話す口振りからそんな気がした。

「私、湊に幼馴染がいるなんて昨日初めて知ったよ」

「そうか。カナには絶対言うなと言われていた」

「どうして?」

「俺はソイツに会ったことがある」

 秀司の言葉に香夏子は一瞬息を呑んだ。

 そして次の言葉で頭の中が真っ白になった。

「お前の好きな男に似てるんだ」

 気がつくと、香夏子は道端で茫然と突っ立っていた。

「……はい?」

 秀司は少し苛立った声を出す。

「綺麗な顔の男だよ。中味はどうだか知らんが」

 急に香夏子は昨晩の湊の言葉を思い出した。

『でも最近思うの。やっぱり聖夜くんはやめておいたほうがいいんじゃないかって』

『だって香夏子のことが大事だったら、いなくなったりしないでしょ、普通。しかも秀司がいるのに、聖夜くんって何考えてるの?』

『聖夜くんが香夏子を幸せにしてくれるとは思えない』

(湊……)

 それであんなにむきになっていたのか、と香夏子は今になって納得した。

 ふと高校時代のことを思い出した。香夏子が秀司に別れを告げた後、二人は付き合っていたはずだ。

「でも秀司と湊は付き合ってたよね?」

「正確に言えば、あれは違う」

「はぁ!?」

「湊とはそういう関係になったことはない」

「……何、それ?」

 確かに湊は「秀司と私はそういうんじゃない」とか「香夏子を好きな秀司が好き」だとか、香夏子にとってはまったく理解不能な発言を繰り返していた。

(もしかして、本当に付き合ってなかった……ってこと!?)

「じゃあ、なんなの?」

 妙な沈黙がケータイを介して香夏子と秀司の間に割り込んできた。

「俺が言えるのは、湊と俺は友達だということだけだ」

 香夏子は歩き出しながら、ごちゃごちゃになった頭の中を整理しようと試みたが、逆に混乱して手のつけようがなくなり、終いに考えることを放棄した。

「よくわかんないけど、まぁいいや」

「カナの口癖だな」

 秀司が鼻で笑う。香夏子も思わず笑っていた。

 通話を終えると香夏子はケータイをバッグにしまい、ようやく一つの結論を導き出した。

(湊も秀司もお互いを大切に思っていて、私も二人を大切に思っている)

 そう思うと何も難しいことはないのだという気持ちになってきた。それが恋かどうかなど、どうでもいい。むしろ恋だとか愛だとか余計なことを考えるからわけがわからなくなるのだと思う。

 大切に思う人を大切にすること。

 会いたいと思う人に会いに行くこと。

 香夏子は自分の大切な人たちの顔を次々と思い浮かべた。どの人も香夏子の記憶の中では笑顔だった。

 そして、一番最後に聖夜の顔を思い出した。たくさんの場面がよみがえっては消える。以前は少年だった頃の繊細で美しい聖夜の顔立ちが強い印象として記憶にあったのに、今の香夏子にはその青さや脆さの欠片も残していない成熟した男らしい聖夜の姿しか見えない。だが、もっと詳細に思い出そうとすればするほど、その努力もむなしく聖夜の像は曖昧になり、そこはかとなく心細い気持ちになった。

 香夏子には自分の中に湧き上がってくる感情を意識的に押しとどめようとした。それが大切な人を大切にする唯一の方法なのだと思う。

 何も難しいことはないのだ、と香夏子は病院へたどり着くまでの道すがら、そう何度も自分に言い聞かせた。


 病室の大きな引き戸をゆっくりと開けておそるおそる中を覗き込むと、普段より青白い顔をした義姉が笑顔を見せて少し上半身を起こした。大きく膨らんだ腹部と点滴装置を気遣い、一旦身体を横にして、それからよいしょと起き上がる。香夏子は慌てて声を掛けた。

「寝たままで! 起き上がらなくてもいいよ」

「いやいや、ずっと同じ姿勢で寝てても腰が痛くなるからさ」

 茜は明るい声でそう言うと足元のクッションに手を伸ばした。香夏子はそれを手に取ると茜に渡す。茜は壁際にそのクッションを立て掛けると、ベッドに横座りになり尻でじりじりと後退りしてクッションに背を預けた。

「気分はどう?」

 傍らの椅子に腰を下ろして、改めて茜と向かい合う。照れくさそうな笑みを浮かべた義姉は「おかげさまで」と言うと、急に困ったような顔になった。

「ごめんね、香夏子ちゃんにまで迷惑掛けちゃって」

「何が? 迷惑だなんて誰も思ってないよ。今は自分の身体と赤ちゃんのことを大事にしてね」

「ありがとう」

「それに私はずっと家のことを手伝わないで好き勝手してきたから、これは親孝行のいい機会だなって思っているの」

 茜はそんなことはないというように目を細めて微笑んだ。それから急に思い出したように言った。

「そういえば、あのポストカードの差出人って聖夜くんでしょ?」

 何か言おうと思って口を開いたが、肝心の言葉が出て来ず、だらしなく半開きのまま固まる。茜は香夏子の様子を見てクスクスと笑い出した。

「……もしかして、みんな知ってる?」

「うん。バレバレ」

「お父さんも?」

「聞いてないフリしてたけど、知ってるよ」

 実家に戻ってすぐの父との短いやり取りを思い出してみるが、特に不自然なところはなかったように思う。だが、父が自分をどんなふうに見ていたのかと思うと穴を掘って埋まってしまいたい気分になった。

 そんな香夏子をニヤニヤと眺めていた茜がおもむろに言った。

「私だったらロンドンでもどこでも追いかけて行っちゃうな」

「……って、ウチのお兄ちゃんを?」

「勿論。私が聖夜くんを追いかけて行ったらヤバいでしょ。しかも妊婦! ……いや、待てよ。ネタとしてはかなり面白いな」

 ちょっとちょっと、と嗜めつつ、これが昨晩歩けないほどの腹痛で倒れた人なのだろうかと香夏子は自分の目を疑った。

「香夏子ちゃん、いいんだよ。私ならすぐ退院するし」

 今度は真面目な顔で言う茜に香夏子は首を横に振って見せた。

「よくないよ。それに……」

 目を伏せて、それからゆっくり開いた。

「私はどこにも行かないよ」

 途端に茜の表情が翳った。予想通りだったので香夏子は嬉しくなる。

「香夏子ちゃん、なんか変わったね」

「そうかな?」

「前はちょっとふわふわした危なっかしいところがあって、そこが守ってあげたいって男に思わせる部分なんだと思ってたけど、今日の香夏子ちゃんはなんだか一味違うわ」

 特別な何かが起こったわけではないが、茜は香夏子の微妙な心境の変化を見て取ったのだろう。だが茜は「でも」と続けた。

「一生に一度くらいは、何もかも放り出して好きな人の胸に飛び込んでみたいじゃない?」

 青白い顔なのに瞳だけキラキラと輝かせて、恋に憧れる乙女のようなことを真顔で言う義姉を、香夏子は呆気に取られて茫然と見やった。

(この人……本気で言ってる?)

 香夏子は茜の真意を測りかねて、引きつった顔で少し首を捻る。

「香夏子ちゃんにもきっとそのときが来るわよ。そのときは迷っちゃダメ。絶対にそのときを逃しちゃダメよ」

「そのとき?」

 黙って茜は頷く。

「茜さんにもそんな経験あるの?」

 香夏子の言葉を聞いて、茜はまたニヤニヤと笑い始めた。それから愛しげに腹部の丸い膨らみを優しく撫でる。

「だから、今こうしてるのよ」

 不意に目頭が熱くなった。

 茜が自分の義姉になってくれて本当によかったと思う。兄と義姉が羨ましく、そして同時に誇らしく思った。

(もし、本当にそんなときが自分にも訪れたら……)

 香夏子は立ち上がって茜の腹部におずおずと手を添えた。柔らかくて弾力のある不思議な感触だ。どのようにすればいいのだろうか、と思い少しだけ手のひらを動かしたそのとき――

(あっ……!)

 ゴツッと骨ばったものが香夏子の手のひらを力強く蹴り飛ばした。

「今、わかった?」

「うん! 動いた」

 全身にこれまで感じたことのない感動と興奮が駆け巡った。これが何千年と繰り返されてきた人間の営みなのだ。新しい命が母胎で育まれて、そしてこの世に誕生する。香夏子も目の前の茜も、いやこの世に生きるすべての人がそうして生を得たのだ。

 その当たり前の事実に香夏子は感動し、興奮し、圧倒されていた。

 自分の悩みなどまるで塵のようなものだと思う。

 同時に香夏子の身体に底知れぬ力がみなぎってきて、突然、この世の何もかもを肯定してしまいたい衝動にかられた。


 就寝前、香夏子は役所の生涯学習担当が置いていった履歴書と向き合っていた。無駄にたくさん取得している資格の正式名称がわからず、その欄だけ未記入のままペンを置いた。

 バッグを手繰り寄せて中からポストカードを取り出す。青い空の写真を眺めながら、聖夜と最後に過ごした時間のことを思い返した。


『カナは俺のことを好きだと言ってくれたけど、俺を信じてはいないってことは何となく感じてた。そして、これって何だろうってずっと考えてたよ』

(……あの一万円で、私は聖夜から逃げようとしたんだ)

『本気で俺から逃げられるとでも思った?』

(……無理だってことがよくわかった。けど……?)

『だけど香夏子を秀司には渡したくない』

(やっぱりよくわからない)

『日本一だか世界一だか知らないけど、電話番とか秀司の秘書とか、カナに向いてない』

『向いてないし、秀司のところにいるって考えただけでもイライラする』

(……ん?)

 香夏子は座卓に頬杖をついた。

(この妙な違和感は何だろう?)

 ポストカードを裏返し、そこに書かれた文字を何度も目で追った。

 ――今、何してる?

 急に笑いがこみあげてきた。最初にこのポストカードを見たときとは違う、じわじわと胸にこみ上げてくるおかしさだ。

 そして笑いながら泣いた。

 聖夜に今すぐ会いたい。

 でも今はまだダメだ。

 香夏子は昂る気持ちを抑えながら布団に潜り込んだ。

 興奮したまま眠りについたのがいけなかったのか、浅い眠りの中でとてもリアルな夢を見た。

 学校のグラウンドでソフトボールの練習をしている。中学校の球技大会に向けて放課後も居残り練習をしたことがあった。たぶんそのときのことだ、と香夏子は不思議にも夢の中で認識していた。

 西日の強烈なオレンジ色がグラウンドを支配する。そこに秀司がやって来た。チームは男女別だったので、誰かが秀司にコーチを頼んだのだろう。

(そういえば秀司は野球が得意だったな……)

 その後ろに聖夜の姿が見えた。香夏子は意外に思ったが、聖夜はただの付き添いのようだ。ノックをするためにバットを握った秀司の後方に突っ立っている。

 香夏子はライトの守備についていた。秀司が香夏子にもっと前に出るように指示する。ソフトボールは苦手だ、とため息を吐きながらとぼとぼと前に出て、仕方なくグローブを構えた。

 カーン、と聞きなれない音がして白球は空へ向かって上昇していった。目に燃えるような夕陽が飛び込んできて香夏子は棒立ちになる。

「カナ、危ないから避けろ!」

 秀司の怒鳴り声が遠くに聞こえた。

 あっ、と思ったときにはもう遅かった。白い物体が一瞬見えたかと思うと、香夏子の額は強烈な痛みに襲われ、視界は暗転した。

(球が……降ってきた!?)

 額を押さえながら香夏子は起き上がる。

 そして夢で最後に見た光景を思い出してゾッとした。

 秀司の背後で、聖夜がこっちを見て一瞬笑った気がする。だから避けられなかったのだ。

(なんなの、一体!?)

 香夏子は頭を掻いた。

 何の作用でこんな夢を見たのか、と首をひねり、また寝そべって布団を被る。

(もう痛い夢は見ませんように)

 頭の中はごちゃごちゃだったが、ただそれだけを祈る。その香夏子の願いはすぐに叶い、今度は深い眠りへと堕ちていった。

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