第3話沙耶をたずねて

遥が言うには、どうやら沙耶はイジメが原因で学校を休んでいるらしい。恭也は、遥に沙耶を呼び出すように頼んで待ち合わせ場所に向かった。

沙耶は、嬉しさでいっぱいだった。それは、遥から「恭也くんが、沙耶ちゃんにお願いがあるみたい。わたしに、連絡とってほしいっていってきて、、。家の住所も教えちゃったんだけど、大丈夫だよね?もう、向かってるから5分くらいで着くと思うから会ってあげてね。」というメールがきたからだ。沙耶は、何か良からぬ妄想をしてしまいカラダが暑くなり顔も真っ赤になってしまった。ちょうどその時に、ピンポ〜ン!チャイムがなった。沙耶は、このまま出ても大丈夫だろうか?と悩んだが、帰ってしまわれるのがイヤで扉を開いた。「ちょっと話がある。今、イイか?」と恭也が矢継ぎ早に聞いてきた。沙耶は、「中に入って」と恭也を自室に案内した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る