第2話 4月:始まり

俺はあの日から毎日遥と一緒に通学するようになった

朝は遥と同じ電車に乗り、帰りも同じ電車

淀川の河川敷でベラベラ話したり...キスもするようになった

これを毎日続けている

そして高校生になって初の土曜日

俺と遥は初デートとして伊勢神宮に居る

俺遥「おぉ〜...」

鳥居の向こうにある橋

CMで見たのと同じ光景

俺「CMで見た通りやなぁ...」

遥「やなぁ...」

橋を渡って内宮さんに行く

俺「おぉ...」

遥「こ、これが...」

俺遥「内宮さん...」

まさにCMで見た通りだ

凄い

生で見るとなんだか凄いな...

そして礼をして内宮さんに入る

5円玉を入れて2回礼をする

そしてパンパンと手を2回たたいて祈る

俺「どうか遥とこれからも末永く幸せで居れますように...」

遥「どうか駿太君と一緒にこの先も居れますように...」

そして深く礼をして最後に内宮さんに礼をして出る

俺遥「...フフッ」

お互い笑い合う

何を祈ったかはお互い秘密

そしておかげ横丁に行って松阪牛のハムを使ったラーメンを食べていた

俺遥「(...美味い!)」

おお...これが松阪牛...

癖になりそうやな...

すぐに食い終わって店を出る

そしてお土産を買ってバスに乗って宇治山田駅で伊勢志摩ライナーに乗る

俺「こっからどなえする?」

遥「この後...そうやなぁ...」

時刻を調べると鶴橋には約16時30分に着く

まだ帰るにしては早い

すると遥が顔を赤くしながら俺に言う

遥「家...来うへん?」

俺「え、えぇ!?は、遥ん家にぃ!?」

遥「うん...い、嫌...?」

俺「いや...そうやなくて...いいの?」

遥「安心して、親は夜勤で両方居らんから」

俺「えぇっ、う、うーん...」

どなえしよ...ここは行くべきなのか...?

ま、まぁ...女の子の家に入った事ないから...ちょっとだけいっか

何もせんかったら大丈夫だし

俺「ま、まぁ...行くわ」

遥「ほんま?やった〜」

そうして遥の家に行くことになった


...2時間後

俺「お、お邪魔しま〜す...」

遥の家に入る

綺麗だ

本当に綺麗だ

遥「こ、ここで待っとって」

俺「はいよ」

遥が部屋に戻る

恐らく自分の部屋っぽいな

そしてすぐに出てきた

遥「お待たせ」

部屋着に着替え...ん!?

わ、ワニの部屋着!?

頭はワニのフード、背中にはヒレ、尻尾まである

遥「あ、お茶入れるわ」

俺「お、おう...(すげぇ...俺に見られるの平気なんや...)」

そしてコップに麦茶を入れて持って来た

遥「男家に入れたん...駿太君が初めてやわ」

俺「え、俺がお初なんや」

遥「あ、あのさ、部活...どこ入る?」

俺「あ〜そう言えばまだ決めてなかったな...」

まだどの部活に入るか決めていなかった

かと言って運動部はなぁ...

遥「私はな、廃墟探検部っていう部活に入ろっかな〜って思ってるんよ」

俺「廃墟探検部?」

遥「そそ」

廃墟探検部...

肝試し的なやつか?

俺「それって...大阪とか関西の廃墟を探検すんの?」

遥「うん、廃墟もそうやし心霊スポットとか探検するねん。私こういうのめっちゃ好きやねん!」

俺「ほう...」

廃墟...おもろそうやな...

お化けとか見たことないからめっちゃ見てみたいな

俺「俺もそれにするわ」

遥「ほんまに!?やった!」

物凄く嬉しそうな遥

ワニのフードを揺らしながら喜ぶ

遥「あ、晩御飯何がいい?」

俺「え、べ、別にええよ!?俺の家で...」

遥「えっ!?いや、でも折角家に来てくれたんやし...ご馳走はせなあかんかなって...」

遥の顔は真面目だ

そんな顔されたら断れねぇよ...

俺「あぁ...な、ならお願いしよっかな...」

遥の作る料理ってどうなんだろ

美味しそうやなぁ...

遥「何か食べたいもんある?」

俺「ん〜遥の得意なのでお願い」

遥「え、わ、私の!?...まぁ、ええよ」

そう言って冷蔵庫から色んな食材を出す

何作るんだ?

まぁ、見ずに待っておくか

ミチミチと肉を揉んでる音...?

ジュージューそれを焼く音が聞こえる

この匂い...どっかで...

そして出来上がった

俺「おぉ、餃子や」

テーブルに置かれたのは大きなお皿二枚分にびっしり張り巡らされた餃子だった

遥「うん、私の得意な料理言うたらこれやわ」

俺「ばり美味そう!頂きま〜す!」

小皿に醤油、ポン酢、ラー油を1対1対1の割合で混ぜる

それを餃子に付けて食べる

...んんっ!?

なんだ...この餃子!?

「餃子1日2百万個 餃子の 王将」でお馴染みの王将と並ぶ...いや、超えてる程の味!

美味い...美味い!めっちゃ美味い!

俺「めっちゃ美味いで!こんなんよう作れるなぁ」

遥「ばり褒めるやん」

俺「だってほんまやもん」

遥「ちょ、止めてよ...照れるやん」

俺はバクバク食っていく

手が止まんねぇ

俺「あぁ...お腹いっぱい」

遥「食いすぎや」

俺「遥が悪いねん」

遥「は!?な、何で私なん!?」

俺「遥がこんな美味いもん作るからや」

遥「...あ、ありがとう」

俺「どういたしまして」

そして片付けをする

時刻は19時

...待て

どうしよこっから

帰るしかあれへんのか...?

でもなんかこの時間に帰るって...

俺「な、なぁ...そ、そろそろ...」

遥「えっ...!?」

俺「えっ?」

遥は少し残念そうな顔をする

遥「か、帰るん...?」

俺「え...い...いや...」

少し沈黙が続く

遥「そ、その...今日は一緒に居って...くれへん...?」

ええっ!?

ま、まじか...

ど、どなえしよ...

今日は遥の親も居らんし...

少し沈黙が続いた

遥「や、やっぱ...ええよ!駿太君の都合もあるし...い、いきなり無理やんな...!ご、ごめん、今のは...忘れて...」

遥は笑う

しかしその笑から悲しみが見えたような気がした

俺「いや...このまま居る」

遥「えっ!?い、いや、そんな無理せんでもええんや」

俺「無理なんかしてへんよ」

遥「...え、ええの?」

俺はニコッと笑って遥の頭を撫でる

俺「うん、ええよ」

遥「あ、ありがとう...」

今日は遥の家に泊まることになった

俺は急いで家に着替えを取りに行く

妹にめっちゃ迫られた

「誰の家泊まりに行くん?」「女?男?」とか...

別に誰でもええやろっ!

そして遥の家に戻る

まだ20時にもなっていない

俺と遥は中学時代の事を語り合っていた

遥「部活何しとったん?」

俺「サッカーやで」

そう、俺は中学時代サッカー部に所属していた

特にこれと言った成績を残す事は出来なかったが

遥「え、サッカーやっとったん!?」

俺「そんな驚くか?」

遥「想像出来んかったわ...私はテニス部やってん」

テニス部か

似合ってる気がする

俺「あぁ〜想像出来る」

遥「せやろ?まぁ、もうテニスしようとは思わんし何かおもろい部活無いかな〜って探してた時に廃墟探索部見つけてん」

俺「廃墟探検部...どんな部員なんやろ...」

遥「んー、まぁ表は普通みたいな人らばっかちゃう?」

俺「なんか不安やな...」

色々とべらべら喋ってると21時になった

俺「あ、お風呂どなえする?」

遥「え、あ〜まだ準備してなかったわ」

遥はピッピとボタンを押して風呂を沸かす

流石自動はええなぁ...手間省けて

そして割とすぐにアラームが鳴る

もう沸いたん!?

俺「どっち先入る?」

遥「えっ!?あ、あぁ〜そ、そうやな〜」

遥が慌ててる

何でや?

俺普通に聞いただけやねんけど...

まさか...一緒に!?

な訳...んな訳あるかいって話や

遥「そ、その...一緒に入らへん?」

俺「あったあああああーーー!?」

あった。

遥「へ?」

俺「あ、い、いや...こっちの話...って、い、一緒に!?」

俺が驚くと遥が少し怒る

遥「何かやらしいこと考えてるやろ!」

俺「は、はい!?」

遥「...鼻の下伸びてるで」

俺「なぬぅっ!?」

これは...仕方ない

想像した...俺の下心が悪い

遥「...駿太君のえっち」

俺「悪い悪い」

遥「ふふっ、まぁええよ。一緒に入ろ?」

俺「お、おう...!」


こうして遥とお風呂に入ることになった

俺は遥が身体を洗い終えてから入ることになっている

そして俺も服を脱いで風呂場に入る

もちろんタオルは巻く

普段は巻かないが

遥「うおっ!」

俺「ど、どした?」

遥「身体...ゴツイな」

俺「そ、そう?」

あ、そう言えば遥に上半身裸見せたことなかったんだ

サッカーやってたから鍛えてたからガタイはいい...方だと思う

遥「あ、シャンプーとか使ってもらってええよ〜」

俺「ありがと」

そして頭、身体を洗う...ん?

するとじーっと遥が俺の下の方を見ている

俺がピタッと背中を洗うのを止める

すると遥が「ひっ!?」と慌てて目を逸らす

俺は下を見る

...?特に見えてないと思うが...

まさかパンチラみたいに「チラリ」を狙っとったんか...?

敢えて何も言わんとこ...

俺「まだ出えへんの?」

遥「え、は、入ってきてええよ?」

俺「あぁ...わかった」

恐る恐る入る

割と浴槽が広いから窮屈に感じない

...

気まづい!

何この気まづさ

付き合いたてのカップルってこんなもんって言うのは知ってるけど...

まさか俺がこんな事になるとは...

それに目のやり場に困るって言うのもあるし

遥「そ、その...」

俺「ん!?」

遥「ごめんな?いきなり一緒に居ってとか言うて」

俺「いや、ええよええよ...そんな謝らんでもええよ」

遥「...私さ、寂しかったんよ」

俺「ん?」

遥が落ち込んだ顔で話す

遥「私の親さ、同じ所で働いとんねんけど4月から仕事が夜勤になってさ、家は基本私1人なんよね...せやから寂しかったんよ」

俺「あ、やから入学式の時に親が先に帰ったのも仕事が理由?」

遥「うん」

なるほどな...

俺は妹が居るから分からんけど1人って寂しいよな...

俺「まぁ、最初は親が居なくなって楽やなって思うけど長く続くと寂しいよな」

遥「うん...なんか、寂しいわ」

俺「...俺が極力一緒に居るからさ」

遥「え?」

俺「また一緒にどっか行こ?そしたら一緒に居れるやろ?」

遥「うん...ありがとう」

俺「どういたしまして」


そして風呂から上がってリビングに行く

遥が三ツ矢サイダーを注いでくれた

俺「くぅーー!!美味い」

遥「何やねんその酒飲みのおっさんみたいな反応」

俺「風呂上がりに最適やわ」

遥「まだ22時かぁ」

俺「寝る?」

遥「全く眠ない」

俺「俺も」

何をしようか考えたが何も思い浮かばない

遥「とりあえず...部屋来る?」

俺「う、うん」

俺は遥の部屋に行く

...綺麗

普通に綺麗

そして遥が俺をベッドに誘う

あぁ...枕が柔らかくて気持ちいい

遥「人生で初めてやわ男子と寝るん」

俺「またお初貰っちゃった」

とりあえず眠くなるまでベラベラ喋る

俺「―それで俺の学年の先生皆一斉に泣き始めてさ」

遥「ハハハ!何やそれ伝説やん!」

俺「せやろ!?ほんま訳分からんかったわ」

遥「私の中学特にそんなん無かったなぁ」

俺「まっだまだあんで?」

遥「えっ!?教えて教えて!」

俺「中3の時にな―」

よかった

遥めっちゃ笑ってる

心の底から笑ってくれてる

俺「こないだ樟葉でさ、海外の人に「京橋ってどの電車乗ればいいんですか?」って聞かれてこっちですって言うたら笑顔で出町柳行きの特急乗って行ってん」

遥「ハハハハっ!!バリおもろいやん!」

俺「まぁ...無事を願っています」

遥「あ〜こんな笑ろたん久しぶりやわ」

俺「へへん!あ、ケータイ充電いい?」

遥「あぁ、ええよ」

俺は起き上がってスマホの充電をする

そしてベッドに戻る

俺「なぁ、遥」

遥「ん?」

俺「明日どないする?」

遥「ん〜...分からんから明日決めよ?」

俺「せやな」

遥「...駿太君」

俺「んっ!?」

突然キスして来た

遥「フフッ、おやすみ」

俺「フッ...おやすみ」

こうして俺と遥は眠りに入った


そして月曜日

日曜日は遥の故郷である嵐山に行った

八ツ橋にハマってしまった...あぁ、また今度食いに行こ

この日も遥と同じ電車に乗って学校に行く

そして放課後になって入部届けを担任に提出する

実は廃墟探索部は担任が顧問だ

俺と遥は担任と一緒に部室に行く

小さい倉庫のような部屋だ

俺遥「失礼します」

中に入るとかなりの人が居る

パッと見15人くらい

ちなみに担任の名前は浅香利也あさかとしやと言う

浅香先生「えっと、うちのクラスの子が体験入部します」

俺と遥は自己紹介する

割とみんな普通...っぽいな

よかった...

浅香先生「で、この人が部長の千船拓ちぶねたくって言うんだ」

千船「どうも、廃墟探索部部長の千船と申します...宜しくお願いします」

俺遥「はい、お願いします」

なんだろう...変な奴だな...

って、部長に変な奴って...俺めっちゃ失礼やん!

そして活動内容、予定の話をして今日の活動は終わった

心霊スポットや廃墟に行き、そこで見たものやどういう所だったかをレポートに記録して発表コンクールに出展すると言う活動内容だ

校内での活動は学校の噂を検証する時しか無いという

俺「ふぅ...早速行くんかぁ...」

遥「ほととぎす旅館かぁ...」

俺「知ってんの?」

遥「うん。結構大阪では有名やで」

今週の金曜土曜に早速心霊スポットに行くという

基本校外での活動では私服はOKだと言う

山中渓と言う駅の近くに「ほとどきす旅館」と言う廃旅館がある

そこでは女性の霊が出るらしい

山中渓駅集合で最終電車が駅を発車してから活動が始まる

俺「ていうか入ってええの?許可とらんでええの?」

遥「あぁ、そこら辺は大丈夫らしいで」

俺「ふーん...」

それにしても...

あの部長なんか変やったな...

いや、仕草が変じゃなくて変な気がしたということだ

まぁ、えっか

そのまま遥と別れて家に帰った


そして金曜日

俺は20時まで遥と一緒に遥の家で寝ていた

真夜中眠くならないようにするためだ

そして京橋に行きラーメンを食って最終の紀州路快速に乗る

人生初の最終電車

割と空いていたため普通に座れた

遥「めっちゃ楽しみやわ」

俺「せやなぁ...」

遥「どしたん?」

俺「いやぁ、あの部長変な感じするなぁって」

遥「...やっぱり?」

俺「え?」

まじで!?

遥も感じとったん!?

遥「なんか...変な感じするなって思とってん」

俺「なんか変やんな、あの部長」

遥「うん...ま、まぁ...まだなんも分からんしさ、楽しも?」

俺「うん、せやな」

そのまま1時間と少しの間電車に乗って山中渓に向かう。


そして着く

電車から降りる

...なんやここ!?

周りに何もない

家がちょっとあるだけ

桜の名所らしいけど夜めっちゃ怖いやん

そして駅を出る

浅香先生「おぉ、こんばんわ」

部員達「こんばんわ」

俺遥「こんばんわ」

先生と部員達が改札の横に居た

部長も居た

あれ?前見た時より少ない気が...

俺「自由参加なんですか?」

浅香先生「まぁせやね、でもサボる人は居らんからメンバーに困る事は無いで」

俺遥「そうなんや...」

そしてその廃旅館に行く

...近い

ビックリするくらい近かった

そしてどこを探索するかを決める

俺と遥は初めてなので部長と一緒に班を回る事にした

まず始めに建物周辺を探索するA班

懐中電灯を付けなきゃ見えないくらい周りが暗い

班員「えっと、僕が班長の大山祐也だいせんゆうやです」

俺遥「宜しくお願いします」

そして建物の周辺をくまなく探索する

大山「このA班では、建物の周辺にある物、特徴、状況等を記録して写真で撮影したりします」

俺「へぇ...うわっ!?」

俺は川に落ちかけた

千船「あ、気を付けてください、たまに葉っぱとかで隠れて穴が空いてる所とか地盤が弱い所があるんで」

俺「し、死にかけた...」

遥「私も気い付けな...」

そして次は中の探索をするB.C班だ

班員「私がB班班長の杉本有栖すぎもとありすです」

そして旅館に入る

俺「おぉ...散らかってるなぁ...」

遥「夜やから余計に不気味やわ」

千船「ここはまだ綺麗な方ですよ」

俺「えっ!?これより汚い場所ってあるんやな...(ていうか部長やっと喋ったな...)」

杉本「私達B班はここを、C班は離れを探索しています。範囲が広い場合は二手に分かれて探索するんですよ」

周りを見ると班員たちが記録したり写真撮ったりしている

「うぅ...」

俺「...ん?」

遥「どなえしたん?」

俺「なんか...うぅ...って聞こえた」

俺の耳に女の人の声でうぅ...と聞こえた

建物の奥の方から聞こえた

千船「僕は聞こえませんでしたねぇ...」

杉本「ウチも...」

遥「私もやわ」

俺「えぇ...なんか嫌やな」

杉本「まぁ、こういうのも普通なので何かあればウチらに言うてください」

俺遥「は、はい...」

そして一通り説明を終えて俺と遥で奥の部屋を探索、記録、撮影する事になった

俺「うわぁ...荒れてるなぁ...」

遥「グッチャグチャやな」

本当に旅館やったん?と聞きたいくらいグチャグチャだ

でもまだマシな方って部長は言ってたな

にしてもあの部長、今回は普通やったな

何やったんやろ?

まぁ、いっか

そのまま撮影、記録をする

まだ探索できていない所等も夢中になって記録、撮影していると朝の6時になっていた

浅香先生「集合ー!」

先生が集合の合図を出した

そしてみんな集まって終礼をして今日の活動を終えた。


そして電車に乗って京橋駅に行く

先生がマクドを奢ってくれた

そう、毎回日を挟んで活動をすると先生が朝食を奢ってくれるのだ

俺達は礼をして食べる

あぁ...お腹が満たされる

浅香先生「どう?入る?」

俺遥「はい!入ります!」

浅香先生「よし、じゃあこれからもよろしくね」

俺遥「はい!」

部員も皆親切だったし、3年間楽しく活動できそうだと思った

こうして俺と遥は廃墟探索部に入部する事になった。

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紅い線路 祇園四条 @ASR223

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